私にとってオグリキャップは、特別な思い入れがある馬ではありません。多くの読者の皆様と同じく、地方競馬出身の歴代最強馬の1頭で平成初期の競馬ブームに貢献した名馬だとは思います。ですが、血統的には世界の主流血統ファラリス系であり、率直に申し上げて私としてこの血統に特別な思い入れはないのです。 現存する唯一の直系子孫(種牡馬...
トウカイテイオー後継種牡馬プロジェクト
トウカイテイオー唯一の後継種牡馬クワイトファイン号のオーナー兼宣伝担当として、この活動を一人でも多くの方に知っていただけるよう日々活動しています。
トウカイテイオー後継種牡馬プロジェクトの記事一覧
ウマフリ読者の皆様こんにちは。今日のコラムの本題に入る前に……というか、すでに半分は本題なのですが、ひとつ蘊蓄を披露させてください。 競走馬エピファネイアの名前の由来となった「エピファニー」は公現祭といいまして、カトリックでは一般的に1月6日が祝日となるそう。そして、公現祭を祝って食べるお菓子が、ガレット・デ・ロワとい...
前回コラムの最後に、今後のプロジェクトの存続について言及しましたところ、多くの方から心配や激励のメッセージをいただきました。改めて感謝申し上げます。 そのことについてもいずれ詳しくご説明をしないとならないとは思っていますが、まだ今年の種付けの結果も出ていない状況ですので、もう少し物事が落ち着いてから、改めて自分の心境を...
バトルクウが、4月11日に牝馬を出産しました。毛色は未確定(血統登録の段階で確定)ですが、おそらく黒鹿毛か鹿毛かと思います。初産であることや北海道の冬の気候の影響などもあり予定日を3週以上すぎましたが、まずは無事に産まれてきてくれました。 ママテイオーノユメも一足先に出産しましたが、こちらも牝馬でした。もちろん、2頭と...
繁殖牝馬紹介第2弾は、ご存知バトルクウちゃん。シスタートウショウの孫という、由緒正しき血統のお嬢様です。 そして、預託先が「あの」メイタイファームさんということもあり、それで知っていただいた方もいらっしゃるかと思います。 この馬が、縁あってクワイトファインの配合相手になった背景には、いろいろな人と人との絆がありました。...
今月のコラムは、昨年クワイトファインが種付けを行い、近々出産予定の牝馬2頭を取り上げます。先に、予定日の近い方から、「ママテイオーノユメ」について紹介いたします。 とは言え、今回「特別編」ということですので、私からは簡単にプロフィールを紹介するだけとします。 父ヴァンセンヌ、母マンノヴィクトリア、母父トウカイテイオー、...
本題の前に、前回取り上げたエレディターレ号は2/12の東京2Rでデビュー戦を迎え、11着でした。最後はバテたのかも知れませんが先行はできましたし、ひと叩きされて変わってくるでしょうか。次に期待しましょう。 さて、もう2月も半ばになりましたが、年末年始の、というか主に年始の競馬関係の様々な話題から。現役ダービー馬ワグネリ...
前回コラムでも触れましたが、ギンザグリングラス産駒のエレディターレ号が中央競馬の美浦・小手川厩舎に入厩し、ゲート試験も合格。いよいよ、競走馬としての第一歩を踏み出すことになりました。 そして、京都サラブレッドクラブの会員向けHP情報によりますと、東京競馬の2月12日のD1,400m新馬戦を目標に調整していくとのことです...
「ウマフリ」読者の皆様、今年もよろしくお願いいたします。 さて、唐突で申し訳ありませんが、クイズを出します。 「21世紀になってから、日本の中央競馬の牡馬クラシック競走で、ただ1頭、父が非ファラリス系の牡馬が優勝しています。その馬の名前を答えてください」 (ヒント:2002年の菊花賞馬) ……正解はヒシミラクルです。さ...
2021年は、没後8年経つトウカイテイオーにとって、ウマ娘Season2での主役抜擢、そして最後の産駒が7歳にして現役デビューし、NHKテレビや文藝春秋社「Nunber誌」で取り挙げられるなど、話題に事欠かない年になりました。 そして、毎年12月になると「有馬記念と言えばトウカイテイオー」というのがお馴染みの光景となっ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~