平日であれば、仕事に向かう朝は目覚まし時計が鳴っても、なかなか布団から出られないことが多い。しかしその反面、土日に競馬に行くときはセットされたアラームより早く起きられることがある。 競馬好きな人には分かってもらえる「あるあるネタ」だと思うけれど、2020年のコロナ禍で馬券を買う主な場所が自宅になったことで、土日に早起き...
コラム・エッセイ
コラム・エッセイの記事一覧
11月8日。前日にしっかりと雨が降り、金沢は、この日も晴れたり曇ったりとはっきりしない、いかにも北陸の秋冬らしい空模様になっていた。金沢競馬場では、全国地方交流の重賞「北國王冠」が行われる。北國王冠は、全国でも珍しい2600mの長距離重賞。全国に門戸を開いて4年目の2020年、全国から5頭の精鋭が集った。川崎からは、こ...
こんにちは。ウマフリライター徳澤泰明です。 世の中に様々ある、家宝級の競馬アイテム──。今回はそれらの中から、数々の貴重な「ぬいぐるみ」を紹介させていただきます。 飾って良し、眺めて良し、集めて良し、遊んで良し。キーホルダーくらいの小さなものから、ターフィーショップやUMAJO spotの前に飾られているような抱えきれ...
天皇賞秋が終わり、東京開催の一区切りがつく11月の初週。この週に設けられているのが、ハンデ長距離重賞アルゼンチン共和国杯だ。近年ではここをステップにG1を戦う馬も多く、さらにシュヴァルグランやスワーヴリチャードなどG1レースを制覇する馬も輩出している。そんな伝統あるハンデ重賞の歴史の中で、今回はこのレースを舞台に急激に...
JBC当日である2008年11月3日の朝。ベッドから出た私はまだ酔っていた。 誤解のないように書いておくが、前日のお酒が残って酔っていたわけではない。月並みな表現になってしまうけれど、その前日に行われた天皇賞(秋)でのウオッカとダイワスカーレットの壮絶な叩き合いが頭の中に残っていたのだ。 その当時、まとまった休みを取っ...
JBCは、開催スケジュールの面でもマイルチャンピオンシップ南部杯とチャンピオンズカップのちょうどはざまに開催される。前哨戦が充実していることもあって、3レースそれぞれでGⅠ級勝ちのある実績馬が複数出走し、過去に、幾度となく好勝負が展開されてきた。その中で今回取り上げるのは、ダート中距離界に君臨していた2頭の王者が初めて...
「もしもだれか他人になることができるとしたら、だれになりたいか?」 競馬ファンにこんな問いかけをしたら、まちがいなく上位に来る人物のひとりに金子真人オーナーがいるだろう。馬主名義・金子真人HDといえば、キングカメハメハ、ディープインパクト、マカヒキ、ワグネリアン、2000年以降のダービー馬4頭を筆頭に活躍馬は数え切れな...
近代日本競馬の結晶と呼ばれたディープインパクトと双璧をなす名馬・キングカメハメハを父に持つ、レイデオロ。『黄金の王』という名の通り2017年のダービー馬として3歳馬の頂点に立った馬であり、JRAの部門別最優秀牡馬に2度も選ばれた。 その走りはまさに万能型で、どんな展開・どんな騎手のエスコートにも対応できる柔軟性を持ち合...
こんにちは。ウマフリライター・徳澤泰明です。 「隣の芝生は青い」という言葉がありますが、筆者の周りにも、馬に関する楽しそうな活動をしている方が多くいます。 この企画では、そんな熱い活動の数々や、馬への愛を面白い形で表現している「人」をメインに紹介していきます。 記念すべき第一回のインタビュー相手は「そーこくん」(敬称略...
日本競馬史上最高のスーパースターといえば、オグリキャップをあげる人は多いのではないだろうか。 オグリキャップを語る上でよく『伝説』という言葉が用いられるが、何十万、何百万の人々が実際に目撃したその数々の『伝説』は、言うまでもなく現在からそう遠くはない過去に実際に起きた『事実』だった。 まずは、その数々の『伝説』であり『...
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語り継がれし「名馬」たち
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[重賞回顧]復活と希望の勝利!北村友一騎手とクロワデュノールがホープフルSを制覇~2024年・ホープフルS~
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[重賞回顧]いざ、新時代へ! 復活を遂げたレガレイラが偉業を達成~2024年・有馬記念~
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[重賞回顧]ニュースター誕生! 見惚れるほどの圧勝劇~2024年・朝日杯フューチュリティステークス~
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~