「ライバルが少ないうちに勝ち上がりたいですからね。そこを目指して調整をきちんとすれば、1週目にだって間に合います」昨年の2歳馬インタビューで、ミルファームの清水代表はそう告げた。 早期デビューが多いことに対する、ミルファームの答え。言われてみればその通りなのかもしれない。 しかし、目標に向かって調整するとは言うだけなら...
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2018年度のPOGもいよいよスタートしました。今回は「ウインレーシングクラブ」所属の注目の2歳馬をご紹介していきます。 ウインレーシングクラブといえば、ウインクリューガーやウインバリアシオン、ウインガニオンなど不思議な魅力を持つ馬が多数在籍してきたクラブです。 ホームページにある所属馬の近況情報は一読の価値ありという...
近年の輸入繁殖牝馬のなかに、オンヴェラという馬がいる。現役時代にはフランスG1・マルセルブサック賞で2着に食い込んだ快速馬だ。その4番仔モンアムールが非常に好馬体ということで、ウマフリ編集部のピックアップリストにあがっていた。注目の2歳馬モンアムールについて、今回、馬主の平井さんにお話を伺ってみた。ちなみにオンヴェラは...
秋のダート大一番を目指すハンデ重賞は上位拮抗! ダートG1チャンピオンズカップの前哨戦として、重要な1戦であるシリウスステークス。2007年から距離が変更され、ダート2000mという、中央では少し珍しいコースとなっています。 今年の出走馬16頭の顔触れを見ると、連覇を狙うマスクゾロをはじめ、マーキュリーC勝ち馬のミツバ...
今年度より、金沢競馬にも新しい取り組みが見られるようになった。 ひとつはスーパースプリント賞。 第1回こそ準重賞で、C1~B1級までというクラス編成だったが、いずれはスーパースプリントシリーズに編成されるよう、今後も条件を変更していく模様だ。 二つ目は北國王冠(2600m)が全国交流競走に変更されたという点。過去にはホ...
驚異の1レース8頭出しなどで話題に事欠かない牧場といえば?そう、メンコの額に赤い「ハート」と「Mの文字」でお馴染みのミルファームだ。今回は、ミルファームの清水社長にお話をお伺いすることが出来た。今年の2歳馬を中心に、ざっくばらんにお話してくださった貴重な内容となっている。POGの参考にも、ぜひ最後までお付き合いいただき...
2016年のクラシック競走では、多くのドラマを見ることが出来た。貴重な時間を体感させてくれた出走馬の陣営全員には拍手を送らせていただきたい。 そして2016年は、例年に比べてハイレベルとも言われた3歳馬豊作の年でもあった。リオンディーズ、エアスピネル、マカヒキ、ディーマジェスティ、サトノダイヤモンド、メジャーエンブレム...
街はクリスマスムード一色に染まり、恋人たちが肩寄せ温もりを分け合う頃。時を同じくして中山競馬場では、集まった競馬ファンたちがさながら満員電車のような有様で、熱気と興奮を分かち合っていた。10万人を超える人波の中では思うように身動きも取れず、危険を感じる瞬間すらある。特にゴール前はすし詰め状態で、季節外れだが額に汗を浮か...
Futurityは未来、将来という意味の単語だが、朝日杯フューチュリティステークスを勝った馬には輝かしい将来が約束されている……というわけではない。 競馬に絶対はないのだから、将来の成功を軽々しく約束することもまた出来ない。ひとつだけ、このレースの勝ち馬に約束出来るとすれば、2歳王者という称号だけだ。そしてそれはただの...
年末に向けての風物詩となっている2歳G1。2歳馬たちの未来を占う2つのG1のうち、牝馬限定となっているのが阪神ジュベナイルフィリーズだ。馬には1頭1頭、かけがえのない物語がある。不運の出生を遂げたあの少女もまた、まだ成熟しきらない身体に大きな物語を秘めていた。 メジロ牧場ゆかりの血統を持つ牝馬、メジロドーベル。 世代の...
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語り継がれし「名馬」たち
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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