日経新春杯にハンデといえば、「流星の貴公子」テンポイントが見舞われた悲劇と、切っても切れない関係にある。その後、ハンデ戦の斤量は大きく見直されたが、あれから45年が経過した2023年。ルールが改定され、ハンデ戦であるかどうかにかかわらず、基本的には負担重量が1kg増えることになった。 日曜小倉のメイン門司Sでは、60k...
レース回顧の記事一覧
有馬記念・東京大賞典が終わり、各世代・各路線のチャンピオンホースが集った激闘は幕を閉じ、2022年の競馬は締めくくられた。だが、息つく間もなく2023年の競馬は幕を開ける。 1月5日の東西金杯が終わったかと思えば、すぐに3日間開催がやってくる。今年も、西ではシンザン記念、東ではフェアリーSと、クラシック戦線を占ううえで...
馬名を冠したJRAの重賞は、副称を含めると4レース。そのうち、史上2頭目の三冠馬を記念して創設されたのがシンザン記念である。 かつては、お世辞にも後のGIに繋がるレースとはいえなかったものの、1997年にシーキングザパールが勝利してから大きく変化。後のGI馬はもちろんダービー馬まで輩出し、2010年代に入ると三冠馬が3...
中山金杯とともに、中央競馬の開幕を告げる京都金杯。京都競馬場で改修工事が行なわれているため、2023年も中京競馬場での開催となった。 「一年の計は金杯にあり」という格言のとおり、関係者はもちろんのこと、競馬ファンにとっても重要な意味を持つレース。とりわけ、馬券ファンにとっては年明け最初の重賞ということもあり、GI並みに...
中央競馬の掉尾を飾るホープフルSは、クラシックの登竜門ともいえるレース。前身にあたるラジオたんぱ杯2歳Sから、両手では収まりきらないほどのGI馬を輩出してきた。 翌年のクラシックを占う上でも、最重要といえるこの一戦。2022年は、レース史上初めて18頭が顔を揃え、前走1着馬が12頭出走するのもレース史上最多。混戦ながら...
中央競馬の総決算であり、国民的行事といっても過言ではない有馬記念。世界で最も馬券が売れるレースの一つであり、中でもサクラローレルが勝った1996年の有馬記念は、875億円の売上げをマークしてギネス世界記録に認定されている。 普段は馬券を買わない人でも、このレースだけは買うという人も多いだろう。それこそが、有馬記念が国民...
90年代半ばからホープフルS(前身のラジオたんぱ杯2歳Sも含む)がクラシックの登竜門となり、どちらかといえば、2歳マイル王決定戦となった朝日杯フューチュリティS。ところが、2021年の当レースは、掲示板に載った5頭中4頭が1年以内にGIを制覇。そのうち2頭がクラシックを勝利するなど、2歳GI史上最高レベルの一戦だったと...
JRAのダート重賞を締めくくるカペラS。意外にも、ダート1200mで行なわれるJRA重賞はカペラSのみだが、この路線の頂点に位置するJBCスプリントとは密接な関係にある。 というのも、直近7年のJBCスプリント勝ち馬のうち、6頭が過去カペラSに出走。直近でも、2021年のカペラSを勝ったダンシングプリンス、2着リュウノ...
2016年の凱旋門賞といえば、JRAが初めて海外競馬の馬券を発売したレースだが、欧米やドバイのレースを中心に馬券が発売されるのも、今や当たり前となった。 これらの地域は日本との時差が大きく、国内のレースと発走時刻が重なることはないが、日本との時差が1~2時間しかない香港やオーストラリアは、いささか話が違ってくる。とりわ...
ワールドカップが開幕しておよそ1週間。残念ながら、開催国カタールの1次リーグ敗退が早々に決まってしまったが、日本、イラン、サウジアラビアなどのアジア勢が、ヨーロッパや南米の強豪を続々と撃破している。 今まで以上に実力が拮抗していることはもちろんのこと、ヨーロッパの各国リーグはシーズンまっただ中。それを中断して開催される...
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語り継がれし「名馬」たち
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
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[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
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