新年度最初の阪神競馬場メインレースは、コーラルステークス。ダート短距離で行われるリステッド競走だ。今年は、3勝クラスから勝ち上がった馬やオープンクラスで実績を積んだ馬など、多岐にわたるメンバー構成となった。 久々の晴れ間の中行われるレース。いったいどのようなレースとなったのか。 レース概況 フルゲート16頭が揃ったコー...
レース回顧の記事一覧
春の中距離王決定戦の大阪杯は、GⅠに昇格して、今年が5度目の開催となった。フルゲートとなったのは2018年のみではあるものの、中距離王決定戦らしく、毎年のように豪華なメンバーが集結している。 今年も出走馬は13頭に落ち着いたが、GⅠ4勝馬が2頭も出走し、前評判では"二強"もしくは"三強"対決といわれ、人気もその3頭に集...
日本各地で桜が開花し、厳しい寒さも和らいだ週末──中山競馬場では、古馬の王道レースへの前哨戦「日経賞」が行われた。 舞台は有馬記念と同じ中山競馬場の芝2500m。トリッキー且つタフなこのコースを舞台に、今年は阪神競馬場で行われる天皇賞春などを目指す15頭が顔を揃えた。久々の晴れ間の下、いったいどのようなレースが繰り広げ...
毎日杯は、皐月賞トライアルではないものの、皐月賞のステップとして出走する馬もいる重要な前哨戦。また、ここからNHKマイルカップや日本ダービーに向かう馬もいて、春に行われる複数の3歳GⅠを占う上で重要なレースとなっている。 過去には、このレースをステップとして、オグリキャップ、テイエムオペラオー、クロフネ、キングカメハメ...
1953年から続く伝統の長距離重賞・阪神大賞典は、今年で69回目。1987年に春に移設して以来、天皇賞(春)の主要な前哨戦に位置付けられている。古くは、タマモクロスやメジロマックイーン、スペシャルウィークなどが、近年はディープインパクト・ゴールドシップ・レインボーラインたちが、このレースを制したのちに、天皇賞(春)制覇...
フラワーカップは、3歳牝馬限定の中距離重賞。桜花賞のトライアルレースではないものの、2000年代は、ここを勝利した後に、クラシックやGⅠを勝利する馬が続出した。 近年は、上位入着馬が古馬になって活躍している点も特徴である。2018年の3着馬ノームコアは古馬になってGⅠを2勝。2019年の1・3着馬、コントラチェックとラ...
3着までに、皐月賞の優先出走権が与えられるスプリングステークス。近年は、弥生賞組が本番でやや苦戦傾向にあるため、ホープフルステークスや共同通信杯から直行する馬と並び、このスプリングステークス組もより一層、本番で注目を集めている。 今年は15頭が顔を揃えたものの、2歳GⅠで実績を残した馬や、重賞勝ち馬が不在で混戦模様。 ...
2週連続で春の嵐が吹き荒れた日本列島。 しかしながら競馬カレンダーは、いよいよG1戦線の足音が聞こえ始めてきた。翌週にG1高松宮記念を控える中京競馬場では3歳短距離重賞ファルコンステークスが行われた。 今年は2歳王者を含めた重賞ウィナー3頭が参戦。いつになく好メンバーで行われた今年のファルコンステークスは、どのような展...
アネモネステークスは、関東で唯一行われる桜花賞のトライアルレースで、2着馬までに桜花賞への優先出走権が与えられる。 今年の出走頭数は15頭。 例年通り人気は割れたが、1番人気に推されたのは、関西馬のルチェカリーナだった。今回のメンバーで2頭しかいない2勝馬のうちの1頭で、実績は上位。ここまで5戦2勝で2~4着が1回ずつ...
春の嵐が吹き荒れ、記録的な大雨に見舞われた日本列島。週末にかけて降った雨は競馬にも影響を及ぼし、各3場の競馬場は馬場コンディション悪化の中でレースが行われた。 中山競馬場も天候雨の不良馬場でレースが進み、2年連続不良馬場で中山牝馬ステークスを迎えた。 雨、不良馬場、そして急坂と、牝馬にとっては苦しい環境が揃ってしまった...
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