「名勝負」を語る 何事も捉え様? 2024年リフレーミングの小倉記念を振り返って 2026年7月16日 夏競馬は予想が難しい。気候と開催場所、馬質などなどのファクターが複雑に絡み合って、普段のような予想が立たなくなる。 一番の難敵は気候だ。暑さが大の苦手で凡走してしまう倍率一倍台の馬も居れば、逆に夏が大好きで好走する大穴馬も居る。その見極めは仮にパドックに張り付いていても、難しいものである。 加えて、夏競馬に使用される競... 大守アロイ
「名勝負」を語る スタミナとパワーがモノをいう!力強い末脚で復活のV - 2019年七夕賞 2026年7月8日 馬券をたしなんでいる競馬ファンであれば「初ブリンカーの馬は買う」や「連勝中の馬は負けるまで買う」のような「自分だけのルール」を、少なからず一つや二つ持っていると思います。かく言う私も何個か「自分だけのルール」を持っているのですが、そのうちの一つに「七夕賞はスタミナのある馬を買う」というものがあります。 七夕賞が行われる... 館山 速人
「名勝負」を語る 悲運の死から20年、天に届ける白星に - ホクトベガの“主戦”が制した2017年スパーキングレディーカップ 2026年7月8日 2017年のスパーキングレディーカップ。勝利騎手インタビューで横山典弘騎手は星空を見上げ、微笑みを浮かべながら答えた。「ホクトベガの名前が付いたレースを勝てて嬉しいですね」。彼女の死から20年──。弔いの白星になったのではないか。 同レースには「ホクトベガメモリアル」の副題がある。地方競馬のレースに対して、中央馬の... 中川兼人
「名勝負」を語る また、夏がやってくる~2017年ラジオNIKKEI賞~ 2026年6月25日 ■春を越えて、夏へ 世代の頂点を決める戦いが終わり、季節は夏へと移り変わる。夏競馬、それは熾烈な生存競争の場であると同時に、大きな舞台で躍動することを夢見る若駒たちの登竜門だ。 その中でも、3歳馬が躍動する夏の重賞は春の大舞台とは違った趣きがあると私は思う。 例えば、今以上に経験を積み重ねたい馬。 例えば、春の主役にな... 鳥野 紗々実
「名勝負」を語る 2023年ディヴィーナの府中牝馬Sを振り返って 2026年6月18日 競馬には、なぜか応援したくなる馬の一族が現れるものだ。種牡馬、馬主、生産牧場などなど、一族を結びつける共通項は様々だ。その中でも母から同じ血を分けた母系血統には、とりわけ惹かれる魅力がある。 この母系血統の中でも有名な潮流の一つは、牝馬ハルーワスウィートから花開いた、いわば「Vの血統」であろう。元メジャーリーガー佐々木... 大守アロイ
「名勝負」を語る 雨の向こうに続く夢。2026年宝塚記念、メイショウタバルの走り 2026年6月15日 2026年6月14日、15時30分。それは本馬場入場が始まる頃のこと。 阪神競馬場に激しい雨が降った。突如として発達した雨雲が仁川の空を覆い、夏の夕立を思わせる豪雨が地面を叩く。画面越しにも分かるほどの嵐のような雨脚に、場内からどよめきが起こる。先ほどまで良馬場だった芝は瞬く間に水を含み、重馬場へと姿を変えていった。 ... norauma
「名勝負」を語る ダンツシアトルのレコードVにライスシャワーの悲劇…1995年宝塚記念が映した“時代の転換点” 2026年6月13日 阪神淡路大震災の影響で京都開催となった1995年宝塚記念。ダンツシアトルの日本レコードV、ライスシャワーの悲劇、BNW終焉…。激動の時代を映した歴史的一戦を振り返る。... TOM
「名勝負」を語る 夏の函館で開花したスプリンター。ワンカラットの函館スプリントS 2026年6月11日 ■「ダービーからダービーへ」 2012年以降、競馬のレースサイクルはダービーを基軸に回るようになった。 毎年5月の最終日曜日に開催される日本ダービーで勝者が決まると、世代の頂点を巡る戦いは幕を閉じる。そして、翌週末からは次年度のダービーに向けての戦いがスタート。新たな頂点を目指す2歳馬たちによる戦いの火蓋が切られ、メデ... 夏目 伊知郎
「名勝負」を語る 府中に甦った皐月賞馬の矜持 - 2016年安田記念、ロゴタイプ 2026年6月4日 競馬は先頭で駆け抜けた者が勝者――そんな単純な理に支えられながら、その勝利の形はいつだって複雑で、美しいコントラストを描く。 タイムを競うだけの競技ではない。人馬の思惑が交錯し、誰かが攻め、誰かが抑え、その綾が折り重なってゴールへ辿り着く。だからこそ競馬は読み切れないし、だからこそ面白い。 そして競馬は時折、諦めず戦い... norauma
「名勝負」を語る [ディープインパクト列伝]府中の滑走路から、世界に轟いた衝撃 ~2005年・日本ダービー~ 2026年5月28日 4月の中山に、第二の“衝撃”が走ってから42日。ディープインパクトは、競馬の祭典・日本ダービーの舞台となる東京競馬場のパドックに姿を現した。 その勇姿を目に焼き付けるために集まった観衆は、14万143人。伝説のナカノ・コールが起きた1990年や、中央競馬の売上がピークを迎えた90年代半ばの入場人員には及ばないものの、一... 齋藤 翔人