ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・片目のサラブレッド福ちゃんのPERFECT DAYS]ゆかりの牝系(シーズン1-64) 2025年9月16日 翌朝、福ちゃんに会いに行く前に、ムー子(ダートムーアの25)の様子を見に行きましたが、昨日と大きな変化は見られませんでした。一昨日と昨日で劇的な変化があったので、この日もさらに良くなっているかと期待はしていましたが、馬房で生気なく立ち尽くしている姿は同じでした。眠たくても寝れないのか、立ったまま舟をこいでいます。ふと意... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]秋風を味方に、人馬逃げ切り重賞初制覇!~2025年・紫苑ステークス~ 2025年9月11日 9月第1週。台風一過で気温は上がっているものの、朝晩の風には確かな涼しさが混じる。札幌開催も今週で幕を閉じ、舞台は秋競馬へと移り変わろうとしている。 その開幕を告げる中山芝2000mのG2紫苑ステークスは、秋華賞トライアルの位置付けにとどまらず、後に大舞台で活躍する馬を数多く送り出してきた。過去10年を振り返るだけでも... zakkey(ザッキー)
ニュース・ブログ ニュースコラム [追悼]負け続けて愛された馬の行き着いた先。ハルウララ晩年の姿を振り返る 2025年9月9日 2025年9月9日、「負け組の星」と呼ばれたハルウララが疝痛のため息を引き取った。29歳だった。高知競馬で113連敗という記録を作り、テレビや新聞で大いに話題を作ったアイドルホース。競馬ファンを超え、当時の社会を元気づける活躍を果たした。 晩年は、千葉県のマーサファームで過ごしたハルウララ。昨年のハルウララの様子を取材... マイクロマガジン社
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・片目のサラブレッド福ちゃんのPERFECT DAYS]ダミーフォール発症(シーズン1-63) 2025年9月9日 福ちゃんの弟か妹が生まれた4日後、慈さんから電話がかかってきました。明後日にはそちらに行くのに、と思いながら通話ボタンを押すと、「治郎丸さん、ダートムーアの25なんですが、今日の朝まで普通に元気にしていたのですが、お昼前に急に倒れて、暴れ回っているんです。その様子から、ダミーホールなんじゃないかと思って獣医師さんに来て... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ 再開に向けて 金沢競馬水害から間もなく1か月 2025年9月6日 8月7日、金沢市は観測史上最大の記録的な大雨に襲われた。「波なき海や河北潟」と地元の中学校の校歌でも歌われるほどに普段は穏やかな河北潟だが、この雨で増水した川の水が大量に流れ込んで越水。河北潟に面した金沢競馬場の厩舎が浸水して多くの馬が1~2日の間、水に浸かることになった。全国のニュースでも今回の大雨の象徴のように多く... 『遊駿+』編集部
ニュース・ブログ スマートレイアーの24に熱視線… インゼル2025年度募集馬を発表 2025年9月2日 インゼルサラブレッドクラブは9月1日、2025年度の募集馬21頭を発表した。社台ファーム、ノーザンファームなど名門牧場から良血馬がそろい、新規会員募集も同日スタートした。 注目は、重賞4勝の名牝スマートレイアーの仔「スマートレイアーの24」(牡・父モーリス)。大久保龍志調教師は「馬体もしっかりしていて成長が楽しみ」と話... ウマフリ プレスリリース事務局
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・片目のサラブレッド福ちゃんのPERFECT DAYS]サプライズプレゼント(シーズン1-62) 2025年9月2日 ダートムーアの今年の出産予定日は3月29日でしたが、4月に入っても産む気配がありません。予定の数日前にはまだお乳も張っておらず、もちろん乳ヤニもついておらず、4月を過ぎて3日経っても少しお乳が張ってきてはいるものの、乳ヤニはついていません。ダートムーアは乳ヤニがついてからは早いので、奇跡の瞬間に立ち会うためには、慈さん... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ ブログ・手記 [連載・片目のサラブレッド福ちゃんのPERFECT DAYS]馬体はバランス(シーズン1-61) 2025年8月26日 ダートムーアの出産を間近に控え、母子共に安産を祈りつつ、生まれた後の種付けについてもそろそろ決めなければいけません。出産後、数週間後には発情があり、種付けに向かうことになるからです。例年であれば、この時期になっても、どの種牡馬に行こうか迷いがあるのですが、今年は心はほとんど決まっています。出てゆくばかりで予算が限られて... 治郎丸敬之
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]越後の空に輝く1等星! リアライズシリウスが関東馬では世代最初の重賞ウィナーに~2025年・新潟2歳ステークス~ 2025年8月25日 毎年、夏競馬の後半に開催される2歳重賞のひとつである新潟2歳ステークス。過去の勝ち馬にはハープスターやセリフォス、アスコリピチェーノなど、のちにG1タイトルを手にする名馬も多く、登竜門のレースである。 今年は上位3頭の評価が拮抗しており、そのなかで1番人気に推されたのがリアライズシリウスであった。 父に新種牡馬ポエティ... 小早川 涼風
ニュース・ブログ ニュースコラム 「ベリー・ベリー・ホース」のダノンデサイル、“欧州の壁”に挑むも悔しい5着。2025年インターナショナルステークスを振り返る 2025年8月21日 2025年8月20日、深夜。ドバイを制した「ベリー・ベリー・ホース」はイギリスへ渡り、インターナショナルステークスに出走した。欧州でも「ベリー・ベリー・ホース」を狙っていた。 ダノンデサイルのインターナショナルステークス出走は歴代で4頭目。過去にインターナショナルステークスに挑戦した日本調教馬は、ゼンノロブロイ(200... 夏目 伊知郎