先日、ウマフリにてインタビューを掲載させていただいた、ウマデザイナーのショーゴさん。そのショーゴさんが出展されている展示会「春のうまさんぽ展」が、4月4日(日)まで、浅草のアトリエコメットで開催されています。 浅草を散策がてら、皆様も「春のうまさんぽ展」を楽しんでみてはいかがでしょうか? 馬好きにはたまらない空間が広が...
齋藤 翔人
6歳の時、父親の部屋にあった月刊『優駿』を見たことと、イナリワンが制した天皇賞(春)を現地観戦したことがきっかけで競馬に魅了される。
初めて遊んだ競馬ゲームは、ダービースタリオンMacintosh版。好きは馬はホッカイルソー。
共著に『競馬 伝説の名勝負』シリーズ、新刊『ゴールドシップ伝説 愛さずにいられない反逆児』(星海社新書)
齋藤 翔人の記事一覧
それは、突如としてやってきた──。 昭和の終わりから平成にかけて吹き荒れた、芦毛ブームである。そのきっかけとなったのは、昭和62年の秋から翌年にかけて連勝街道を驀進した、二頭の芦毛のサラブレッドだった。 一頭目はタマモクロス。 ダートでくすぶっていた馬が、芝に再転向すると突如の快進撃をみせ、現・1勝クラスからの6連勝で...
マーチステークスは、毎年のように大混戦となり、波乱になることが多いダートのハンデ重賞。過去10年で、3連単の配当が10万円を超えた年が5度あり、その内2度は100万円を超えている。 今年も、出走頭数はフルゲートの16頭となった。 単勝オッズ10倍を切ったのは1頭のみで、断然の支持を集めていた。その1番人気に推されたのは...
毎日杯は、皐月賞トライアルではないものの、皐月賞のステップとして出走する馬もいる重要な前哨戦。また、ここからNHKマイルカップや日本ダービーに向かう馬もいて、春に行われる複数の3歳GⅠを占う上で重要なレースとなっている。 過去には、このレースをステップとして、オグリキャップ、テイエムオペラオー、クロフネ、キングカメハメ...
デビュー前から期待の良血と噂されていた評判馬が、実際にデビュー戦を勝利して「この馬は、間違いなく将来GⅠを勝ちそうだな」と思った経験は、きっと多くの競馬ファンが持っているだろう。 近年でいえば、サートゥルナーリアのデビュー戦を見た人の多くは、すぐにそう思ったに違いない。なにせ、父は史上最強クラスのスプリンターと言われた...
フラワーカップは、3歳牝馬限定の中距離重賞。桜花賞のトライアルレースではないものの、2000年代は、ここを勝利した後に、クラシックやGⅠを勝利する馬が続出した。 近年は、上位入着馬が古馬になって活躍している点も特徴である。2018年の3着馬ノームコアは古馬になってGⅠを2勝。2019年の1・3着馬、コントラチェックとラ...
3着までに、皐月賞の優先出走権が与えられるスプリングステークス。近年は、弥生賞組が本番でやや苦戦傾向にあるため、ホープフルステークスや共同通信杯から直行する馬と並び、このスプリングステークス組もより一層、本番で注目を集めている。 今年は15頭が顔を揃えたものの、2歳GⅠで実績を残した馬や、重賞勝ち馬が不在で混戦模様。 ...
2021年に入り、クロフネやジャングルポケット、アブクマポーロ、エイシンサニー、シーザリオが亡くなり、大変悲しい訃報が相次ぎ、遂にはネオユニヴァースも亡くなってしまった。現役時には、2003年の皐月賞とダービーの二冠を達成。ミルコ・デムーロ騎手に、外国人騎手としては初となるダービージョッキーの称号をもたらした名馬である...
菊花賞や天皇賞春といった長距離戦を好むファンは、今の時代になっても決して少なくないように思う。長い時間ハラハラドキドキした気持ちでいられることや、二度も目の前(スタンド前)を走ってくれることなどが理由だろうか。 それに加え、菊花賞では、夏の上がり馬の存在という楽しみもある。 近年、新馬戦の開始が早まったことにより、春の...
こんにちは!ウマフリライターの齋藤翔人です。皆様はTwitterやInstagramで『ウマデザイナー』として活躍されているショーゴさんをご存知でしょうか? Twitterでは多くのリツイートやイイねを集めるショーゴさんの作品たち。ショーゴさんのイラストを見ると、ピンとくる方も多いかもしれません。 それぞれの馬が個性的...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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