「名勝負」を語る アストンマーチャンの闘志に胸を打たれた、2007年・スプリンターズSを振り返る 2024年9月29日 競馬の醍醐味のひとつ 「あの馬の子供が、競馬場に帰ってくる」 大の競馬ファンで馬主でもある作家の浅田次郎さんが、「私は競馬歴10年ぐらいではまだ競馬ファンとは言えないと思う」とエッセイで書かれていたことがある。私はこの言葉を「競馬は長くやればやるほど面白い。こんな趣味は他にないですよ」という、大先輩からのメッセージだと... 稲庭うどん
「名勝負」を語る 目撃者なき衝撃。グランアレグリアのスプリンターズS 2024年9月28日 中山競馬場に通うようになり、四半世紀以上が経った。自宅からもっとも近いJRAの競馬場だったので、もっぱら中央の競馬観戦は中山。東京は今もちょっとした遠征気分だ。馬主エリアにも潜入した。といっても、知り合いの馬主に頼んで、連れていってもらったわけで、決して潜りこんだわけではない。当然、普段ウロウロする2階との空間感の違い... 勝木 淳
写真で楽しむ競馬 [写真]美しき『薔薇一族』。ロゼカラーから広がった名馬たちを写真で振り返る 2024年9月28日 私にとっての『幻のオークス馬』ロゼカラー 私が競馬をコンスタントにテレビ観戦し始めたのは、1995年の秋からでした。その年の菊花賞で父親とともに予想をはじめ、競馬場での初観戦は家族で行った同年エリザベス女王杯でした。1995年秋がきっかけで、今の『私と競馬』の繋がりがあります。ですから、サンデーサイレンス初年度産駒が活... ふわ まさあき
それぞれの競馬愛 [アイドルホース列伝]川崎競馬場で目撃した、2024年の日本ダービー(朱鷺野真一郎さん) 2024年9月28日 2024年9月25日に発売開始した競馬書籍『アイドルホース列伝 超 1949ー2024』(星海社新書)。昭和の名馬から現役の名馬まで156頭が紹介される一冊で、リバティアイランドやドウデュースといった現役馬、クロフネやヒシミラクルといったゼロ年代の名馬、シンザンやスピードシンボリといった昭和の名馬など1949年〜202... 星海社
それぞれの競馬愛 [アイドルホース列伝]アイドルホースは「挫けた心」を救う!? "美咲さん"が出会った推し馬、ディープボンド(夏目伊知郎さん) 2024年9月27日 2024年9月25日に発売開始した競馬書籍『アイドルホース列伝 超 1949ー2024』(星海社新書)。昭和の名馬から現役の名馬まで156頭が紹介される一冊で、リバティアイランドやドウデュースといった現役馬、クロフネやヒシミラクルといったゼロ年代の名馬、シンザンやスピードシンボリといった昭和の名馬など1949年〜202... 星海社
それぞれの競馬愛 [アイドルホース列伝]私の愛したアイドルホース。それでも競馬も人生も前へ進む(勝木淳さん) 2024年9月26日 2024年9月25日に発売開始した競馬書籍『アイドルホース列伝 超 1949ー2024』(星海社新書)。昭和の名馬から現役の名馬まで156頭が紹介される一冊で、リバティアイランドやドウデュースといった現役馬、クロフネやヒシミラクルといったゼロ年代の名馬、シンザンやスピードシンボリといった昭和の名馬など1949年〜202... 星海社
「名馬」を語る ワンアンドオンリー - ”唯一無二”にして”もう一つ”の輝き 2024年9月21日 『すべては、この熱き日のために』 その舞台に辿り着くことは、それ自体がサバイバル。幾多の関門を乗り越えて誉あるゲートに辿り着いた18頭は、灼熱の府中で全力を尽くして勝利を争い、たとえその後の全てを投げうつことになろうとも、たった一つの栄光に手を伸ばす。 ──それがダービー、それがホースマンの夢である。 私たちが過去を思... norauma
「名勝負」を語る 「ファインモーション飛躍!」の起点となった、2002年ローズステークス 2024年9月17日 待ちに待った秋競馬の開幕を感じさせる、ステップレースたち 個人的に、妙に長く感じてしまう10週間の夏競馬が終わり、中山、阪神開催に替わる時が一年で一番うれしい時期となる。テレビの競馬中継で時間を潰していた週末が、競馬場で馬たちを見て過ごす日常の週末に戻る。しかも秋のG1戦線に向けて、主役たちが続々と競馬場に帰って来る9... 夏目 伊知郎
「名馬」を語る 女王の信念と天使が歩んだ軌跡のぶつかり合い~テンシノキセキ・2003年セントウルS~ 2024年9月8日 2000年代前半の競馬界は、後に伝説の名馬としてこの世に名を残す馬達が非常に多かったようにも感じられる。短距離界においてもそれは例外ではなく、キングヘイローにブラックホークといった実力馬から、ダイタクヤマトにカルストンライトオなど個性派も勢揃い。更に香港からの使者サイレントウィットネスや豪州の弾丸テイクオーバーターゲッ... 小早川 涼風
「名勝負」を語る 「猛暑の初秋」に咲いた可憐な花・パッシングスルー/2021年紫苑ステークス 2024年9月8日 暑ければ、どこまでも夏競馬? ──どこまでが夏競馬で、どこからが秋競馬だろう?ここ数年、そんな疑問を抱くようになった。 地球温暖化による、異常な猛暑と長く続く夏。秋の中山開幕週、昔の開門待ちは半袖では寒いくらいだったという長老たち。今は開門と同時にダッシュして、ゴール前のポールポジションを確保したらTシャツが汗まみれに... 夏目 伊知郎