[レパードステークス]今も駆ける スター"ウマ娘"の血を引く者たち〜日曜重賞編〜

巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。

実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。

そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持った方々にも応援してもらいたい。そんな思いからこの「今も駆ける スターの血を引く者」では、ウマ娘にも登場するキャラクターのモデルとなった競走馬と血縁関係に当たる馬を、その週のビッグレースからピックアップして紹介していきたいと思います。

今日は新潟で行われるレパードステークスから2頭紹介したいと思います。

シダー

2連勝の勢いに乗って重賞の舞台にチャレンジするシダー。父は先日ウマ娘への加入が発表されたばかりのホッコータルマエです。

ホッコータルマエはちょうど10年前の2012年レパードステークスの勝ち馬。このレースを皮切りに途中ダート重賞5連勝を含む16戦連続馬券圏内と一気にスターダムに駆け上りました。

ホッコータルマエは逃げ馬を早めに射程圏に入れる、いわゆる「番手」でのレースが得意でした。4角出口で早め先頭に立つ強気の競馬でダート交流G1・10勝を挙げ、近代ダート史に燦然と輝く成績を残しました。

ホッコータルマエと切っても切り離せないのが主戦を務めた幸英明騎手の存在。ホッコータルマエがあげたG1・10勝全てで手綱をとった幸騎手は競馬界きってのイケメンとして知られています。

そんな幸英明騎手のイケメンエピソードのひとつとして知られているのが、2013年キズナがダービーを勝った時のエピソード。このレースはケガの影響でやや成績に陰りが見え始めていたレジェンド・武豊騎手がキズナの父ディープインパクトの息子キズナで8年ぶりにダービーを制し、復活ののろしをあげたレースでした。

そのレース後、ウイニングランをしようとした武豊騎手でしたが、先に地下馬道に引き上げていく他馬から離れるのが寂しかったのか、キズナはウイニングランをせず立ち止まってしまいました。それを察知した幸英明騎手が彼の騎乗馬テイエムイナズマとともにキズナがウイニングランをできるようスタンド前の方に誘導してあげました。

このエピソードもあってか、武豊騎手は「俺は幸のファン」と語っているほどで、その人柄の良さは競馬ファンにも周知されています。

今回、幸英明騎手はシダーとは別の馬に騎乗しますが、父の相棒の前でホッコータルマエ産駒初の重賞制覇を飾りたいところです。

カフジオクタゴン

前走鷹取特別で古馬2勝クラスで勝利をおさめたカフジオクタゴン。この馬には「メジロ」の血が豊富に含まれています。

母の父メジロベイリーはアグネスタキオンやマンハッタンカフェと同世代の朝日杯3歳S(現朝日杯フューチュリティステークス)の勝ち馬で、ウマ娘にも登場するメジロブライトの弟。「メジロ軍団最後のG1勝ち馬」としても知られており、引退後は種牡馬となり中京記念2着のアルマディヴァンなどを輩出しました。

母の母の父はメジロマックイーン。ウマ娘ファンでももはやおなじみと言える名ステイヤーで、引退後も父としてはもちろん、母の父としてゴールドシップやオルフェーヴルなど父ステイゴールドとのいわゆる「ステマ配合」で一世を風靡しました。ステイヤーとしての素質はカフジオクタゴンの祖母メジロサンドラにも受け継がれており、大阪ハンブルクカップ(芝2500m)や万葉S(芝3000m)など、牝馬としては珍しい長距離での活躍が光りました。

父方の血に目を移すと、父モーリスは父方の血こそグラスワンダーから繋がる血統ですが、母方の血は5代母のメジロクインまで全て「メジロ」の冠がつく生粋のメジロの血脈。特にモーリスの祖母にあたるメジロモントレーは通算で重賞を4勝した活躍馬でこれからウマ娘に実装されても何ら不思議ではありません。

いわゆる「メジロ箱推し」の方はこの馬に注目してみてはいかがでしょうか?

開発:Cygames
ジャンル:育成シミュレーション
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配信:日本
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