創設当初は5月に開催され、80年代初頭は天皇賞・春の前哨戦だったアルゼンチン共和国杯。その当時は中山芝2500mの別定戦で、現在とはかなり異なる条件で行なわれていた。 その後、1984年のグレード制導入時にGⅡに格付けされ、東京芝2500mに変更。開催時期も11月3週目に繰り下げられ、97年以降は11月1週に行なわれて...
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10月開催も最終週。2020年産駒達の新馬戦もここまでで170戦を超えました。今回も先週開催された新馬戦で、世代全体のうち3割前後しか勝ち上がることができない狭き門を突破した2歳馬達を紹介していきたいと思います。 2022年10月29日(土) 阪神4R ダ1400 晴・良 13頭 ヘニータイフーン 牝馬ヘニーヒューズ×...
秋華賞、府中牝馬ステークスも終わり、いよいよ3歳牝馬路線と古牝馬路線が交わり始める。成長を遂げた淑女たちの決戦を2週間後に控えたこのタイミングで、府中の舞台では来年のクラシックを見据える少女たちがJRA最初の2歳牝馬限定重賞・アルテミスSに集結した。 毎年、数多くの名牝を輩出するこの重賞。直近だけで見ても豪華絢爛で、後...
ウマフリ読者の皆様、こんにちは。「馬と歴史と未来の会」代表の上田優子です。 本日はJBC盛岡です!岩手で活動している我々にとっても、華やかな気持ちになる日ですね。名勝負が繰り広げられ、大いに盛り上がれば嬉しいです。 先日、南部杯にあわせて創刊した新しいフリーペーパー『ウマフリ岩手』は、お陰様で大好評だったようです。盛岡...
北米のブリーダーズカップを範に、生産者が企画・運営するレースとして2001年に大井競馬場で始まったJBC競走。 全国の競馬場で持ち回り開催となるが、これまでアドマイヤドン・ヴァーミリアンが3連覇、タイムパラドックス・スマートファルコン・コパノリッキーが2連覇と、舞台が変わってもダートの強豪たちが圧倒的なパフォーマンスを...
You Tubeを開設しました。このコラム下にある私のプロフィールにも、You Tubeチャンネルへのリンクを追加しています。動画のクオリティーとしては、あくまで素人のオジサンが作ったものだと思って見ていただければと思います。今後に向けて改善の余地があるとは思いますが、まずは立ち上げることが大事ではないでしょうか。 そ...
初冬、名古屋の地で行われる中央ダート頂上決戦、チャンピオンズC。そこに歩を進めるべく、この週は多くの有力馬がそのステップレース、あるいは地方頂上決戦に蹄音を刻んだ。 岩手で行われたJBC3レースに出走した有力各馬に続かんとする、仁川のダート1800mにその姿を見せた優駿16頭。若駒、古豪全て混じり合ったその中で1番人気...
1着馬にマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられるスワンS。かつてはサクラバクシンオーとノースフライトの対決に湧き、当年のGIを制したダイタクヤマト、ショウナンカンプ、ミッキーアイルらがこのレースを勝利した。 ただ、ここをステップにマイルチャンピオンシップを制したのは2010年のエーシンフォワードが最後。近年は、...
日本国内で数多く大レースが行なわれるのは1600m、2000m、2400m。その中間距離で行なわれ、3歳以上のサラブレッドはすべて出走できることから「現役最強馬決定戦」といっても過言ではない天皇賞・秋。 将来、種馬になったとき、最も価値があるのはこの距離で実績を残した馬たち。さらに、過去5年の勝ち馬のうち3頭が年度代表...
中距離路線の国内最強を決める大一番! 次の時代の主役は誰だ? 今週は天皇賞・秋が行われます。今年は各世代から有力馬が集まり、非常にハイレベルなメンバーが集まりました。まさに、今の中距離路線における国内最強を決めるレースといっても過言ではないでしょう。少なくとも、今後に向けて大きなポイントになりそうなレースであることは確...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~