夏の古馬ダートグランプリとして、大井競馬場2000m戦でチャンピオンを決める帝王賞。今年は梅雨明けが発表され、6月としては異例の最高気温が35度を超える地域もあり、文字通り熱闘となりました。 9頭立て、少数精鋭でのレースでしたが、豪華な顔ぶれが揃います。 1.スワーヴアラミス 松田大作騎手とのコンビでエルムステークス、...
レース回顧の記事一覧
すっかり暑くなってきた今日この頃。東京ジャンプSが行われた土曜日も東京では猛暑日となる35℃を計測し、いよいよ初夏の兆しが本格化し始めたと言える。 近年、毎年グランプリレースとなる宝塚記念の前日に行われているこの東京ジャンプS。このレースを足掛かりに飛躍を始めるスターホースも数多く、前身の東京オータムジャンプ時代から過...
ファン投票で出走馬が決まる宝塚記念は、「上半期の総決算」とも呼ばれるドリームレース。しかし、その華やかさとは裏腹に、波乱の決着となることも少なくない。 その要因として挙げられるのが施行条件。阪神の芝2200mは、内回りを使用するため直線も短く、多くのGIが開催される東京競馬場とは対照的なコース設定となっている。それに加...
我々競馬ファンが1年を通じて何度かは出くわす「難解なレース」。そして、多くの競馬ファンがその「難解なレース」のひとつにあげるであろうレースが、このマーメイドSではないだろうか。毎年上位人気馬のオッズは割れ、大抵が馬券的な波乱を巻き起こすこのレース。今年も例に漏れずオッズは大混戦状態となり、最終オッズで1番人気のソフトフ...
JRAに2レースしかない、3歳限定のダート重賞ユニコーンS。1ヶ月後に行なわれるジャパンダートダービーの前哨戦のような役割も担い、ダート界の登竜門ともいうべきレース。ここから多数のGI馬が誕生し、日本を代表するチャンピオンホースに上り詰めた馬も少なくない。 2022年の出走頭数は15頭で、単勝オッズ10倍を切ったのは5...
競馬ファンにとって初夏の到来を告げると言ってもいい北海道開催が、遂に今週からスタート。開催初週となる函館競馬場では、土曜日の第1レースのファンファーレとともに万雷の拍手が鳴り響いていた。私事だが昨年まで北海道に身を置いていた者としては、どこか懐かしく、それでいて嬉しくなる時期でもある。 そんな初夏の第1週。毎年恒例の電...
近代競馬発祥の国イギリスを代表するエプソム競馬場は、ダービーやオークスが行なわれる競馬の「聖地」。その名を冠したエプソムCが創設されるきっかけとなったのは、1983年のこと。この年、日本ダービーが50回を迎え、それを機に、東京競馬場とエプソム競馬場が姉妹競馬場として提携。交換競走として、翌84年からエプソムCが行なわれ...
6月に時期が移行され、宝塚記念の前哨戦のような立ち位置となって11年目を迎えた鳴尾記念。その間、このレースから本番を制したのは、2015年のラブリーデイのみ。とはいえ、2021年のユニコーンライオンをはじめ、3頭が2着。1頭が3着に好走するなど、しっかりと役目を果たしている。 10頭立てとやや寂しい頭数にはなったものの...
春のマイル王を決める安田記念。絶対的な本命馬がいた近年は、フルゲートを割ることが多かったものの、2022年は2頭の除外馬が出るなど混戦模様。そこへ、ダートのマイル王やスプリント王。さらには3歳馬も参戦し、大混戦にいっそう拍車をかけていた。 最終的に5頭が単勝10倍を切り、そのうち4頭が4歳馬という顔ぶれに。その中で、1...
伝統のハンデ重賞・目黒記念が、ダービーデイの最終レースになって16年(2011年除く)。2021年は3連単の配当が99万円を超えるなど、高配当の決着も多く、目黒記念こそがダービーデイのメインレースというコアなファンも少なくない。 2022年もフルゲートの18頭が出走。同時に5頭の除外馬が出て、1番人気でも単勝オッズは4...
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レース回顧
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