「名勝負」を語る 良血馬を圧倒した、1頭の地味な血統馬~1997年弥生賞・ランニングゲイル~ 2021年3月7日 『1994年産の日本国内で走ったサラブレッドで印象に残っている馬を挙げてください』と問いかけられたとして、皆さんはどの馬たちを思い浮かべるだろうか? おそらく、サイレンススズカ、タイキシャトル、ステイゴールドを挙げる方々が多いだろう。しかし、この3頭でクラシック3冠レースに出走経験があったのは、サイレンススズカのダービ... 齋藤 翔人
「名馬」を語る フジキセキ~永遠にベールに包まれた「本気」の強さ~ 2021年3月6日 サンデーサイレンス旋風の中心となるべき1頭。 日本の競馬を根底から変えた、大種牡馬サンデーサイレンス。まもなく、死後20年の歳月が流れようとしているが、その血が現代競馬に及ぼす影響は、今なおあまりに大きい。 2021年3月現在、サイアーランキングの上位20頭中、実に15頭の種牡馬の血統表にはその名が刻まれ、それ以外の5... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]古馬中距離界のスター候補が誕生~2021年・中山記念~ 2021年3月1日 春競馬の開幕を告げる伝統の中山記念は、勝ち馬に大阪杯の優先出走権が与えられる。しかしそれだけでなく、ドバイや香港へ遠征を控える馬にとっても、重要な前哨戦となっている。 今年は、GⅠ馬の出走こそなかったものの、久々に多頭数となり、春の大レースに向けて弾みをつけたい馬が数多く出走していた。 最終的に単勝オッズ10倍を切った... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]大病を乗り越え、念願の重賞タイトルを獲得~2021年・ダイヤモンドステークス~ 2021年2月23日 ダイヤモンドステークスは、今年で71回目を迎えた伝統の長距離重賞。3000m以上の平地競走は年間で6レースしか行われない特殊な条件であり、ダイヤモンドステークスは、ステイヤーズステークスに次ぎ、国内で2番目に距離が長いレースである。 今年の出走頭数はフルゲートの16頭。その中で、最終的に単勝オッズ10倍を切ったのは3頭... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]天才少年が三度目の正直でGⅠ初制覇~2021年・フェブラリーステークス~ 2021年2月22日 JRAのGⅠ開幕を告げるフェブラリーステークス。JRAのダートGⅠとしては他にチャンピオンズカップが行われているが、昨年そこで上位に入着した馬が遠征・引退・長期離脱などで続々と回避。掲示板に食い込んだ馬は3着のインティのみの出走となったため、戦前から大混戦の様相を呈していた。 その中で、1番人気に推されたのは、唯一の4... 齋藤 翔人
「名勝負」を語る 頂上決戦で実現した世代交代劇~2009年・フェブラリーステークス~ 2021年2月21日 最近テレビを見ていると「お笑い第七世代」という言葉を耳にする。「~世代」という言葉は、業界によって多少意味するところは異なるが、様々な業界、特にスポーツの世界では、頻繁に用いられる印象がある。 例えば、プロ野球界では「松坂世代」といった括りや、田中将大投手を代表に、1988年~89年に生まれた選手達を指す「マー君世代」... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ レース回顧 [重賞回顧]クラシックの主役へと名乗り出る完勝劇~2021年・共同通信杯~ 2021年2月15日 京成杯と共に関東で行われるクラシックへの登竜門・共同通信杯。近年は、より一層、皐月賞との親和性が高いレースである。2012年~2016年には、このレースで連対を果たした10頭のうち、4頭が皐月賞へ直行し、それらすべてが本番を制した。そのため、連対馬が皐月賞へ直行すれば、引き続き本番でも注視する必要がある。 今年の出走馬... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ [レース回顧]要注目のステップレースの行方は〜2021年・エルフィンステークス~ 2021年2月9日 エルフィンステークスは、桜花賞へ向けての重要なステップレースだ。近年は以前ほどクラシックに直結しなくなっていたものの、昨年、4馬身差でこのレースを圧勝したデアリングタクトが大ブレイク。続く桜花賞・オークス・秋華賞もすべて勝利して、中央競馬史上初めて無敗の三冠牝馬に輝き、改めてこのレースの重要性が浮き彫りになった。 今年... 齋藤 翔人
ニュース・ブログ [重賞回顧] オルフェーヴル産駒の"先輩"に続けるか~2021年・きさらぎ賞~ 2021年2月8日 クラシックへの登竜門となっているきさらぎ賞は、創設当初は中京競馬場で行われていた。京都競馬場の改修工事のため、2021年のきさらぎ賞は、里帰り開催のような格好で、35年ぶりに中京競馬場で行われることとなった。 例年の出走馬の傾向として、年末の2歳GⅠを連対したような馬は、1週間後に行われる共同通信杯に出走することが多い... 齋藤 翔人
「名馬」を語る ドリームパスポート〜師弟の夢を乗せて〜 2021年2月7日 きさらぎ賞は、1月のシンザン記念とならぶ、クラシックに続く関西の登竜門。ただ、2歳GⅠで好走した馬は共同通信杯へ向かうことが多く、こちらはやや小粒なメンバーとなることも。 しかしながら、過去にはスペシャルウィーク、ナリタトップロード、ネオユニヴァース、そして、近年ではサトノダイヤモンドのように、きさらぎ賞で好走した馬の... 齋藤 翔人