ニュース・ブログ [POG26-27]視線を集める名牝の初仔たち - 2、3歳芝重賞戦線で活躍した母の仔を並べる 2026年5月10日 5月、3歳世代のクラシックを巡る争いがクライマックスを迎えるころ、次の世代2歳馬の話題がPOGを中心にあがってくる。ダービーの翌週から2歳新馬戦がはじまるサイクルは休むことを許さない。つまり、5月はその年のクラシックと翌年のクラシックまで考えなければならなず、実に忙しい。 POG、ペーパーオーナーゲームのはじまりは諸説... 勝木 淳
ニュース・ブログ ニュースコラム [ニュースコラム]アメリカダート挑戦史。テーオーエルビスが切り拓く未来 2026年5月4日 子どもの頃の合言葉は「ニューヨークへ行きたいかぁ!」だった。これにピンと来る方はおそらく私と同年代。人生の後半に突入してきた方々だろう。合言葉の正体は「アメリカ横断ウルトラクイズ」。叫び声の主は当時、日本テレビの福留功男アナウンサー。後楽園もしくは東京ドームでの○×クイズを勝ち、羽田でじゃんけんで2勝し、グァムに向かう... 勝木 淳
「名勝負」を語る 善臣さんにしかできない競馬。オレハマッテルゼの高松宮記念 2026年3月27日 中山競馬場のスタンド1階メインエリアからエスカレーターで地下に降りると、フードコートがある。その入り口付近には二人の騎手のパネルが設定されている。一人は坂井瑠星騎手。フォーエバーヤングで世界と戦う今をときめくスタージョッキーはポップコーンをもち、ポーズを構える。その隣にいるのが柴田善臣騎手だ。昔となんら変わらない柔らか... 勝木 淳
「名馬」を語る ステルヴィオ - 急峻な峠道を越えた先に 2026年3月15日 ミラノ・コルティナオリンピックの中継を観ていると「ステルヴィオ」という単語を耳にした。これに反応したあなたは歴とした競馬民。もしくは無類の車好きだろう。 イタリアの老舗自動車メーカー・アルファロメオの100年以上にわたるブランドの伝統を受け継いだ唯一無二のSUV車の名は、イタリアとスイス国境にあるステルヴィオ峠に由来す... 勝木 淳
「名勝負」を語る ゆっくりでも大丈夫。名手のやさしさと確かな戦略。2009年リーチザクラウンのきさらぎ賞 2026年2月7日 武豊騎手の勝負服といえば。 その問いに対する答えはファンの年代によって色々違ってくる。40年近くトップジョッキーであり続ける男に対する答えは多彩であり、その歴史にこそ武豊騎手の価値がある。個人的に答えるとするなら、「紫、白鋸歯形」。臼田浩義氏の勝負服だ。そう、はじめて栄光の日本ダービーを手中に収めたスペシャルウィークの... 勝木 淳
「名馬」を語る [追悼・ダイワメジャー]メジャーとダンスの華やかな「ふたり舞台」 2026年1月25日 2001年4月8日。千歳の社台ファームにてスカーレットブーケは栗毛の牡馬を出産した。名牝スカーレツトインクの血を引くこの馬こそがダイワメジャー。スカーレット一族の血を象徴するような雄大な馬体の持ち主は育成時から並外れたパワーを発揮し、一目置かれる存在だった。そこに輪をかけて父サンデーサイレンス譲りの荒々しさも加わり、手... 勝木 淳
「名馬」を語る 仁川の匠ここにあり。ベラジオオペラと横山和生 2026年1月12日 2025年12月24日。大阪杯を連覇したベラジオオペラが競走馬登録を抹消。社台スタリオンステーションで種牡馬になることが発表された。国内外で14戦し、通算6勝。獲得賞金は11億円をこえた。父ロードカナロア、母エアルーティーン、母の父ハービンジャー。栗東上村洋行厩舎に所属し、主戦騎手を務めたのは横山和生騎手だった。 仁川... 勝木 淳
「名馬」を語る 諦めの悪さにこそ力は宿る。ソウルラッシュの現役生活を振り返る 2026年1月2日 2019年の終わりから毎週末の重賞を回顧する記事を書くようになった。振り返る記事は基本的に当然ながら勝ち馬を主役に展開する。なぜなら、競馬は勝つことが第一であり、勝ち馬こそがそのレースの最高だからだ。そうでなければ競馬の価値がおかしくなる。一頭の馬に関わる人々はみな、ただ1着でゴールすることにすべてを注いでいる。その情... 勝木 淳
ニュース・ブログ [全日本学生馬術大会2025]ヴェロックスを追いかけて。三木ホースランドパークで知った学生馬術の魅力 2025年12月3日 2025年10月30日午前5時 夜明け前、神戸の街は目覚める途中の微睡みのなか。神戸電鉄「新開地駅」から三田行きに乗車し、途中の鈴蘭台で粟生行きに乗り換える。車内は各ロングシートに一人いるかいないかくらい。さすがに早朝から三木方面へ向かう人は少ない。乗車した3000系の車体が音を立てながら、カーブを越え、神戸より標高が... 勝木 淳
「名勝負」を語る 29年後の現在地。フォーエバーヤングの快挙 2025年11月2日 日本時間の2025年11月2日午前7時25分。 第42回ブリーダーズカップクラシックのゲートが開いた。前年の勝ち馬シエラレオーネ、2着フィアースネス、そして3着だったフォーエバーヤングの3頭がそろい、再戦ムードのなか、スタートは切られた。フォーエバーヤングは五分のスタートから先行態勢をとる。すぐ内にいるフィアースネスの... 勝木 淳