競馬場を楽しむ 歴史をつくれ、オジュウチョウサン。〜開成山特別観戦記〜 2018年7月10日 大宮駅17番線ホームに、JR東日本E5系新幹線が滑り込んで来る。 ロングノーズが特徴的なこの緑の新幹線が、私を『旅打ち』という非日常へ連れて行ってくれるのだ……! 私の趣味に『旅打ち』が加わったのは比較的最近のことだ。 2016年阪神スプリングジャンプ。アップトゥデイト、サナシオン、オースミムーン……障害界の強豪3頭が... びくあろ
「名勝負」を語る ステイゴールド~語り継ぎたい、奇跡の黄金伝説~ 2018年7月7日 ステイゴールド。今や押しも押されもせぬ大種牡馬として、競馬ファンでその名を知らない人はいないと思います。 その一方で最近では、彼の現役時代を知らないファンの方々も非常に多くなってきました。思えば彼のラストランは2001年12月。それから長い月日が経ちましたから、それも無理からぬ事でしょう。 ここでは、ステイゴールドが現... golden voyage
写真で楽しむ競馬 サラブレッドを撮ろう~まずは「写真」を撮ろう!~ 2018年6月28日 スオミアッキと申します。私の趣味はもちろん、競馬場で写真を撮ることです。 競馬場と言えば馬券を買って一喜一憂される方が多いイメージですが、最近はゴール板前でカメラを構える方も日に日に増えてきている印象を受けます。 かく言う私も約1年前から佐賀競馬場で競走馬の写真を撮り始めた新人カメラマンですが、この記事を見て競馬場で写... ウマフリライター
競馬を学ぶ 意外と多い!「サッカー」×「競馬」をご紹介! 2018年6月24日 皆さまはサッカーと競馬の繋がりをご存知でしょうか?サッカーにちなんだ馬名や、サッカー関係者による競馬ドラマ……。どちらも歴史の長い人気スポーツです。繋がりは欠かせません。 今回はサッカー×競馬に関する話題を集めてみました! 競馬ファンの皆さまにもサッカーファンの皆さまにもお楽しみいただけたらと思います! 競走馬としても... ウマフリライター
「名勝負」を語る pick その葛藤に、用がある。 ~2001年 宝塚記念に寄せて 2018年6月22日 宝塚記念には、不思議な魅力がある。ダービーも終わり、新馬戦とローカル競馬へと心が切り替わる、その前のエアポケットのような施行時期。まるでその年の春競馬の置き土産のようで、私の心を躍らせてくれる。 梅雨空の下で渋ることの多い馬場状態。阪神・内回りというクセのあるコース。短い直線と、2,200mという非根幹距離。 梅雨時期... 大嵜 直人
それぞれの競馬愛 馬産地・日高を諦めない!新冠町からいまスタートする、「サラブレッド野菜」とは? 2018年6月20日 「サラブレッドのふるさと」として競馬ファンに馴染み深い北海道・日高地方。そんな日高地方の現実をあなたは知っているだろうか? 「日高の現実は厳しい」 そうはっきり口にするのは、日高・新冠町へ移住した若勢文太さんだ。競馬が好きで、競馬のために何かしたい一心で新冠町へと移り住んだ。 「日高の馬が強くなれば、日本の競馬はさらに... ウマフリライター
「名馬」を語る あの日、言えなかったこと。〜レインボーライン〜 2018年6月10日 2018年4月29日、天皇賞・春。魂の走りで、レインボーラインはゴール板を先頭で駆け抜けた。 GⅠ挑戦10回目にして、遂に掴んだGⅠ馬の称号。ウイニングランをするレインボーラインを多くの観衆が祝福の拍手で迎え入れる……はずだった。 しかし、ウイニングランだと思った矢先、1コーナー付近でレインボーラインが立ち止まった。騎... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 凜とした騎乗は、誠の心から~騎手・西谷誠~ 2018年6月4日 2018年3月11日、障害未勝利戦。 1頭の素質馬が、レースのさなか障害飛越を拒否してしまった。 しかしその背にいた騎手は馬をなだめ、改めて障害に向かう事を教え、飛越をやり遂げた。 結果は完走。 しかし大差のシンガリである。 それでも人馬が障害を飛越した瞬間、観客から拍手が沸いた。「頑張れ」と声援が送られた。 マテンロ... 川井 旭
「名勝負」を語る 「おかえりなさい」と「ありがとう」〜2002年 安田記念に寄せて 2018年6月2日 入梅の報が各地から届き始め、蒸し暑さという感覚を身体が思い出し始めるこの時期になると、私はあの年の安田記念を思い出す。「おかえりなさい」と「おめでとう」が交錯したあの勝利に、人の出会いの儚さと別れの美しさを思い、杯を傾けたくなる。 2002年6月2日、東京競馬場。第11レース。GⅠのファンファーレが鳴り響き、順調にゲー... 大嵜 直人
「名勝負」を語る 汝の貧乏を、一本のガランスにて塗り隠せ ~1997年 東京優駿に寄せて 2018年5月26日 18頭中の、7番人気。 直前でシルクライトニングが発走除外になったため最終的には6番人気となったが、それが1997年の日本ダービーにおいて、皐月賞馬・サニーブライアンへファンが下した評価だった。 皐月賞を制した愛馬への評価を見て、当時36歳だった大西直宏騎手はどんな想いでダービーを迎えたのだろう。 そしてどんな意思を持... 大嵜 直人