「名馬」を語る アグネスワールド〜世界を席巻したスピードスターの原点〜 2020年7月16日 2歳戦最初の重賞である、函館2歳S。芝1200mという施行条件、2歳戦開始からわずか2ヵ月という時期もあるのか、歴代の勝ち馬には早熟タイプが多い。近年はダービー前日に重賞の葵Sが新設されそこで復活する馬も出てきてはいるものの、総じて古馬になっても活躍するような馬が少なく、忘れられがちなタイトルでもあった。 フランスのア... 勝木 淳
競馬を学ぶ イギリス競馬入門〜イングランドの平地競走について〜 2020年7月16日 今回は、「イングランドの平地競走」をご紹介していきましょう。「イギリス競馬」と言えば、スコットランドにも競馬場はあります。しかし日本でも知られているような大レースの開催はあまりありません。また、イギリスは障害競走の人気も非常に高いですが、詳しく取り上げるのは別の機会にしましょう。 イギリス競馬のレースや仕組み、有名な開... Hartley
「名馬」を語る ミヤビランベリ〜究極の道悪巧者〜 2020年7月12日 あなたにとって「この競馬場、このコース、この馬場では絶対この馬!!」と心に決めている馬はいるだろうか?俗に言う、「〇〇巧者」という馬だ。 ある条件では馬の適性に合わず、凡走ばかりしていても、その馬の適性に合ったコースで走ると突如一変して、好成績を叩きだす。そのような馬は、もどかしさと頼もしさが同居して、どうしてだか無性... かんちゃん
競馬を学ぶ 史上初めてメルボルンCを制覇した女性騎手の半生。映画『ライド・ライク・ア・ガール』 2020年7月12日 『シービスケット』、『セクレタリアト/奇跡のサラブレッド』、『優駿 ORACION』。数ある「競馬」をテーマにした名作映画に、また一本新しい名作が加わった。 「ライド・ライク・ア・ガール」。2020年7月17日(金)公開の、オーストラリア映画だ。女性騎手として初めてオーストラリアG1・メルボルンCを制覇したミシェル・ペ... ウマフリライター
競馬を学ぶ オーストラリア競馬の祭典!メルボルンカップとは? 2020年7月12日 オーストラリアといえば、世界有数の競馬大国です。1年間における競走馬の生産頭数は、日本を凌駕する1万頭超えで、サラブレット生産における存在感もトップクラス。日本からもモーリスやリアルインパクトが、いわゆるシャトル種牡馬として渡豪しています。スプリント大国・香港への影響力も非常に大きいのも特徴の一つ。オーストラリア国内外... ウマフリライター
「名馬」を語る ヒガシウィルウィン〜勝利へ向かって〜 2020年7月8日 2017年7月12日。この日、とある一頭の地方馬が、並み居るJRAの強豪を振り切り世代の頂点に立った。 その馬の名は、ヒガシウィルウィン。 7年振りに誕生した、地方所属馬でダートの世代最強の座を射止めた馬だ。 父は2017年に亡くなった2003年JBCスプリント覇者のサウスヴィグラス。全姉に名古屋競馬所属のワンダフルタ... KOBA
「名勝負」を語る [Rewind the race]切味一閃~2016年・CBC賞~ 2020年7月5日 宝塚記念が終わり、いよいよ夏競馬に本格突入する7月初旬。関西の夏競馬開幕を飾る重賞は毎年中京競馬場で行われているCBC賞だ。このレースはサマースプリントシリーズに指定されている一戦で、夏のスプリント王を目指す馬や秋のスプリンターズステークスを目指す馬など、バラエティに富んだ面々が集まってくる。ハンデ戦らしく、波乱の結果... ハラシュー
競馬を学ぶ イギリス競馬入門〜その歴史を知ろう〜 2020年7月5日 過去に日本馬も参戦したことで、国内でも名前が広まった「ロイヤルアスコット開催」は、世界で最も有名な競馬開催の一つでもあります。2018年には、日本産馬・サクソンウォリアーの参戦した英ダービーが日本で初めて生中継されるという出来事もありました。近年は更に注目度も高まっている伝統のイギリス競馬、今回は主な情報や基本を紹介し... Hartley
「名馬」を語る 非サンデーの雄・ビッグバイアモンと、蛯名騎手 2020年7月4日 1996年、競馬界には「サンデーサイレンス旋風」が吹き荒れていた。クラシック前哨戦はことごとくサンデーサイレンス産駒が上位を占め、クラシック第一弾皐月賞もサンデーサイレンス産駒・イシノサンデーが制した。私はこの時「競馬界に凄いことが起き始めている」と痛感した。そんな皐月賞が終わった翌週、新潟競馬場でひっそりと「4歳未出... もん
「名馬」を語る 未完の大器シャイニングレイ~多くの困難を乗り越えた復活劇~ 2020年7月3日 ノーザンダンサーの血の一滴は1カラットのダイヤモンドより価値があると賞賛され、サンデーサイレンスの血は日本の競馬界を変えたと言われた。 サンデーサイレンスの血を引くディープインパクトはクラシック三冠を制覇し、ディープインパクトの子供は何度もダービーを制している。 競馬は血を繋ぐスポーツ。ドゥラメンテ、リアルスティール、... 例の元上司