2021年は地方競馬の馬主登録証をつくり、2022年から川崎競馬場でパドック解説を務めるなど、ここに来て地方競馬とのつながりが深くなってきました。もともと学生時代は毎日のように南関東の競馬場に足しげく通っていましたが、社会人になり仕事に忙殺されるにつれて、地方競馬からは足が遠のいてしまいました。このまま中央競馬しか観な...
ブログ・手記の記事一覧
エコロテッチャンは、「Equine Vet Owners」という地方競馬共有馬主クラブ(オーナーズ)の募集馬。獣医師である上手健太郎さんが共同代表馬主として、岩手と川崎を中心として共有馬を走らせているクラブです。僕が上手さんやクラブのことを知ったのは、サラブレッドオークションを熱心に眺めていた時期でした。ネージュダムー...
まず始めに前回のコラム(第22回 馬事文化について、考える。)について補足をさせてください。 前回コラムの終わりに、遠い将来にはサラブレッドの人工授精が議論されるかも知れない、的なことを書きましたが、全くもって私の認識が甘かったです。ネットで調べただけでも、2011年にオーストラリアのとあるオーナーブリーダーが人工授...
馬主になろうとしたら、生産の世界に足を踏み入れていた。「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」みたいな始まりですが、僕にとってはまさにそんな感じです。馬主になろうと思って地方競馬の馬主登録証を取得したものの、望みの馬を手に入れることができず、預託先の厩舎も見つからず、だったら自分で馬をつくろうと考え、繁殖牝馬セールに足...
読者の皆様は「桜花のキセキ」というアイドルグループをご存じだろうか。 馬事文化応援アイドル、というキャッチフレーズで2018年5月に結成され、ライブ活動やNetkeiba等の媒体でご活躍されていたが、この3月にグループを解散することが決まったそうだ。 私もそこまで熱心に肩入れしていたわけではないが、実はひょんなきっかけ...
あえて、いつもと違って短いタイトルにしてみました。 ちょうど10年前の2013年1月のある日、私は福山競馬の事務局に電話をかけました。すでに廃止が決定されていた福山競馬にいるクワイトファインを譲り受けたかったのです。その日が、事実上「トウカイテイオー後継種牡馬プロジェクト」の始まった瞬間かも知れません。 管理する吉井調...
12月になって、馬産地も来年度への準備を進める時期となりましたが、なかなか衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。 クラブ法人の「東京サラブレッドクラブ」において、クラブ所有の繁殖60頭について会員のリクエストにより配合種牡馬を決定し、産駒を募集するという企画をスタートする、と発表したのです。 詳細は今後リリースされると...
JRAの規定では、視力を失ったサラブレッドは、原則として競走馬として登録できませんが、例外として登録後に片目のみを失明した場合は、平地競走に限り出走することができます。 ……と、言葉で書くのは簡単ですが、レースにおいて多くのライバルたちと近接しながら勝負するサラブレッドにとって、片目の視界がない恐怖は計り知れないもので...
ウマフリ読者の皆様、こんにちは。「馬と歴史と未来の会」代表の上田優子です。 本日はJBC盛岡です!岩手で活動している我々にとっても、華やかな気持ちになる日ですね。名勝負が繰り広げられ、大いに盛り上がれば嬉しいです。 先日、南部杯にあわせて創刊した新しいフリーペーパー『ウマフリ岩手』は、お陰様で大好評だったようです。盛岡...
You Tubeを開設しました。このコラム下にある私のプロフィールにも、You Tubeチャンネルへのリンクを追加しています。動画のクオリティーとしては、あくまで素人のオジサンが作ったものだと思って見ていただければと思います。今後に向けて改善の余地があるとは思いますが、まずは立ち上げることが大事ではないでしょうか。 そ...
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語り継がれし「名馬」たち
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