![[リーディング]種牡馬リーディングのトップが入れ替わる!騎手部門はルメール騎手がさらに前進](https://uma-furi.com/wp-content/uploads/2026/05/202605054.jpeg)
競馬の流れは、数字で如実に表れる。好調な陣営や種牡馬を見つけ、注目するのも楽しみのひとつと言えるだろう。先週の競馬をリーディングの順位とともに振り返る。
■厩舎リーディング 宮田敬介師が週間3勝で8位タイに浮上
土曜東京10RのスイートピーS(L 3歳オープン 芝1800m戦 カナルサンマルタン・C.ルメール騎手)を制した宮田敬介師が、日曜の東京でも2勝。2Rの3歳未勝利ダ1400m戦(レピュニット・M.ディー騎手)、8Rの4歳以上2勝クラス芝1600m戦(ダノンエンブレム・荻野極騎手)と週間3勝を挙げ、リーディング8位まで浮上した。先週は7頭中5頭が連対という優秀な成績を収めており、厩舎の調子も上がってきたか。

先週が終了した時点での順位は以下の通り。
1位 杉山晴厩舎 25勝(+1勝) 先週1位
2位 矢作厩舎 21勝(+0勝)先週2位
3位タイ 池江厩舎 19勝(+0勝) 先週3位
3位タイ 藤原厩舎 19勝(+1勝) 先週4位
5位 手塚久厩舎 18勝(+2勝)先週5位タイ
6位タイ 寺島厩舎 17勝(+1勝) 先週5位タイ
6位タイ 福永厩舎 17勝(+2勝) 先週8位
8位タイ 大竹厩舎 16勝(+0勝) 先週5位タイ
8位タイ 宮田厩舎 16勝(+3勝) 先週13位タイ
10位タイ 大久保厩舎 15勝(+1勝) 先週9位タイ
10位タイ 加藤士厩舎 15勝(+1勝) 先週9位タイ
先週は11頭が出走した伊藤圭三師だが、うち6頭が3着以内。勝利数こそ1ではあるが、圏内に入ってくる安定感は非常に高いものがあった。今年の勝利数は9と、まだまだここから伸びてきてもおかしくない数字。注目したい厩舎のひとつとなりそうだ。
■騎手リーディング 週間6勝を挙げたルメール騎手が大きな前進!
トップのルメール騎手がまたさらに差を広げた。土曜東京2Rの3歳未勝利芝1800m戦(プレースメント・蛯名正義師)を皮切りに、5Rの3歳1勝クラス芝1400m戦(フェルミアーク・森一誠師)、6Rの4歳上1勝クラス(ノクターン・木村哲也師)と3連勝。さらには10Rのスイートピーステークス(L 3歳オープン 芝1800m戦 カナルサンマルタン・宮田敬介師)も勝利し、相棒とオークスの切符もつかみ取った。

その勢いは日曜の京都でも止まらず、6Rの3歳1勝クラスダ1400m戦(ゼロヴィジビリティ・寺島良師)、7Rの4歳上1勝クラス芝2000m戦(タンテドヴィーヴル・斉藤崇史師)とこちらでも2連勝を記録。週間6勝で2位の岩田望来騎手に再び10勝以上の差をつけた。先週の成績は【6-1-2-2】とかなりの安定感を誇っていたことからも、春開催で好調の波に乗ってきたと見て良さそうだ。
先週が終了した時点での順位は以下の通り。
1位 C.ルメール騎手 67勝(+6勝)先週1位
2位 岩田望騎手 55勝(+4勝)先週2位
3位 松山騎手 47勝(+1勝)先週3位
4位 横山武騎手 43勝(+1勝)先週4位
5位 西村淳騎手 40勝(海外遠征)先週5位
6位 川田騎手 40勝(+1勝)先週6位
7位 丹内騎手 33勝(+4勝)先週9位
8位タイ 戸崎騎手 30勝(+0勝)先週7位タイ
8位タイ 坂井騎手 30勝(海外遠征)先週7位タイ
10位 武豊騎手 28勝(+1勝)先週10位
2位の岩田望来騎手、7位の丹内祐次騎手がそれぞれ4勝。特に丹内騎手は春の福島では小林美駒・斎藤新両騎手に勝利数で差を付けられリーディングを獲得することができなかっただけに、新潟ではリーディング奪取を狙っているに違いない。ここからの再浮上に期待したい。

■種牡馬リーディング キタサンブラックが一気に首位へ!
先週の当該記事で「天皇賞(春)の着順次第では2位のキズナと3位のキタサンブラックの順位は入れ替わる可能性がある」と記したが、結果はキタサンブラック産駒のワンツーフィニッシュ。一気に賞金を4億近く加算したことで、首位のロードカナロアまで飲み込む躍進でトップの座に就いた。
一方、2位のロードカナロアは産駒のワールズエンドが土曜の京王杯スプリングカップを制しており、こちらも賞金を加算。キズナは3月22日の愛知杯を制したアイサンサン以降、重賞での勝利がないのがやや厳しいところか。ここからの巻き返しに期待だ。
先週終了時点の順位は以下の通り。
1位 キタサンブラック 42勝(+6勝) 先週3位
2位 ロードカナロア 35勝(+2勝) 先週1位
3位 キズナ 55勝(+2勝) 先週2位
4位 エピファネイア 38勝(+4勝) 先週4位
5位 レイデオロ 35勝(+1勝) 先週6位
6位 ドレフォン 33勝(+0勝)先週5位
7位 モーリス 30勝(+1勝)先週7位
8位 ドゥラメンテ 14勝(+1勝)先週8位
9位 リアルスティール 17勝(+2勝)先週9位
10位 サートゥルナーリア 27勝(+4勝)先週11位
現在11位にランクインしているルヴァンスレーヴは、先週のユニコーンSを産駒のシルバーレシオが制したことでJRAの重賞初制覇を達成。昨年は道営三冠馬のソルジャーフィルドを筆頭に、2年連続でJBC2歳優駿を産駒が制するなどダート界でじわじわと頭角を現している。1か月後の東京ダービーでも息子たちが大暴れとなるか注目だ。

■生産者リーディング ノーザンファームが13週連続でJRA重賞制覇 社台ファームは週間15勝で勝ち星量産
先週の土日に行われた3つの重賞は、ノーザンファーム生産馬が全て勝利。13週連続でのJRA重賞勝利を達成し、記録を伸ばし続けているばかりか、土日の重賞を完全制覇という偉業まで達成してしまうのだから恐れ入る。早くも年間200勝へ到達した同牧場は、今後もまだまだ様々な記録を樹立しそうだ。
先週が終了した時点での順位は以下の通り。
1位 ノーザンファーム 202勝(+9勝)先週1位
2位 社台ファーム 97勝(+15勝)先週2位
3位 社台コーポレーション白老ファーム 32勝(+3勝)先週3位
4位 三嶋牧場 22勝(+1勝)先週4位
5位 下河辺牧場 21勝(+0勝)先週5位
6位 ケイアイファーム 14勝(+2勝)先週6位
7位 追分ファーム 23勝(+4勝)先週9位
8位 ノースヒルズ 22勝(+0勝)先週7位
9位 ダーレー・ジャパンファーム 26勝(+3勝)先週10位
10位 辻牧場 22勝(+0勝)先週8位
独走するノーザンファームを追う社台ファームは、先週は15勝と生産馬が大活躍。重賞では土曜東京11Rの京王杯スプリングCのセフィロ、日曜京都11Rの天皇賞(春)のヴェルテンベルクとハナ差2着が続いたが、平場を中心に非常に高い安定感を見せてくれた。
さらに土曜京都3Rではカモメガトンダが単勝252.9倍で勝利し、大波乱を巻き起こしている。同馬のオーナーである谷掛龍夫氏は、かつて同じく社台ファーム生産馬のワレハウミノコで単勝万馬券の勝利を挙げている。今後、このオーナーと社台ファームの組み合わせが出てきた際は、何かひと波乱あるかもしれないと考えてみるのも面白そうだ。
先週の天皇賞(春)でキタサンブラック産駒がワンツーフィニッシュを飾ったことで種牡馬リーディングが一気にひっくり返ったように、やはり春のGⅠシーズンにおける上位入線はかなりの一撃となる。種牡馬にとってはここで成績を残すことがトップへランクインする至上命題とも取れそうだ。同時に、各陣営にとっても勝利が勢いづく一つの要因になることは間違いない。ここから先の戦いも目が離せない。
写真:INONECO、koh、かずーみ、ぼん(@Jordan_Jorvon)
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