「名馬」を語る メイショウバトラー〜ファンから愛された"バトラー姐さん"〜 2021年4月6日 マリーンCの時期になると思い出すのが、"姐さん"として愛されたダートの名牝・メイショウバトラーの存在です。 メイショウバトラーは、父がメイショウホムラ、母がメイショウハゴロモという血統。さらに両親の母も、どちらも"メイショウ"で、いわばメイショウ血統です。 父の父ブレイヴェストローマンは馬場不問で重賞産駒を輩出した名種... 梶原 為きち
それぞれの競馬愛 一度も会えなかったけれど、私の心には生き生きと - トウカイテイオー産駒チタニックオー 2021年4月5日 ウマフリ読者の皆様、こんにちは。「チーム・テイオー」「トウカイテイオー産駒の会」会員のエドリンです。 私事ですが、4月1日は私の誕生日でした。「誕生日!」と浮かれる年齢でもないし、できれば素知らぬ顔でやり過ごしたいくらいです。ところが、そうできない理由が、私にはありました。以前、私と同じ誕生日の競走馬がいたのです。──... チーム・テイオー トウカイテイオー産駒の会
「名馬」を語る カレンブラックヒル〜不屈の名マイラー〜 2021年4月4日 皆さんはマイルを得意とする競走馬たちのなかで、どの馬が1番好きだろうか? ニホンピロウイナー、ヤマニンゼファー、エアジハード、ダイワメジャー、ショウワモダン、インディチャンプ、グランアレグリア……当然、様々な名マイラーが挙げられるだろう。 私は今も昔も、そしてきっとこれからも、最も好きな"マイラー"は、モーリスである。... KOBA
「名馬」を語る 人馬の出会いを紡ぐ馬 ドリームジャーニー 2021年4月4日 人生には、大きな転機となる出会いがある。池江泰寿調教師と池添謙一騎手にとって、ドリームジャーニーとの出会いがまさにそれだったのではないだろうか。 池江泰寿調教師。1993年に浅見国一厩舎のもとで1年間修業をしたあと父の池江泰郎厩舎に移籍。ここで後にドリームジャーニーの父となるステイゴールドに調教助手として関わっている。... 林田麟(りんだりん)
競馬を学ぶ pick 競走馬に会いに行く際、絶対に守ってほしい『牧場見学の9箇条』とは? 2021年4月4日 人気コンテンツ『ウマ娘』の勢いがとまりません!毎日のように『ウマ娘』の話題を見かける日々。そんな『ウマ娘』の人気が"バクシン"的に上がる中「○○ちゃんに会いたい!」という声を、SNSなどで見かけることも増えました。 それと同時に「牧場見学ってどうすればいいのかな?」「どこに問い合わせればいいのかな?」と疑問点も多く見か... スオミアッキ
「名馬」を語る 聞いてくれないか、ふたりのその後の話を。 − アルアイン 2021年4月3日 「あれ、北村? 初GⅠ?」 私の心の声をなぞるように、隣にいたオッチャンが中山の大画面を茫然と見つめながらぼやくので、相槌を打ちたくなった。2019年の大阪杯のことだ。 「ですって、意外ですねえ」「そうかあ、北村、ついにやったかあ。よかったなあ。あれ、でもアルアインて、前は松山を勝たせたよなあ。おれもアルアインに乗せて... 手塚 瞳
「名馬」を語る アンビシャス~夢の競演「大阪杯」が見られる訳~ 2021年4月2日 GI、GII、GIII……これらは、そのレースに過去の出走馬、上位馬の格に応じて定められる。GIがGIであり続けるには、それ相応のメンバーが毎年出走する必要があり、場合によっては格下げされる可能性もある。 まだ競馬歴の浅いファンには驚きかもしれないが、春の中距離GI・大阪杯は長らく「産経大阪杯」と呼ばれるGII競走であ... フロリダ
「名馬」を語る マチカネフクキタル~「待ちかねた福」を掴んだ、衝撃の末脚~ 2021年4月2日 私がまだ幼い頃、はじめて自分から競馬メディアを探して見た動画は、サイレンススズカの特集動画だった。新馬戦の勝ちっぷり、弥生賞でのゲートくぐり、プリンシパルSの勝利で駒を進めたダービーでの敗戦を経て見た、神戸新聞杯。 直線で大きく突き放し、セーフティリードを広げる彼に魅了され始めていた私は「ああ、かっこいいなあスズカ」と... 小早川 涼風
「名馬」を語る 大阪杯勝利、そして2年後の復活劇──芦毛ブームを牽引した名脇役・ホワイトストーン 2021年4月1日 それは、突如としてやってきた──。 昭和の終わりから平成にかけて吹き荒れた、芦毛ブームである。そのきっかけとなったのは、昭和62年の秋から翌年にかけて連勝街道を驀進した、二頭の芦毛のサラブレッドだった。 一頭目はタマモクロス。 ダートでくすぶっていた馬が、芝に再転向すると突如の快進撃をみせ、現・1勝クラスからの6連勝で... 齋藤 翔人
競馬を学ぶ POG2021-2022 [種牡馬・血統紹介]スピードの頂点、ビッグアーサー。 2021年3月31日 燃え盛るような激しい気性と、類まれなるスピードを持った快速馬ナスルーラ。彼はそのスピードとアメリカ血統との相性の良さを武器に、アメリカ競馬の歴史を作る偉大な開拓者となった──。 そのナスルーラのスピードの部分を最も子孫たちに受け継いでいると言えるプリンスリーギフトの系統。高松宮記念で驚異的なレコードタイムを叩き出し、ス... Redfray