G1シリーズ開幕戦「フェブラリーステークス」。毎年12月に行われるチャンピオンズカップと合わせて砂の王者決定戦として中央だけでなく地方からも強豪が参戦するレースだ。また、3月に行われるドバイに向けても大事な1戦となる。 今回は数ある砂の激闘の中から、得意の府中で夢を掴んだ1頭の優駿について振り返っていく。 2015年、...
- 競馬を学ぶ競走馬に会いに行く際、絶対に守ってほしい『牧場見学の9箇条』とは?2021年4月4日
- 「名勝負」を語るきみがいない未来と、パンサラッサのこと - 2022年・天皇賞(秋)2022年11月2日
- 「名馬」を語る今度こそ、何度でも。カレンブーケドール、どうか大輪の花を。2022年1月15日
- 「名馬」を語るとにかく"逆をいく"馬。若駒時代の達観したゴールドシップの魅力を振り返る。2023年5月26日
- 「名馬」を語る馬産地・青森より、愛をこめて。 - 青森県出身の2歳女王・タムロチェリー2023年1月3日
- 「名勝負」を語るその葛藤に、用がある。 ~2001年 宝塚記念に寄せて2018年6月22日
- 「名勝負」を語る8万人以上の観衆が目撃した大脱出マジック〜2009年・安田記念〜2020年6月6日
- 「名馬」を語る君と感じた爽やかな風を想う〜私の青春、エアスピネル〜2022年12月31日
コラム・エッセイ
こんにちは。ウマフリライター、徳澤泰明です。 この連載では、皆さんがお持ちの「家宝級」ともいえるような競馬アイテムの数々を紹介しております。今回は、ぬいぐるみ編の第二弾です。 第一弾に引き続き、ぬいぐるみそのものの珍しさはもちろん、飾り方や集め方からも個性が垣間見えるような楽しい写真が多く揃いました。 それでは、見てい...
2014年、2月23日。東京競馬場で行われたG1レース・フェブラリーステークスで「最低人気馬のG1勝利」というサプライズが起きた。 JRAの長い競馬史の中でもたった4頭しか成し遂げられなかった快挙を達成したその馬の名は、コパノリッキー。 このレースでの勝利を境にダートチャンピオンとなり、長らくその王座を守り続けるこの馬...
G2、京都記念。テイエムオペラオー、アドマイヤムーン。近年で言えばブエナビスタやクロノジェネシス──歴戦の名馬たちの多くが、この京都記念を足掛かりに大阪杯や天皇賞、果てはドバイや香港へ旅立ってきた。 一方、ここで悔しい思いをした昨年のリベンジを果たさんとする馬もいる。 トゥザグローリー、トレイルブレイザー。 そして、シ...
私と誘導馬との出会いは、2003年ごろに遡ります。きっかけは、京都競馬場で行われたナリタトップロード引退式やジャングルポケット引退式で写真を撮り出したことでしょう。それまでは、競馬場に行っても誘導馬は見る程度の存在でした。 ここでは、私が20年近く誘導馬を継続して撮影することのきっかけとなった誘導馬3頭を紹介して、誘導...
神戸新聞杯で2着、菊花賞で2着、日経賞で2着。勝てそうで、勝てない。通算戦績は17戦1勝、そのうち2着は7回──。惜敗で積み上げた賞金額1億9570万円は、JRAデビューの1勝馬として史上最高額。鋭い末脚・豊富なスタミナと確固たる実力を持ちながらなかなか勝ち切れず「最強の1勝馬」と呼ばれたエタリオウが、2020年末に引...
2020年の牡馬クラシック三冠を無敗で制したのはコントレイル。その父ディープインパクトも無敗で三冠達成を成し遂げたのは2005年──コントレイルの偉業達成から15年ほど時を遡る。 この年の大相撲は横綱の朝青龍が年6場所全てで優勝。84勝という年間勝利数は断トツの数字だった。さらに政治の世界では小泉純一郎氏が率いる自民党...
平成12年、西暦2000年は20世紀の最後の年であり、「ミレニアム」という言葉がよく飛び交った年として記憶される。 幸いにして、ノストラダムスの大予言による恐怖の大王も、各種コンピューターシステム周辺で騒がれたY2K問題も、どちらも現実に起こることなく迎えた、二千年紀の最後の年である。 その平成12年の2月20日、京都...
「ジャンポケ」といえば、いまや競馬ファンとてお笑いトリオ「ジャングルポケット」が真っ先に浮かぶのではないか。無類の競馬好きで現在では競馬中継のMCを務めるメンバーの斉藤慎二さんが、トリオ結成時につけた名前が2001年の日本ダービー馬・ジャングルポケットだった。これは彼が単にジャングルポケットのファンだったからではなかっ...
2020年11月22日。「第37回 マイルチャンピオンシップ」が、阪神競馬場にて開催された。 新型コロナウイルスの影響で入場制限はあったが、幸運にも阪神競馬場へ入場できる権利を手にした私は、GI優勝の記録を持つ有力馬たちがパドックを周回するなか、ある一頭の牝馬を見つめていた。 スカーレットカラー。 「第67回 アイルラ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]秋晴れに輝く2つ目のティアラ 盤石の競馬で突き抜けたチェルヴィニアが二冠達成~2024年・秋華賞~