福島牝馬ステークスは、3週間後に行なわれるヴィクトリアマイルの前哨戦。1着馬に、ヴィクトリアマイルへの優先出走権が与えられる。 2021年は、3月に起きた地震の影響で10年ぶりに新潟競馬場での開催となった。福島での開催時と傾向が変わるかなど、多くの点で注目を集めた。 出走頭数は、クラヴァシュドールが取り消して15頭。最...
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フローラステークスは、1週間後のスイートピーステークスと同様、オークスのトライアルレースで、2着馬までに優先出走権が与えられている(スイートピーステークスは1着馬のみ)。毎年のように多頭数の大混戦で行なわれるが、2021年も例に漏れず出走頭数は17頭と揃った。 その中で、1番人気に推されたのはオヌール。キャリア2戦2勝...
皐月賞デーの阪神競馬場で行われるメインレースはダートの重賞競走「アンタレスステークス」。 6月に行われる帝王賞や、その先のグレードタイトルに向けた中央馬の争いも、熾烈なものとなっている。今年のアンタレスステークスでは16頭がしのぎを削った。 レース概況 心配された天候は回復し、レース時における天候の発表は晴れであった。...
中山競馬場で行われる障害のJ-G1競走「中山グランドジャンプ」。 皐月賞前日に行われる春のジャンプチャンピオン決定戦は、8頭を迎えて開催された。昨年はなかった拍手と歓声の下でレースが行われ、大竹柵障害を飛び越えたときに大きな拍手が競馬場を包む光景が帰ってきた。 新緑の季節にジャンプの王に立つ馬は、果たしてどの馬か。 レ...
牡馬クラシック第一弾の皐月賞は、コントレイルという絶対的な中心馬がいた2020年とは対照的に、今年は大混戦の様相を呈していた。 出走頭数は、3年ぶりにフルゲートを割り16頭。その中で単勝オッズ10倍を切ったのは3頭だったが、とりわけ2頭に人気が集まった。 1番人気に推されたのはダノンザキッド。昨年、デビューから3連勝で...
桜花賞デーの阪神競馬場。 この日はメインの桜花賞も含めて3鞍のオープン競走が開催された。 その一つが3歳牝馬によるもう一つの戦い「忘れな草賞」だ。残念ながら桜花賞の出走権利は得られなかったが、その先の大舞台でのリベンジを誓う11頭が集った。 伝統のオープン特別を制するのは、果たして。 レース概況 少頭数11頭立てとなっ...
桜花賞ウィークの阪神競馬場。 桜花賞と同じ舞台で行われる重賞が阪神牝馬ステークスだ。5月のG1ヴィクトリアマイルへの重要なステップレースであり、後々の秋のG1へも繋がる重要な一戦だ。 明るい日差しの仁川から女王への道を歩むのは果たしてどの馬か。 レース概況 阪神牝馬ステークスは出走馬12頭で行われた。 人気の中心は、昨...
ニュージーランドトロフィーは、1ヶ月後に行われるNHKマイルカップのトライアルレース。3着馬までに、本番への優先出走権が与えられている。 今年は、フルゲートの16頭が顔を揃えたものの、重賞勝ち馬は不在で混戦模様。その中で、1番人気に推されたのはアヴェラーレだった。 父は、二冠馬ドゥラメンテ。母は、現役時NHKマイルカッ...
時期的なものもあるだろうが、牝馬クラシック第一弾の桜花賞は、JRAで行われるGⅠの中で"最も華やかなレース"といえるのではないだろうか。かつては、八大競走の一つにも数えられた伝統あるレースで、オールドファンにとっては、桜花賞がGⅠの開幕戦だった。 今年は、阪神ジュベナイルフィリーズの1、2着馬が前哨戦に出走せず本番に直...
ダービー卿チャレンジトロフィーは、53回目を迎えた伝統のハンデ重賞。ヴィクトリアマイルや安田記念といった、東京競馬場で行われるマイルGⅠの前哨戦となっている。 2008年以降は毎年フルゲートで行われ、なおかつハンデ戦のため、いっそう大混戦となっている。しかしここを勝利したショウワモダンとモーリスは、その年の安田記念を制...
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