12月の中山競馬開催は、魅力的なレースが沢山ある。有馬記念はもちろんの事、ホープフルステークスや中山大障害といったG1並びにJ-G1レースも魅力のひとつ。 そんな12月の中山開催の幕開けといえば、中山競馬場内回りのコースを約2周する「ステイヤーズステークス(以下ステイヤーズSと略)」であろう。障害のない平地コースで行わ...
おかの ひろのぶ
1978年に福岡県北九州市生まれ、埼玉育ち。父親の影響か、小さい頃より競馬というものが存在していた。初めて見たG1レースは1993年の天皇賞(秋)、高校1年生の時。(もちろん馬券というのは買っていません)
大学が東京競馬場近くの立地にあるので、大学生の頃は土曜授業・昼から競馬という贅沢な環境で4年間を過ごす。(もちろん馬券というのは買っておりません)
好きな騎手はMデムーロ騎手。馬券よりも競馬の魅力を伝えるのをモットーとする。
・・・でしたが、一口馬主以外の競馬を辞めています。
おかの ひろのぶの記事一覧
1984年、日本中央競馬会(のちのJRA)が大きな改革を実施した。 1つ目が重賞競走にG1、G2、G3を設けるグレード制の導入。今までの八大競走(皐月賞、日本ダービー、菊花賞、桜花賞、オークス、天皇賞・春、天皇賞・秋、有馬記念)をはじめとした、15個の重賞競走がG1レースとして格付けされた。 もう1つは短距離レースの競...
京王杯2歳Sの前身である京成杯3歳Sが創設されたのが1965年の事である。当時は中山競馬場の芝1200mで行われていたが、1980年からは東京競馬場・芝1400mでの開催が定着した(2002年は東京競馬場改修のため、中山競馬場・芝1200mで開催)。朝日杯3歳S(現在の朝日杯フューチュリティS)や阪神3歳牝馬ステークス...
古くからの競馬ファンにとって富士ステークス(以下富士Sと略)はジャパンカップに出走する馬の前哨戦のイメージが強かった。1984年から始まった富士S。1987年にはG1レース8勝を挙げ「鉄の女」と呼ばれていたフランスのトリプティクが驚異的なレースぶりで優勝した。 その後1998年に芝1400mの重賞競走に昇格。2000年...
サウジアラビアロイヤルカップ(以下サウジアラビアRCと略)は2021年で7回目を迎える2歳馬重賞で、比較的新しいレースだ。しかし、過去6年の勝ち馬からはダノンプレミアム(2017年)、グランアレグリア(2018年)、サリオス(2019年)と後にG1ホースとなった馬が3頭輩出している。そしてサウジアラビアRCの歴史を辿っ...
神戸新聞杯が、現在の芝2400mに距離が変更されたのは2007年。2007年以降の神戸新聞杯を制した馬の父親を調べていくと、1つの傾向が見えてくる。勝利数ではディープインパクトが1位だが、同一でステイゴールドが入っているのが大きな特徴だ。 しかも、ディープインパクト産駒は26頭出走し、3勝2着2回3着5回で連対率は11...
中山金杯ってどんなレース? 1952年に4歳以上のハンデキャップの重賞競走「金盃」として創設されたレースです。当初は中山競馬場の芝2600mで行われました。 その後、1954年に負担重量が別定に変更されましたが、1961年にはハンデキャップに戻され、芝2000mに距離が短縮されています。 また、同年より開催時期を1月の...
有馬記念ってどんなレース? 1955年まで、暮れの中山競馬といえば中山大障害が最大の呼び物でした。当時、JRAの理事長であった有馬頼寧(ありま よしやす)氏が、中山競馬場の新スタンド竣工を機に、暮れの中山競馬にも日本ダービーに匹敵する大レースをと提案。戦前に野球球団を所有していた有馬氏は野球のオールスターゲームから着想...
阪神ジュベナイルフィリーズってどんなレース? 1949年に、関西所属の3歳(現2歳)馬チャンピオン決定戦として「阪神3歳ステークス」の名称で創設されました。施行距離は当初芝1200mでしたが、1960年に芝1400mに距離延長された後、1962年より芝1600mに変更され、現在に至ります。 1991年より牡馬・牝馬のチ...
チャンピオンズカップってどんなレース? 「世界に通用する強い馬作り」を目指すべく、1981年に芝2400mの国際招待競走「ジャパンカップ」が誕生しました。ダート競走においては、1995年に中央競馬・地方競馬相互間の交流が飛躍的に拡大され、ダートグレード競走で活躍した馬がドバイやアメリカのダート競走に挑戦するようになりま...
アーカイブ
カテゴリー
語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
-
[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
-
[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
-
[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
-
[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
-
[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
-
[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
-
[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~