ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]長距離も強い4歳世代。文句なしの4連勝で駆け上がる盾への道~2022年・ダイヤモンドS~ 2022年2月21日 72回目を迎える伝統の長距離重賞ダイヤモンドSは、数少ない3000m以上のレース。過去には、スピードシンボリやダイシンボルガードといったGI馬が勝利し、平成以降は、スルーオダイナ、ユウセンショウ、フェイムゲームなど、いぶし銀のステイヤーたちが連覇を達成した。 年に一度の特殊な条件で、リピーターが出やすいのが特徴。しかし... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]本拠地では負けられない! ディフェンディングチャンピオンが堂々の連覇達成。~2022年・フェブラリーS~ 2022年2月21日 2022年、JRAで最初に行なわれるGIフェブラリーS。秋以降に国内外のGIを制したテーオーケインズやマルシュロレーヌ。そしてチュウワウィザードなどは、海外遠征のため出走しなかったものの、GI馬が10頭集結。ダートのマイル王を決めるに相応しいメンバーが顔を揃えた。 実力伯仲で、6頭が単勝10倍を切る大混戦。その中で、レ... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]東の名門と西のトップジョッキーが送り出す新星~2022年・共同通信杯~ 2022年2月18日 2012年からの5年間で、4頭の皐月賞馬を輩出した共同通信杯。その流れは、一度途切れたように思われたが、2021年、エフフォーリアが6年ぶりに共同通信杯と皐月賞を連勝。さらに、ダービー2着を挟んで、天皇賞・秋と有馬記念も制し、見事、年度代表馬に輝いた。 一方、そのエフフォーリアに唯一黒星をつけたのが、共同通信杯3着のシ... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]終わりなき黄金旅程~2022年・京都記念~ 2022年2月14日 2022年、阪神競馬場で最初に行なわれる重賞が京都記念。過去2年は、同世代の牝馬クロノジェネシスとラヴズオンリーユーが勝利し、ともにそこからGIを3勝。前者はグランプリ3連覇を達成し、後者は日本調教馬として初のブリーダーズカップ制覇と、史上初の海外GI年間3勝の偉業を達成。それぞれが、歴史的名牝へと駆け上がった。 20... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]「黄金トリオ」が、2ヶ月連続で3歳重賞を制覇~2022年・きさらぎ賞~ 2022年2月7日 1986年まで、中京競馬場で行なわれていたきさらぎ賞。過去の勝ち馬から、スペシャルウィークやネオユニヴァースといったダービーが誕生している。一方、2006年の2着馬メイショウサムソンは、ダービー他、GIを4勝。2011年3着のオルフェーヴルは、続くスプリングSから連勝を重ねて三冠馬となり、最終的にGIを6勝。歴史的名馬... 齋藤 翔人
「名馬」を語る "名脇役"に収まらない存在感。大逃げや、惚れ惚れするような馬体……リーチザクラウンの魅力。 2022年2月6日 菊花賞当日の5レースに行なわれる新馬戦は、後のGI馬を多数輩出してきた出世レース。改めて、その実績を振り返ってみる。 2020年 1着シャフリヤール:ダービー2018年 1着ワールドプレミア:菊花賞、天皇賞・春2013年 1着トーセンスターダム:豪・GIトゥーラックH、エミレーツS2012年 1着エピファネイア:菊花賞... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]真面目すぎた天才少女が課題を克服、4つ目の重賞タイトルをゲット~2022年・シルクロードS~ 2022年1月31日 シルクロードSは、2ヶ月後に行なわれる高松宮記念の前哨戦。当初はオープン特別として行なわれ、高松宮記念(当時は高松宮杯の名称)がGIに昇格した1996年、重賞へと昇格した。 その昇格初年度の覇者フラワーパークが本番も連勝すると、以後も、このローテーションで高松宮記念に出走した数多くの馬が本番でも好走。2021年現在、高... 齋藤 翔人
「名勝負」を語る [シルクロードS]スプリント路線の勢力図を一瞬で塗り替えた、一輪の花 - 1996年・フラワーパーク 2022年1月24日 古馬混合の短距離路線が本格的に整備されたのは、1984年のグレード制導入以降。それまでハンデ戦として行なわれていた安田記念がGIに格付けされ、マイルチャンピオンシップが新たに創設された。一方、さらに距離の短いスプリント路線が整備されるには、元号が平成に変わるのを待たなければならなかった。 それまでGⅡだったスプリンター... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]得意の舞台で復活した古豪が、待望の重賞2勝目~2022年・アメリカジョッキークラブC~ 2022年1月24日 東日本でシーズン最初に行なわれるGⅡ、アメリカジョッキークラブCは、創設から60年以上が経過した伝統の中距離重賞。かつては、ミホシンザン、サクラホクトオー、スペシャルウィークといったGI馬が勝利している。その一方で、メジロブライト、マツリダゴッホ、トーセンジョーダン、そしてルーラーシップが後にGI馬へと上り詰めた。 2... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]同厩の先輩に捧げる弔い星。期待の良血馬が重賞初制覇。~2022年・日経新春杯~ 2022年1月18日 日経新春杯は、JRAの年間スケジュールで最初に行なわれるGⅡ競走。1ヶ月後の京都記念とともに、春の中・長距離路線に向かう古馬たちにとって、重要なステップレースとなっている。 ただ、別定戦の京都記念に比べ、ハンデ戦の日経新春杯は、前走条件戦に出走していた馬や4歳馬が活躍する傾向にある。2022年に関しては、前走条件戦組が... 齋藤 翔人