ニュース・ブログ [今週の注目馬]白馬の王子様アマンテビアンコに、もう一度「府中の歓声」を! 2026年5月28日 イタリア語で「白い恋人」という名を持つ白毛牡馬のアマンテビアンコ。白毛という視線を集める存在でありながら、彼は「色」ではなく「強さ」で歴史に名を刻んだ。2024年のJpnⅠ・羽田杯。白毛牡馬として史上初のJpnⅠ制覇──その瞬間、彼はロマンの象徴から、実力で頂点を奪う本物のオープン馬へと変貌した。 しかし、サラブレッド... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム [ニュースコラム]オークスを駆け抜けた風!今村聖奈騎手とジュウリョクピエロ、歴史のその先へ 2026年5月26日 2026年5月24日東京競馬場。どんよりとした雲が垂れ込み、初夏の陽射しが届かない芝コース。 ファンファーレの演奏が始まり、選ばれた18頭の牝馬たちが、未来を懸けてゲートへ収まっていく。オークス——優駿牝馬。その名が示す通り、この舞台はただ速い馬を決めるだけの場所ではない。才能と覚悟、そして「運命」が交差するクラシック... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム [追悼]萩原清調教師を偲んで - 静かな情熱が遺したもの 2026年5月21日 ■エピカリスの記憶とともに訪れた、思いがけない訃報の夕暮れ 2026年5月20日、水曜日の午後。仕事を少し早めに切り上げ、浜松町からモノレールに乗り込んだ。車内には出張帰りのビジネスマン、巨大なスーツケースを抱えた外国人旅行者たち。そんな中で、スポーツ新聞を片手に手ぶらで大井競馬場へ向かうのは、私だけのようにも思えた。... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ [今週の注目馬]オークスへ - 今村聖奈騎手とジュウリョクピエロが描く、「挑戦」への軌跡 2026年5月21日 5月の日曜日。府中競馬場の15時半を過ぎる時間帯は、独特の緊張感が漂う。初夏の太陽が射しこむ芝コース。その美しさとは裏腹に、GⅠの舞台での熱い戦いが毎週展開される。 今週はオークスだ。15時40分にゲートが開く。オークスというレースは、牝馬にとってはどこまでも過酷だ。3歳牝馬にとって未知の2400メートル。スピードだけ... 夏目 伊知郎
「名勝負」を語る 奇跡の薔薇、東京に咲く!テンハッピーローズが勝利した2024年ヴィクトリアマイルを振り返る 2026年5月14日 古馬牝馬の最強マイル女王を決めるヴィクトリアマイル。オークス、日本ダービーと続く3歳クラシック戦線の牡馬牝馬の頂点を決めるレースの前週に施行されるGⅠレースとして、2006年にスタートした。第1回目の優勝馬は桜花賞馬のダンスインザムード。連覇した牝馬たち(ヴィルシーナ、ストレイトガール)もいれば、ウオッカ、ブエナビスタ... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ [今週の注目馬]チェルヴィニア、5歳春の逆襲なるか。二冠牝馬がヴィクトリアマイルに出走 2026年5月14日 今週は、古馬牝馬のマイルGⅠ、ヴィクトリアマイル。前年の桜花賞&秋華賞の二冠馬とオークス馬の4度目の対決に多くのファンの注目が集まっている。オークスで桜花賞馬エンブロイダリーを倒したカムニャックは、秋華賞、阪神牝馬Sとエンブロイダリーに連敗。カムニャックが巻き返すか、エンブロイダリーの3連勝か。2頭の勝敗の行方は見どこ... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム 「絵になる瞬間」を作る馬〜東京競馬場にエイシンフラッシュが凱旋した日〜 2026年5月12日 5週連続のGIレースが開催される第一弾、NHKマイルCデーの東京競馬場。 正門横のローズガーデンの先、展示用パドック前に多くの人が集まっていた。パドックの中を撮影しようと、高く掲げたスマホが同じ高さで綺麗に並んでいる。初夏の爽やかな風が通る抜ける今日の東京競馬場で、このエリアだけが熱気に満ち溢れている。 多くのファンた... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム [ニュースコラム]クロノジェネシスの初仔、ベレシートは、“令和のキズナ”になれるか?京都新聞杯の注目馬たち 2026年5月7日 ■京都新聞杯の変遷と今年の注目馬 今週土曜日、日本ダービーへ向けた“真の最終便”ともいえる3歳重賞・京都新聞杯が行われる。今年で74回目を迎える伝統の一戦は、今でこそダービー直前の5月に組まれているが、その歩みを辿ると、レースの役割は時代とともに大きく姿を変えてきた。 現在の京都新聞杯は、日本ダービーのトライアルがすべ... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム 「おかえりなさい!ミルコさん」/M・デムーロ騎手の復帰に寄せて 2026年5月2日 ■ミルコさんが、帰って来る! M・デムーロ騎手は、単なる「外国人ジョッキー」ではない。 ネオユニヴァース、ドウラメンテでの二冠、エイシンフラッシュでの天覧競馬、ヴィクトワールピサでのドバイワールドカップ制覇…そして数々の名馬とのドラマ。彼が勝つたびに、ファンは涙し、声を枯らし、心を揺さぶられてきた。 しかし近年のM・デ... 夏目 伊知郎
「名馬」を語る ビリーヴと安藤勝己騎手、ふたりで掴んだ“未来” - 2003年高松宮記念 2026年3月29日 ■春の到来は名古屋から ソメイヨシノ開花の便りが全国から届き始める3月最終週。春のGⅠシリーズの幕開けを告げる高松宮記念が、中京競馬場で行われる。その歴史は古く、1971年に「高松宮杯」として創設された。当時は開催時期も距離も現在とは異なり、夏競馬が始まる6月からの中京開催で、距離は2000m。格付けはGⅡながら、日本... 夏目 伊知郎