「大外から何か1頭突っ込んでくる!」 数々の名実況を生み出してきた、杉本清アナウンサーが叫ぶ。 「トップガンきた!トップガンきた!トップガンきた!」 観衆が沸いた。叫び声や声援が膨れ上がる。 大外から、栗毛の馬体が猛然と追い込んできた。 「さあ差し切るか、やっぱり三強の争いか!?」 実況の名手の声すらもはっきり聞こえな...
- 「名勝負」を語るきみがいない未来と、パンサラッサのこと - 2022年・天皇賞(秋)2022年11月2日
- 「名馬」を語る君と感じた爽やかな風を想う〜私の青春、エアスピネル〜2022年12月31日
- 「名馬」を語る今度こそ、何度でも。カレンブーケドール、どうか大輪の花を。2022年1月15日
- 「名勝負」を語るその葛藤に、用がある。 ~2001年 宝塚記念に寄せて2018年6月22日
- 「名馬」を語るとにかく"逆をいく"馬。若駒時代の達観したゴールドシップの魅力を振り返る。2023年5月26日
- 「名勝負」を語る8万人以上の観衆が目撃した大脱出マジック〜2009年・安田記念〜2020年6月6日
- 「名馬」を語る馬産地・青森より、愛をこめて。 - 青森県出身の2歳女王・タムロチェリー2023年1月3日
- 競馬を学ぶ競走馬に会いに行く際、絶対に守ってほしい『牧場見学の9箇条』とは?2021年4月4日
コラム・エッセイ
はじめに(自己紹介を兼ねて) ウマフリ読者の方、はじめまして。 普段はTwitterにて、競馬に関するニッチな情報や体験を発信している「徳澤泰明」と申します。 2019年10月17日〜20日、キャロットクラブにて募集されたメールドグラースのコーフィールドC現地観戦ツアーに参加しました。 今回はツアーの参加を決意するまで...
「ジャパンブリーディングファームズカップ(Japan Breeding farms' Cup)」。 「JBC」の呼称でお馴染みの地方競馬最大のイベントです。 地方競馬場が毎年持ち回りで開催しているJBC。 JBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックの3つのメインレースが行われます。 みんなでひとつのテ...
私が、金沢競馬のフリーペーパー「遊駿+」を発行し始めた頃、金沢競馬のホースマン達が集まって酒を酌み交わすと大抵が「どうやったら金沢競馬にお客さんを呼び込めるか」という話が持ち上がりました。 「あんなイベントをしたらどうだろう」 「こんな人を招いてライブでもしてもらったら、たくさん来るのではないか」 ──酒の勢いに任せて...
名勝負とは何か。 接戦、混戦、圧勝、絶妙の仕掛け、駆け引き──いろいろあると思いますが、そのひとつには「一騎打ち」が挙げられると思います。 2011年のJBCレディスクラシックは、まさにその一騎打ちの名勝負が繰り広げられました。 JBCレディスクラシックは、この年が創設初年度。 ゆえに格付けとしてはまだ「重賞」だったわ...
大井、船橋、川崎、そして浦和。 全部で4箇所ある『南関競馬場』のうち、最もローカル色の強い競馬場が、浦和競馬場ではないでしょうか。 浦和競馬場は1周1200m、直線は220mと、コンパクトな競馬場です。 埼玉県主催の公営浦和競馬を初めて開催した競馬場で、2018年に開場70周年を迎えました。 間近で見られる迫力満点のレ...
JBC競走。 日本で唯一、1日に3レースものJpn1競走が行われる、地方競馬界の一大イベントである。 開催場が毎年違うため、その年によって違った顔を見せてくれる競走という点からも、お祭り感が満載の1日となる。 今回はそんなJBCの歴史から、個人的に思い入れ深い1日についてご紹介していく。 2014年JBC競走の舞台は岩...
1999年第120回天皇賞(秋)は語りつくせぬほど話題が多かった。 2冠馬セイウンスカイ、同期のダービー馬スペシャルウィークが秋緒戦の京都大賞典で大敗を喫しただけで、4番人気まで評価を落とすほどだった。 それもそのはず。 その京都大賞典を勝ったツルマルツヨシ、前年の天皇賞(春)の覇者メジロブライト、スペシャルウィークが...
2018年12月28日。 例年以上の厳しい寒さを迎える中、私は中山競馬場にいた。その目的は競馬ファンなら言わずと知れたものだ。 2017年から2歳G1となった、ホープフルステークスである。 この時、単勝オッズで1.8倍という断トツ人気に推されたサートゥルナーリアが、4枠5番にゲートインを迎えようとしていた。 父は201...
あら、いらっしゃい。 今日は早いわね。 ……そうなの、早めに上がれるのはいいことよね。 どうぞどうぞ、ゆっくりしていってよ。 何にする? グレンリベット、ストレートね。めずらしいじゃない、初めからモルトにするの。 ……そうね、自分が好きなお酒を好きなように飲むのが、一番美味しい飲み方だと思うわ。 世にいろんなお酒はある...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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