エコロテッチャンがOROスプリントオープンに滑り込みで出走できることになり、僕は盛岡競馬場に向かいました。もしかすると、これがテッチャンと僕にとって最後のレースになるかもしれないと感じたからです。繁殖を控えたテッチャン自身にとって文字どおりラストランになるかもしれず、また僕がテッチャンの走りを生で観ることができるのも最...
ニュース・ブログの記事一覧
6週続いた函館開催が終わり、札幌開催が開幕となりました。注目のニュースをご紹介いたします。 G3中京記念開催。今週の重賞 今週の重賞は日曜に1つ。G3、第72回 中京記念が小倉で開催されます。 小倉での開催は意外と多く今回で7回目。直近では2021年と2022年も小倉開催でした。 2走前に同じ小倉芝1800のG3小倉大...
まず始めに、今年は中央・地方問わず騎手や厩務員の業務中の死亡事故が相次いでおります。前回コラム公開日には藤岡康太騎手の訃報が伝えられましたし、先日も金沢競馬で若い厩務員の方が亡くなられました。謹んでお悔やみ申し上げます。 私も馬主の端くれとして、またプロジェクト主宰として、最近は調教師さんや育成牧場(コンサイナー含む)...
「road to the future」未来へ続く道。 このコーナーでは、週末の新馬戦を勝ち上がった馬たちを取り上げていきます。ここから、クラシック戦線で活躍する名馬や、古馬になって活躍する名馬が、きっと現れるはずです。今週は、どのような期待馬がデビュー勝ちを収めたのでしょうか? 7月13日(土) 小倉5R メイクデビ...
生産者として、僕の配合理論は大きく変わりました。近親交配(インクロス)をできるだけ遠ざけた配合をしようと考えるようになったのです。まずは受胎してくれないと何も始まりませんし、無事に産まれて、育ってくれなければいけません。もちろん、福ちゃんのような病気を持って生まれる馬を減らしたいという気持ちもあります。そのためには、ま...
「road to the future」未来へ続く道。 このコーナーでは、週末の新馬戦を勝ち上がった馬たちを取り上げていきます。ここから、クラシック戦線で活躍する名馬や、古馬になって活躍する名馬が、きっと現れるはずです。今週は、どのような期待馬がデビュー勝ちを収めたのでしょうか? 7月6日(土) 福島5R メイクデビュ...
来シーズンの種付けの予約が始まりました。スプリンターズステークスでアグリが勝つまでにカラヴァッジオの予約を入れないと、また昨年のように一杯になってしまうかもしれないという危機感を抱きつつ、知り合いの獣医師に電話を入れました。不受胎馬検査や腹貸しなどについて相談したかったこともあります。「来年度はスパツィアーレにカラヴァ...
パトリオットゲームの能力試験を見に行ってきました。と言っても、何のことだかさっぱり分からないと思いますので説明しておくと、下村獣医師ことシモジュウからの話で大狩部牧場の生産馬をEVO(エクワインベットオーナーズ)の上手獣医師に購入してもらい、山﨑裕也厩舎に入厩することになったカズヤラヴの22がパトリオットゲームと名付け...
「不受胎馬検査はどうしますか?」とも聞かれました。毎年、繁殖シーズンが終わった時期に、軽種馬農協にて不受胎に終わった繁殖牝馬を対象に検査が行われます。費用は2万円ぐらい。碧雲牧場では今まで不受胎馬検査をしたことがないそうで、詳しいことはかつて軽種馬農協に獣医師として勤めていた下村獣医師ことシモジュウに聞いてみたらどうで...
生産者から見る血統の世界と、競馬ファンから見るそれは、分けて考えるべきだと僕は思います。生産者にとっての血統は、受胎から産駒の誕生、幼少期までを形づくるため、競馬ファンにとっての血統は、それ以降の競走馬としての活躍を占うためのそれです。同じサラブレッドの血統ではあり、地続きではありつつも、競走馬「以前」と「以後」では血...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~