ファン投票で出走馬が決まる、グランプリ有馬記念。英国のグランドナショナルと並び世界一馬券が売れるレースとされ、1996年の売上額875億円はギネス世界記録にもなっている通り、日本競馬を代表する最も大きなレースの一つといえる。 今年もフルゲートの16頭が参戦。先日のジャパンカップで死闘を演じた3頭の三冠馬は出走しないもの...
レース回顧の記事一覧
143回目を迎えた中山大障害は、下半期のジャンプ王決定戦に位置付けられる、ジャンプグレードのGI競走。今年は2歳GIホープフルステークスの手前、第10競走にて行われた。近2年は、連覇していたオジュウチョウサンの出走がなく、ニホンピロバロンやシングンマイケルという新たなGI馬が誕生した。しかし、その2頭はすでにターフを去...
中山から阪神に舞台が変わって7年目となった、朝日杯フューチュリティステークス。ホープフルステークスが重賞、そしてGⅠに格付けされて以降は、さながら2歳牡馬のマイル王決定戦という位置づけになってきた。 今年は16頭が顔をそろえ、単勝オッズが10倍を切ったのは3頭。その中で1番人気となったのはレッドベルオーブだった。8月の...
桜花賞と同じ阪神競馬場の芝1600mで行われる2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」。来年のクラシックに向けて世代の頂点に立つべく今年もフルゲート18頭がこの舞台にやってきた。何といっても、注目は3連勝で重賞2勝を挙げた白毛馬ソダシだ。 過去に白毛馬がG1を制したという記録はなく、おそらくソダシが勝てば白毛馬初め...
カペラステークスは、同じ中山ダート1200mで1月に行われていたガーネットステークスを引き継ぐ形で施行されるようになり、今年で13回目を迎えた。2011年以外はフルゲートの16頭で行われ、2018年のコパノキッキングまで1番人気馬の勝利はなかったものの、毎年のように大波乱が起きているわけではなく、中波乱で決着することが...
今年で56回目を迎えた中日新聞杯は、中京競馬場で行われる伝統のハンデ重賞。ローカルのハンデ重賞らしく、毎年のようにフルゲートに近い多頭数となり、過去10年で3連単の配当が10万円を超えたレースは5度と、やや波乱傾向にある。今年も、フルゲートの18頭がエントリーし、単勝オッズで10倍を切った馬は4頭いたが、とりわけその中...
その名のとおり、ダートの日本一を決めるチャンピオンズカップ。名称と舞台が中京競馬場に変わってから今年で7回目を迎え、すっかり定着した感がある。例年、好メンバーが集まる一戦ではあるが、今年は、GⅠや統一GⅠ勝ち馬が8頭出走と、いつにも増して大変豪華なメンバーに。現在ダート中距離路線で活躍している馬は、ほとんどが集まったと...
中京ではチャンピオンズカップが行われる12月の第1週日曜日。裏開催となる中山競馬場でも楽しみなオープン特別が行われる。1200mの短距離リステッド競走「ラピスラズリステークス」。今年はフルゲート16頭が揃った。オープンクラスに上がったばかりの上り馬や重賞で経験を積んだベテランの馬まで揃ったラピスラズリステークス。いった...
ジャパンカップも終わり、いよいよ暦は師走。競馬界も有馬記念に向けての締めくくりの季節となった。今年は11月から行われている阪神開催も開催の区切りを越え、師走競馬としての再スタート。12月最初の開催のメインレースはG3チャレンジカップとなった。今年は少頭数ながら期待の新星登場に期待が集まった。 レース概況 今年のチャレン...
ステイヤーズステークスは、日本の平地競走で最長距離を誇る。中山内回りコースを2周し、直線の急坂を三度も上らなければならない過酷なレースだ。そのため、『マラソンレース』とも呼ばれるが、年に1度の珍しい条件で行われるため、このレースを愛するファンは少なくない。 そんな特殊な条件下で行われる本レースだからこそ、今年も9歳馬な...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]雨中に鳴り響くアキラコール!外ラチ沿いの攻防を制したブローザホーンが悲願のGⅠ初制覇~2024年・宝塚記念~
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[重賞回顧]自分らしくありのままに。絶妙なペース配分で美しく逃げ切ったアリスヴェリテが重賞初制覇~2024年・マーメイドS~
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[重賞回顧]遅れてきた素質馬サトノレーヴがインを強襲! 実りの秋へ、夢が広がる重賞初制覇~2024年・函館スプリントS~
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[重賞回顧]天性のセンスがまたも爆発! ジャンタルマンタルが隙のない完璧な競馬で3歳ベストマイラーの座を獲得~2024年・NHKマイルC~
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[重賞回顧]師弟で掴んだ王者の称号。長期休養を乗り越えたテーオーロイヤルが古馬最高の栄誉を獲得!~2024年・天皇賞(春)~
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[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~