1.サトノダイヤモンド、『ウマ娘』に登場 2020年12月に行われた、サイゲームスによるメディアミックスコンテンツ『ウマ娘』の公式生放送。視聴者の耳目を集めたのは、コンテンツの本丸であるスマートフォンゲームのリリース日発表であった。しかし、筆者が最も驚いた発表は、新キャラクター「サトノダイヤモンド」の登場である。競馬フ...
コラム・エッセイ
コラム・エッセイの記事一覧
「推しの推し」は半分愛馬 2003年、東京優駿(ダービー)。テレビをつけると、競馬番組でMCをしていた俳優の宮川一朗太さんが、とても喜んでいる様子が映し出されました。宮川さんの一口愛馬・ネオユニヴァースがダービーをとった瞬間でした。私の芸能人の初恋が宮川さんだったこともあり、喜ぶ宮川さんを見て自分まで嬉しくなったのを覚...
過日、2021年のNARグランプリが発表されました。NARグランプリは1990年に地方競馬全国協会(NAR)によって創設された年間表彰制度です。種々の競走馬に対し地方競馬における活躍を讃える目的であり、中央競馬におけるJRA賞に相当します。 このNARグランプリですが、本年度は異例とも言える2頭の馬が表彰されました。特...
音楽が由来の馬名が、好きだ。 最近ではperfumeの曲名から次々に馬名を採用している馬主の方もいる。perfumeファンを自認するぼくは、「フューチャーポップ」や「ラブザワールド」などperfumeの曲名を名付けられた馬を応援し、さらには新曲が出るたびに「今度はどんな馬にこの曲名が名付けられるのだろう?」と想像を膨ら...
古馬混合の短距離路線が本格的に整備されたのは、1984年のグレード制導入以降。それまでハンデ戦として行なわれていた安田記念がGIに格付けされ、マイルチャンピオンシップが新たに創設された。一方、さらに距離の短いスプリント路線が整備されるには、元号が平成に変わるのを待たなければならなかった。 それまでGⅡだったスプリンター...
生きるとは死へ向かうこと。 死が訪れない生命はこの世にいない。長寿の象徴とされるカメも実際には1万年も生きるわけがなく、小型のカメで20~30年。大型のゾウガメでも100年を超える程度だという。 実家にナリタ君というカメがいた。成田にあるゴルフ場のグリーンをのんびり歩いていたところを父が見つけてきた。連れてきたっていい...
ウマフリ読者の皆さん、こんにちは。あでのいと申します。 突然ですが皆さんはこんなことを思ったりした経験はありませんか? 「あーあ、あの馬のぬいぐるみがあったらなあ」 と。 私はあります。というか競馬ファンの大部分が一度や二度……いや、三度や四度や五度や六度は思ったのではないでしょうか。 そうは言っても、無いものは無いの...
アメリカジョッキークラブカップは、3月の中山記念、日経賞と共に、関東で行われる伝統の古馬中・長距離重賞の一つ。ここから、GⅠの大阪杯や天皇賞春、もしくは、香港のクイーンエリザベス2世カップへと繋がる、重要なステップレースとなっている。 過去の勝ち馬からも、メジロブライト、マツリダゴッホ、トーセンジョーダン、ルーラーシッ...
なぜ、そんなにも懸命に走れたのか。 2021年、有馬記念。最後の直線で必死に追い込んでくるクロノジェネシスの姿に、そんな問いが浮かんだ。 先に抜け出したエフフォーリアの走路をトレースするように、クロノジェネシスは上がっていった。鞍上のクリストフ・ルメール騎手を、逆に引っ張っていくかのように、全身を使ったストライドで脚を...
生きていると、歯がゆくて悔しい、報われない経験をすることがある。 あと一歩だった。もう少しだった。もっと認められたかった。 ──もう、いっそ諦めてしまおうか。 そうやって肩を落として、ふっとターフを見ると、決して諦めずに戦い続ける彼女の姿があった。 どんな馬場でも、どんな距離でも、絶対に掲示板を外さない、不屈の闘志。 ...
アーカイブ
カテゴリー
語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
-
[重賞回顧]復活と希望の勝利!北村友一騎手とクロワデュノールがホープフルSを制覇~2024年・ホープフルS~
-
[重賞回顧]いざ、新時代へ! 復活を遂げたレガレイラが偉業を達成~2024年・有馬記念~
-
[重賞回顧]ニュースター誕生! 見惚れるほどの圧勝劇~2024年・朝日杯フューチュリティステークス~
-
[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
-
[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
-
[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
-
[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~