「名勝負」を語る [アメリカJCC]世界的良血馬が、血を遺す未来と引き換えに手にしたもの - 2003年・マグナーテン 2022年1月17日 アメリカジョッキークラブカップは、3月の中山記念、日経賞と共に、関東で行われる伝統の古馬中・長距離重賞の一つ。ここから、GⅠの大阪杯や天皇賞春、もしくは、香港のクイーンエリザベス2世カップへと繋がる、重要なステップレースとなっている。 過去の勝ち馬からも、メジロブライト、マツリダゴッホ、トーセンジョーダン、ルーラーシッ... 齋藤 翔人
「名馬」を語る なぜ、そんなにも懸命に走れたのか。クロノジェネシスと北村友一騎手の1,212日。 2022年1月16日 なぜ、そんなにも懸命に走れたのか。 2021年、有馬記念。最後の直線で必死に追い込んでくるクロノジェネシスの姿に、そんな問いが浮かんだ。 先に抜け出したエフフォーリアの走路をトレースするように、クロノジェネシスは上がっていった。鞍上のクリストフ・ルメール騎手を、逆に引っ張っていくかのように、全身を使ったストライドで脚を... 大嵜 直人
「名馬」を語る pick 今度こそ、何度でも。カレンブーケドール、どうか大輪の花を。 2022年1月15日 生きていると、歯がゆくて悔しい、報われない経験をすることがある。 あと一歩だった。もう少しだった。もっと認められたかった。 ──もう、いっそ諦めてしまおうか。 そうやって肩を落として、ふっとターフを見ると、決して諦めずに戦い続ける彼女の姿があった。 どんな馬場でも、どんな距離でも、絶対に掲示板を外さない、不屈の闘志。 ... 吉田 梓
コラム・エッセイ 中央競馬ニュースウマ娘 今も駆ける スター"ウマ娘"の血を引く者たち〜土曜の注目レース〜 2022年1月15日 巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。 実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。 そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持... 館山 速人
「名勝負」を語る [日経新春杯]"4歳三強"それぞれの意地とプライドが激突した名勝負を振り返る。 - 2011年・ルーラーシップ 2022年1月14日 年間の最初に行なわれるGⅡが日経新春杯。1ヶ月後に行なわれる京都記念とともに、春の中・長距離路線に向かう古馬たちにとっては、重要なステップレースとなっている。 ただ、別定戦の京都記念とは異なり、ハンデ戦の日経新春杯は例年、これから大舞台を目指す前走条件戦に出走していた馬の活躍が目立つ。世代別に見ると4歳馬が強く、過去1... 齋藤 翔人
一口馬主 [一口クラブ]底知れぬ温かさが魅力! 一口馬主デビューした競馬芸人の感じた"広尾TC愛"とは? 2022年1月13日 ウマフリ読者の皆さま、はじめまして。音楽クリエイター&競馬芸人のブルーノ・ユウキと申します。今回は、広尾サラブレッド倶楽部の魅力について、お話させていただきます。 競馬を始めて6年が経った2021年、私は晴れて一口馬主デビューを果たしました。入会したクラブは広尾サラブレッド倶楽部(以下、広尾TC)。いわゆる「広... ブルーノ・ユウキ
「名馬」を語る 印象的な勝利を見せる、漆黒の馬体を持つ名馬。気高きダービー馬、エイシンフラッシュ。 2022年1月12日 「走り方がかっこいい馬といえば?」というテーマがあったら、どの馬を挙げるだろうか。パッと思いつくのは、グラスワンダーや、牝馬ならルージュバック。近年活躍した馬の中では、サートゥルナーリアなどが挙がるだろうか。 同じように「見た目がかっこいい馬といえば?」というテーマなら、白毛初のGⅠ馬となったソダシの名前を挙げる人がい... 齋藤 翔人
それぞれの競馬愛 [名馬フィクション]午前6時。いま、きみのいる場所。 - エリモダンディー、シルクジャスティス 2022年1月11日 名馬のいるところに、ドラマあり。 長年、数々の伝説を繰り広げた名馬たちを応援していると、ふと「実は、こんな会話があったのでは……」と、想いを馳せることがある。ライバル同士の会話、仲間同士の会話。名勝負前夜やレース後の会話……。そうした名馬たちのIFストーリーから当時の競馬を振り返っていく「名馬フィクション」。 今回は、... 高橋薫
「名馬」を語る ダイタクリーヴァ - 冬とハンデ戦を愛した、幻の三冠馬の遺伝子を持つ名馬 2022年1月10日 日本の競馬を根底から覆した、大種牡馬サンデーサイレンス。産駒は、距離や芝・ダートを問わず、ありとあらゆる条件で活躍を果たした。 その中から、最高傑作を一頭だけ選べといわれれば非常に悩ましい。ディープインパクトやサイレンススズカを支持する声は多くなりそうだが、フジキセキの名を挙げる人も決して少なくないように思う。 フジキ... 齋藤 翔人
インタビュー [インタビュー]馬産地フォトグラファーのレジェンド、内藤律子さんが抱く馬産地への想い。 2022年1月9日 北海道浦河町で、馬産地ならではの写真家として活躍されている内藤律子さん。 競馬報知のカメラマンを経て、数々のサラブレッドを撮影した個展の開催や、ハギノカムイオーの子、ハギノシンボルの誕生からデビューを追いかけた写真集『神威の星サラブレッド・ファンタジー』の出版など、幅広い創作活動の功績が称えられ、1989年に第3回JR... 川原 恵子