
以前の記事で競走馬の機能的なオシャレ馬具「メンコ」について書かせていただきましたが、今回は思わず写真におさめたくなってしまう素敵な「馬装」をご紹介します。
華やかな装いをしている馬からは馬装担当者の愛情が目に見える形で伝わってきて、競馬ファンをとても幸せな気持ちにさせてくれます。

先日、惜しまれつつターフを去ったレッツゴードンキ。
若かりし頃は勝負服とお揃いのメンコをつけていました。

現役後半はメンコを卒業し、頭絡に花飾りをつけた淑女のオシャレに。

ブロードストリートは、鞍に一輪の真紅のバラを挿して。

国民的キャラクター「ピカチュウ」に扮するはナホラフェット。
今でも変わらず国民的な人気を誇りますね。

トータルコーディネートで人気が高かったのはこの馬。
白い馬体に鮮やかな黄色が映えるスノードラゴン。

チークピーシーズといえば、最近はこの馬を思い浮かべる方も多いのでは?
平地でも果敢な走りで観客を沸かせた名ジャンパー・オジュウチョウサン。

最近は珍しくなりました。丁寧に編み込まれたワタリが美しいユキノプリンス。

G1の舞台では装いも華やかに。満開の鬣、アースライズ。

鬣を結うゴムも勝負服色のメンコに合わせた青と白。細かな気遣いが光るロードマイウェイ。

赤白緑と、冬が待ち遠しくなる配色が目を引く。彼女の名は、ずばりクリスマス。

こちらも名前にちなんだ馬装の1頭。クリスマスカラーのリボンと尻尾のベル飾りが可愛いノエル。


尻尾とヘルメットお揃いで可愛いでしょ?と言いたげなブチコ。

頭からお尻まで目を楽しませてくれるコーディネートはこちら。
ハートマークとオレンジ色のポンポン。
アンズチャン。


厩舎カラーでとびきりのおめかし。
スウィートカラー。


控え目サイズも可愛らしさは特大。
レーヌジャルダン。


お尻に小さな実りが……。
マグメル。


勝負服カラーのポンポン。
マカヒキ。

勝負服とお揃いの柄。
ミッキーアイル。

紅白の羽飾り。
ロードクエスト。

後ろに立つなよ、ケガするぜ?
真っ赤なポンポン装備のゴールドシップ。

ミルファームがいっぱい!

でも大丈夫。
馬装が違うので見分けられるのです!

あれ?
裸馬がパドックに出てきたぞ?

でも大丈夫!
香港のパドックには馬装を整えるスペースがあるのです。

いかがでしたか?
ウマフリ読者の皆様もお気に入りの馬装を見つけたらぜひ撮影してみてくださいね!
写真:ラクト