今や、出世レースとして定着した感のあるシンザン記念。過去には、シーキングザパール、タニノギムレット、ミッキーアイル等が、ここをステップにGⅠを勝利した。さらに、ジェンティルドンナとアーモンドアイという、牝馬三冠馬であり年度代表馬に2度選出された名牝も、このレースの勝ち馬。また、2着に敗れた馬からも、牡馬三冠を達成し年度...
レース回顧の記事一覧
中山金杯は毎年およそ1月5日、年の初めに行われる名物重賞である。1952年に中山競馬場芝2600メートルの条件で開催されて以来、今年は記念すべき70回目を迎えることとなった。 過去にグルメフロンティア(1998年)やシャドウゲイト(2007年)、ラブリーデイ(2015年)やウインブライト(2019年)などが、後に同じ年...
万葉ステークスは、毎年1月に行われている伝統の長距離オープン競走。現在、平地で3000m以上のレースは年間6レースしか施行されていないため、ステイヤーにとっては貴重な出走機会となっている。 京都競馬場が改修中のため、2021年は中京競馬場で行われることとなったが、3000mの平地のレースが中京競馬場で施行されるのは、メ...
京都競馬場が改修工事のため、2021年の京都金杯は、史上初めて中京競馬場で施行されることとなった。左回りで、直線に坂があることなど、京都競馬場とは正反対といえるコース設定で、果たしてこれまでの傾向と異なる結果になるのか、注目が集まった。 ハンデ戦ながら、トップハンデのサトノアーサーが57.5kgと設定されたのに対し、最...
ファン投票で出走馬が決まる、グランプリ有馬記念。英国のグランドナショナルと並び世界一馬券が売れるレースとされ、1996年の売上額875億円はギネス世界記録にもなっている通り、日本競馬を代表する最も大きなレースの一つといえる。 今年もフルゲートの16頭が参戦。先日のジャパンカップで死闘を演じた3頭の三冠馬は出走しないもの...
143回目を迎えた中山大障害は、下半期のジャンプ王決定戦に位置付けられる、ジャンプグレードのGI競走。今年は2歳GIホープフルステークスの手前、第10競走にて行われた。近2年は、連覇していたオジュウチョウサンの出走がなく、ニホンピロバロンやシングンマイケルという新たなGI馬が誕生した。しかし、その2頭はすでにターフを去...
中山から阪神に舞台が変わって7年目となった、朝日杯フューチュリティステークス。ホープフルステークスが重賞、そしてGⅠに格付けされて以降は、さながら2歳牡馬のマイル王決定戦という位置づけになってきた。 今年は16頭が顔をそろえ、単勝オッズが10倍を切ったのは3頭。その中で1番人気となったのはレッドベルオーブだった。8月の...
桜花賞と同じ阪神競馬場の芝1600mで行われる2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」。来年のクラシックに向けて世代の頂点に立つべく今年もフルゲート18頭がこの舞台にやってきた。何といっても、注目は3連勝で重賞2勝を挙げた白毛馬ソダシだ。 過去に白毛馬がG1を制したという記録はなく、おそらくソダシが勝てば白毛馬初め...
カペラステークスは、同じ中山ダート1200mで1月に行われていたガーネットステークスを引き継ぐ形で施行されるようになり、今年で13回目を迎えた。2011年以外はフルゲートの16頭で行われ、2018年のコパノキッキングまで1番人気馬の勝利はなかったものの、毎年のように大波乱が起きているわけではなく、中波乱で決着することが...
今年で56回目を迎えた中日新聞杯は、中京競馬場で行われる伝統のハンデ重賞。ローカルのハンデ重賞らしく、毎年のようにフルゲートに近い多頭数となり、過去10年で3連単の配当が10万円を超えたレースは5度と、やや波乱傾向にある。今年も、フルゲートの18頭がエントリーし、単勝オッズで10倍を切った馬は4頭いたが、とりわけその中...
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語り継がれし「名馬」たち
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