ニュース・ブログ ニュースコラム 「絵になる瞬間」を作る馬〜東京競馬場にエイシンフラッシュが凱旋した日〜 2026年5月12日 5週連続のGIレースが開催される第一弾、NHKマイルCデーの東京競馬場。 正門横のローズガーデンの先、展示用パドック前に多くの人が集まっていた。パドックの中を撮影しようと、高く掲げたスマホが同じ高さで綺麗に並んでいる。初夏の爽やかな風が通る抜ける今日の東京競馬場で、このエリアだけが熱気に満ち溢れている。 多くのファンた... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム [ニュースコラム]クロノジェネシスの初仔、ベレシートは、“令和のキズナ”になれるか?京都新聞杯の注目馬たち 2026年5月7日 ■京都新聞杯の変遷と今年の注目馬 今週土曜日、日本ダービーへ向けた“真の最終便”ともいえる3歳重賞・京都新聞杯が行われる。今年で74回目を迎える伝統の一戦は、今でこそダービー直前の5月に組まれているが、その歩みを辿ると、レースの役割は時代とともに大きく姿を変えてきた。 現在の京都新聞杯は、日本ダービーのトライアルがすべ... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム [ニュースコラム]アメリカダート挑戦史。テーオーエルビスが切り拓く未来 2026年5月4日 子どもの頃の合言葉は「ニューヨークへ行きたいかぁ!」だった。これにピンと来る方はおそらく私と同年代。人生の後半に突入してきた方々だろう。合言葉の正体は「アメリカ横断ウルトラクイズ」。叫び声の主は当時、日本テレビの福留功男アナウンサー。後楽園もしくは東京ドームでの○×クイズを勝ち、羽田でじゃんけんで2勝し、グァムに向かう... 勝木 淳
ニュース・ブログ ニュースコラム 「おかえりなさい!ミルコさん」/M・デムーロ騎手の復帰に寄せて 2026年5月2日 ■ミルコさんが、帰って来る! M・デムーロ騎手は、単なる「外国人ジョッキー」ではない。 ネオユニヴァース、ドウラメンテでの二冠、エイシンフラッシュでの天覧競馬、ヴィクトワールピサでのドバイワールドカップ制覇…そして数々の名馬とのドラマ。彼が勝つたびに、ファンは涙し、声を枯らし、心を揺さぶられてきた。 しかし近年のM・デ... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム [ニュースコラム]国枝栄調教師の引退に寄せて。名牝たちの記憶を振り返る 2026年3月5日 競馬場のパドックには、独特の緊張感が漂う。馬体を見つめるファンの視線、関係者の足音、ざわめきの奥に潜む期待と不安。その中心で、いつも変わらぬ笑顔を浮かべていた人がいる。 国枝栄調教師──その柔らかな笑みは、名伯楽としての威厳よりも、馬と人を包み込むような温かさを感じさせた。 止まれの合図がかかったパドック。リズムを取っ... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム [ニュースコラム]ワンカラットと藤岡佑介。ラストラン・オーシャンSで魅せた輝きを、いつの日か、再び 2026年2月26日 ■残念、早過ぎる、という気持ちも。藤岡佑介騎手の「早い決断」 藤岡佑介騎手が鞭を置き、調教師への道を歩み出すというニュースに接し、「少し早過ぎではないか」と、驚いた。 藤岡佑騎手は1986年3月生まれなので、本稿執筆時点ではまだ39歳。 昨今、一流の実績を残した騎手から調教師への転向で思い出すのは、蛯名正義師が51歳で... 稲庭うどん
ニュース・ブログ ニュースコラム [ニュースコラム]“キング姐さん”2026年・冬の足跡。今冬の短期免許来日を振り返って… 2026年2月25日 今年の冬は格段に寒いような気がする。実際、2月7日の開催は降雪で8レース以降が開催取り止め、翌日8日の開催は火曜日に延期となった。降雪による開催途中での中止は6年ぶり、積雪による完全中止で代替競馬開催は7年ぶりのこと。それだけではない。今年は豪雪地帯での大雪がニュースにもなるなど、寒波が日本列島を襲った。 今年の寒い冬... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム 「ツムツム」絶好調のスタートダッシュ! 今年の津村明秀騎手に注目! 2026年1月15日 2026年の中央競馬も2週目が終了し、中山、京都で5日間を消化した。毎年1月はスタートダッシュで勝ち星を重ねる騎手が登場したり、リーディング上位の騎手がなかなか勝てない…なんてハプニングも起こる。 今年の2週目終了時点で、勝ち数トップは7勝の戸崎圭太騎手、5勝で横山武史、西村淳也、丹内祐次騎手、4勝で岩田望来、坂井瑠星... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム キングヘイローの血と共に過ごした、長い旅路の終わり - リフレーミングの引退に寄せて 2026年1月8日 2026年中山金杯で、ひとつの“血脈”がピリオドを打った。 同レースに出走したリフレーミング(牡8)が、優勝のカラマティアノスから遅れること0秒3の7着でゴール板を通過する。リフレーミングは中山金杯から3日後、ターフを去ることが発表され、今後は種牡馬として次のステージに進むこととなった。 ここまでは、もしかしたら普通の... 夏目 伊知郎
ニュース・ブログ ニュースコラム [追悼]強く、美しく、永遠に - ジェンティルドンナ 2025年11月28日 陽がすっかり沈んだ競馬場に、独特の気配が漂う。歓声と蹄音の余韻が空に溶け、風がどこか名残惜しげにスタンドの隙間を抜けていく。 カクテルライトがターフへ降り注ぐ中、ほんの数時間前にレースを終えたばかりの一頭の名馬が歩いている。師走の急いた空気と、一年の終わりの気配。そのすべてが、別れを惜しむ万雷の拍手と混ざり合い、惜別の... norauma