2021年に入り、クロフネやジャングルポケット、アブクマポーロ、エイシンサニー、シーザリオが亡くなり、大変悲しい訃報が相次ぎ、遂にはネオユニヴァースも亡くなってしまった。現役時には、2003年の皐月賞とダービーの二冠を達成。ミルコ・デムーロ騎手に、外国人騎手としては初となるダービージョッキーの称号をもたらした名馬である...
齋藤 翔人
6歳の時、父親の部屋にあった月刊『優駿』を見たことと、イナリワンが制した天皇賞(春)を現地観戦したことがきっかけで競馬に魅了される。
初めて遊んだ競馬ゲームは、ダービースタリオンMacintosh版。好きは馬はホッカイルソー。
共著に『競馬 伝説の名勝負』シリーズ、新刊『ゴールドシップ伝説 愛さずにいられない反逆児』(星海社新書)
齋藤 翔人の記事一覧
菊花賞や天皇賞春といった長距離戦を好むファンは、今の時代になっても決して少なくないように思う。長い時間ハラハラドキドキした気持ちでいられることや、二度も目の前(スタンド前)を走ってくれることなどが理由だろうか。 それに加え、菊花賞では、夏の上がり馬の存在という楽しみもある。 近年、新馬戦の開始が早まったことにより、春の...
こんにちは!ウマフリライターの齋藤翔人です。皆様はTwitterやInstagramで『ウマデザイナー』として活躍されているショーゴさんをご存知でしょうか? Twitterでは多くのリツイートやイイねを集めるショーゴさんの作品たち。ショーゴさんのイラストを見ると、ピンとくる方も多いかもしれません。 それぞれの馬が個性的...
アネモネステークスは、関東で唯一行われる桜花賞のトライアルレースで、2着馬までに桜花賞への優先出走権が与えられる。 今年の出走頭数は15頭。 例年通り人気は割れたが、1番人気に推されたのは、関西馬のルチェカリーナだった。今回のメンバーで2頭しかいない2勝馬のうちの1頭で、実績は上位。ここまで5戦2勝で2~4着が1回ずつ...
金鯱賞は、創設当初と比べて施行時期や条件が度々変わってきたが、2017年に大阪杯がGⅠに昇格してからは、その前哨戦として3月に行われるようになった。また、同年から、1着馬に大阪杯への優先出走権が与えられている。 今年の出走頭数は10頭と少なかったものの、GⅠ馬が4頭も出走。豪華なメンバーが集結したが、中でも注目は、20...
近年、金鯱賞ほど施行時期やその位置づけが目まぐるしく変更された重賞はないだろう。古くは、夏のハンデ重賞として親しまれていたものの、1996年に別定GⅡに昇格して宝塚記念の前哨戦となった。 ところが、2012年からは12月に時期を移し有馬記念の前哨戦になると、2017年からは、GⅠに昇格した大阪杯の前哨戦として3月に移り...
弥生賞は、3着までに皐月賞への優先出走権が与えられるトライアルレース。これまでにも三冠馬3頭をはじめ、幾多の名馬がこのレースをステップに一流馬へと上り詰めた。 2020年からは、そのうちの一頭であるディープインパクトの名をレース名に冠して行われている。 出走頭数は10頭だったが、人気は2頭に集中し、中でもダノンザキッド...
『1994年産の日本国内で走ったサラブレッドで印象に残っている馬を挙げてください』と問いかけられたとして、皆さんはどの馬たちを思い浮かべるだろうか? おそらく、サイレンススズカ、タイキシャトル、ステイゴールドを挙げる方々が多いだろう。しかし、この3頭でクラシック3冠レースに出走経験があったのは、サイレンススズカのダービ...
サンデーサイレンス旋風の中心となるべき1頭。 日本の競馬を根底から変えた、大種牡馬サンデーサイレンス。まもなく、死後20年の歳月が流れようとしているが、その血が現代競馬に及ぼす影響は、今なおあまりに大きい。 2021年3月現在、サイアーランキングの上位20頭中、実に15頭の種牡馬の血統表にはその名が刻まれ、それ以外の5...
春競馬の開幕を告げる伝統の中山記念は、勝ち馬に大阪杯の優先出走権が与えられる。しかしそれだけでなく、ドバイや香港へ遠征を控える馬にとっても、重要な前哨戦となっている。 今年は、GⅠ馬の出走こそなかったものの、久々に多頭数となり、春の大レースに向けて弾みをつけたい馬が数多く出走していた。 最終的に単勝オッズ10倍を切った...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
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[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
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[重賞回顧]良血の外国産馬エトヴプレが一気の逃げ切りで後続を完封!~2024年・フィリーズレビュー~
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[重賞回顧]ミルコ・マジック炸裂! 勝負所でまくりを決めたコスモキュランダが重賞初制覇~2024年・弥生賞ディープインパクト記念~