中央競馬のGI開幕を告げるダートGI、フェブラリーS。その歴史は古く、JRAのダート重賞において実は最古の歴史を誇る。前身は、1984年に創設された「フェブラリーハンデキャップ」。 当時から現在に至るまで、2003年の中山代行開催を除いては、全て東京競馬場のダート1マイル、府中の杜を舞台に開催されてきた経緯を持つ。 さ...
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過去には大波乱も。難解な長距離ハンデ重賞。 18日(土)の東京競馬場ではダイヤモンドSが行われます。長距離のハンデ重賞として長年行われてきたレースですが、インパクトが大きかったのが大波乱だった20年のダイヤモンドSでしょう。勝ったのは、単勝325.5倍の16番人気のミライヘノツバサ。3連単の払い戻しは355万5600円...
古馬牝馬戦線がスタート。明け4歳馬の本格参戦で、牝馬戦線がよりハイレベルに。 18日(土曜)には阪神競馬場で京都牝馬Sが行われます。いよいよ、古馬牝馬戦線がこのレースからスタートします。今年も京都競馬場の改修で阪神での開催になりますが、ここから中山・阪神・福島と牝馬重賞が続き、5月のヴィクトリアマイルへと向かう馬たちが...
僕の中の悪魔がささやきました。トレーニングセールで競走馬を購入してはどうか。昨年は馬主登録証がなかったので、参加しようとさえ思いませんでしたが、2歳馬のトレーニングセールで実際に走りを見て、リアルな場で馬を購入してみてはどうかだろうかと。 そこでトレーニングセールの日程を調べてみたところ、毎年4月にJRAブリーズアップ...
私はことあるごとに「今のヨーロッパの血統はサドラーズウェルズばかり」と書いていますが、なかでも最も成功を収めているのはガリレオということになるのでしょうか。実際、サドラーズウェルズ産駒の種牡馬は何頭か日本にも輸入されていますが、後述するオペラハウス以外は、大きな成功を収めた種牡馬はいないでしょう。 私が繰り返し主張して...
2020年産駒達の新馬戦も290戦を越え、残り少なくなってきました。今回も先週開催された新馬戦で、世代全体のうち3割前後しか勝ち上がることができない狭き門を突破した3歳馬達を紹介していきたいと思います。 2023年02月11日(土) 東京2R ダ1400 晴・不良 16頭 ジェムステート 牡馬シルバーステート×ラヴィオ...
上位入着馬に優先出走権が付与されるトライアルレースではないものの、皐月賞の最も重要な前哨戦となった共同通信杯。ここから本番へ直行、勝利した馬は、グレード制導入以降6頭。それらはすべて2012年以降にクラシックを賑わせた馬たちで、ゴールドシップから始まった必勝ローテは、わずか10年前に湧き起こったトレンドである。 共同通...
クラシックの主役はここで決まる!?今年は例年以上に皐月賞に直結しそうな雰囲気も。 本日は、東京競馬場で共同通信杯が行われます。 共同通信杯といえばクラシックに直結するレースで、クラシック路線で非常に重要なレースと言えます。 過去にはミスターシービー、アイネスフウジン、ナリタブライアン、エルコンドルパサー、ジャングルポケ...
実績馬の貫録勝ちか? 大波乱か? 先を見据えて勝てるほど甘くないハイレベルGⅡ 今週から阪神開催が始まり、開幕週となる今週は京都記念が行われます。 創設は1942年とかなり古いレースで、過去にはタケシバオー、テンポイントといった伝説の馬が勝利。それ以降もビワハヤヒデ、テイエムオペラオー、ナリタトップロードといった強豪が...
桜花賞も、さらにその先も!名牝を輩出する注目のレース・クイーンカップ 今週土曜は東京競馬場で3歳の牝馬重賞・クイーンカップが行われます。 桜花賞のTRではありませんが、桜花賞の前哨戦の一つとして挙げられるレースであり、関東圏で行われる前哨戦としては有力なレースです。昨年のこのレースで2着のスターズオンアースは、桜花賞・...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~