名馬・名手の里と呼ばれる笠松競馬場。 古くはオグリキャップを生み、その後もマックスフリートやライデンリーダーなど、多くの名馬を送り出した競馬場です。 その笠松競馬から近年輩出された名馬と言えば、その筆頭にあがるのがラブミーチャンでしょう。 今回はそのラブミーチャンの2歳時のハイライトとも言える、2009年の全日本2歳優...
コラム・エッセイ
コラム・エッセイの記事一覧
大川慶次郎氏が、日本競馬に『展開』という概念を持ち込んでから、長い年月が過ぎた。 展開やレースの流れというものは、わずかコンマ何秒の世界で大きく変わり、それはコースや距離、馬場状態など様々な要素の上に成り立っている、予測の難しい複雑かつ繊細なものだ。 常に自分の流れになるとは限らず──いや、自分の流れなど訪れること自体...
2019年12月7日(土)、昼過ぎに快晴の香港に到着した。 入国審査は、ガラガラ。 それもそのはず、昨今の政治情勢により香港への渡航客は減少しているのだ。それでも私は、香港国際競走の光景をカメラに収めようと、意を決して渡航した。 しかし、空港からホテルに向かう道中、デモが行われている様子はなかった。 少し安心し、チェッ...
カーンカーン!高い金属音のようなものを耳にすると、香港のパドックでの光景が脳裏をよぎる。 ──香港、行ったんだよなあ……。 2016年の天皇賞・秋。満を持して抜け出すと、そのまま圧勝したモーリスを見て、感動のあまり泣きながら決意した。次が引退レースになるだろう……だから、そのモーリスの最後となるレースを目に焼き付けよう...
令和元年5月1日。 新しい時代の訪れとともに、TCC Therapy Parkは、大事な一歩目を踏み出した。 「こういう施設が欲しかったんですよ」 そう優しい口調で語るのは、JRAの角居勝彦調教師。 ウオッカ、ロジャーバローズといったダービー馬を輩出した名伯楽が「欲しかった」と評価するほどの施設が、このTCC Ther...
通算19593戦2028勝。 所属する大井競馬場で、2019年11月15日のレースを最後に、ムチを置いた騎手がいる。 第二の人生として、その騎手が選択したのは調教師の道。 坂井英光「元」騎手。 ロジータ賞や東京スプリング盃、サンタアニタトロフィーなどを制覇した大井の名手である。 私は3年間、彼を応援していた。 横断幕を...
2015年のチャンピオンズカップの日、中京競馬場はとてつもなく混んでいた。 私は指定席を押さえていたのだが、チャンピオンズカップは口取りの集合場所から近い場所で観ようと思っていた。一口出資馬であるサンビスタの口取り権利が当たっていたからだ。 しかし一般席エリアのその場所は、前が見えないぐらいに混んでいた。やむを得ず指定...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]いざ、新時代へ! 復活を遂げたレガレイラが偉業を達成~2024年・有馬記念~
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[重賞回顧]ニュースター誕生! 見惚れるほどの圧勝劇~2024年・朝日杯フューチュリティステークス~
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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