暦の上では8月7日の土曜日に立秋が訪れ、秋へと季節が移ろい始めます。競馬界も来たる秋の大一番に向けて、夏競馬も文字通りの熱戦が続いています。盛岡競馬場1200m戦で競うクラスターカップに、今年のダート短距離戦で好走している馬たちが集いました。昨年このレースで日本レコードを樹立したマテラスカイ、東京スプリント&北海道スプ...
レース回顧の記事一覧
JRAで2レースしかない、世代限定のダート重賞レパードステークス。2021年で13回目と歴史が浅いレースではあるものの、第1回の覇者がトランセンド、第4回の覇者はホッコータルマエと、後にダート界の頂点に立つ馬を輩出してきた。 今年の出走馬はフルゲートの15頭で、単勝10倍を切ったのは5頭。ただ、前走オープン・重賞に出走...
8年ぶりに函館開催となった、2021年のクイーンステークス。過去には、このレースを勝利したトゥザヴィクトリーやアヴェンチュラが後にGⅠウイナーとなり、ヘヴンリーロマンスは、このレース2着から連闘で札幌記念を勝利。さらに、展覧競馬となった天皇賞秋で大金星を挙げている。 一方、アエロリットやディアドラのように、既にGⅠタイ...
新潟競馬場でのみ行なわれる直千競馬。そして、同場で行なわれる重賞の中でも屈指の人気レースが、アイビスサマーダッシュである。 今年、そんな国内最速のサラブレッドを決める一戦に集まったのは16頭(ロジクライが出走取り消し)だった。 人気は割れたものの3頭に集まり、最終的に1番人気に推されたのはオールアットワンス。ここまで、...
3歳ダート馬の頂点を決める大一番、ジャパンダートダービー。地方・中央の3歳馬が大井競馬場2000mコースで競う夏のJpn1競走です。 中央からは兵庫チャンピオンシップ組のリプレーザとゴッドセレクション、関東オークス圧巻の勝利ウェルドーン、ユニコーンステークスで末脚を見せたスマッシャー、1勝クラスを勝ち上がって挑戦のダノ...
芝のグランプリ、宝塚記念が終わり、大井競馬場2000mで争われるダートのグランプリ、帝王賞がやってきました。中央と地方のトップクラスが集う夏のチャンピオン決定戦です。フルゲートを割った宝塚記念に対して、今年の帝王賞の出走メンバーは近年でも屈指の好メンバーでした。 オメガパフューム:大井コース7連対、東京大賞典3連覇中の...
今年は13頭が顔を揃えた、上半期の総決算・宝塚記念。 JRAでは数少ない非根幹距離で行なわれるGⅠで、例年、一筋縄ではいかないレースとなっている。 2021年は5頭の牝馬が出走し、そのうちの3頭が上位人気を独占した。 1番人気に推されたのは、前年の覇者でグランプリを連勝中のクロノジェネシス。 ここまでのGⅠ3勝は、すべ...
南関東牝馬三冠競争の最終戦、関東オークス。川崎競馬場2100mで行われるレースです。 浦和桜花賞、東京プリンセス賞は地方所属馬同士で争いますが、関東オークスはJRAの牝馬も参戦する交流重賞なので、このレースを勝って三冠馬になるのは大変なことです。実際に、これまで南関東牝馬三冠を制したのは 2006年のチャームアスリープ...
2021年の天皇賞・春は、27年ぶりの阪神開催。2006年・阪神競馬場の改修以降、この条件でレースが行なわれること自体、2月の松籟ステークス以来2度目のことだった。 そんな、稀少な条件の天皇賞に駒を進めてきたのは17頭。その中で、単勝オッズ10倍を切ったのは4頭と、例年どおり大混戦となった。 僅差の1番人気に推されたの...
桜花賞・皐月賞とクラシック連続開催が終わり、いよいよG1ウィークの本格化を感じた4月最終週。 G1中休みの今週は東西でG1前哨戦となる重賞競走が行われた。 関西では安田記念につながる重要なステップレースであるマイラーズカップが開催。京都開催に替わり阪神競馬場で行われた今年のマイラーズカップは、いったいどのようなレースと...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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