ダイヤモンドステークスは、今年で71回目を迎えた伝統の長距離重賞。3000m以上の平地競走は年間で6レースしか行われない特殊な条件であり、ダイヤモンドステークスは、ステイヤーズステークスに次ぎ、国内で2番目に距離が長いレースである。 今年の出走頭数はフルゲートの16頭。その中で、最終的に単勝オッズ10倍を切ったのは3頭...
レース回顧の記事一覧
JRAのGⅠ開幕を告げるフェブラリーステークス。JRAのダートGⅠとしては他にチャンピオンズカップが行われているが、昨年そこで上位に入着した馬が遠征・引退・長期離脱などで続々と回避。掲示板に食い込んだ馬は3着のインティのみの出走となったため、戦前から大混戦の様相を呈していた。 その中で、1番人気に推されたのは、唯一の4...
従来は京都競馬場で行われているリステッド競走「洛陽ステークス」。今年は阪神開催の開幕日に設定された。 5月までの超ロングラン開催となる今回の阪神開催。馬場状態なども含めて今後の指標となるレースなだけに、ファンからは例年以上に大きな注目が集まった。マイルリステッド競走を制するのはいったいどの馬か。 レース概況 今年の出走...
牝馬の活躍が目立つ近年、このクイーンCからも多数の活躍馬が登場している。ホエールキャプチャ、ヴィルシーナ、メジャーエンブレム、クロノジェネシスなどは、このレースの勝ち馬である。 また、メジャーエンブレムは参戦当時すでに阪神ジュベナイルフィリーズにてGI制覇を達成していた実績馬であり、ホエールキャプチャ・クロノジェネシス...
京都競馬場の改修工事でスケジュールが変則的な今年の競馬界。 今週から、西のレースは阪神競馬場に舞台を移す。5月までの超ロング開催の開幕を飾るのは伝統の中距離重賞「京都記念」だ。 春のG1戦線を見据えた強豪馬と重賞制覇を狙う上り馬が激突する京都記念。今年は復活をかける優駿が集った。 レース概況 今年の出走馬は11頭と少頭...
京成杯と共に関東で行われるクラシックへの登竜門・共同通信杯。近年は、より一層、皐月賞との親和性が高いレースである。2012年~2016年には、このレースで連対を果たした10頭のうち、4頭が皐月賞へ直行し、それらすべてが本番を制した。そのため、連対馬が皐月賞へ直行すれば、引き続き本番でも注視する必要がある。 今年の出走馬...
今年で71回目を数える伝統のマイル重賞・東京新聞杯。首都・東京を舞台に春のマイル戦線への飛躍を誓う16頭が激突した。 過去にこのレースを勝利したリスグラシューやインディチャンプはそれぞれの道で輝き、世界に羽ばたいた。今年は目立った実績馬が居らず、混戦メンバーの様相を呈していた。今年冬の東都決戦を制するのは果たしてどの馬...
いわゆる「お正月競馬」が終わり、関東競馬の戦いの舞台は中山から東京へと移った。 東京競馬場最初の重賞競走は、伝統のダート重賞「根岸ステークス」だ。2月下旬に行われるフェブラリーステークスに向けた重要な前哨戦。過去にはノンコノユメなどが、このレースをステップとしてG1勝利をあげている。今年G1への切符をつかむのはどの馬か...
3月に行われる、GⅠ・高松宮記念のステップレースとなっているシルクロードステークス。京都競馬場の改修工事により、2021年のシルクロードステークスは、本番と同じ中京芝1200mで行われることになったため、例年以上に注目されるレースとなった。 出走頭数は18頭で、単勝オッズ10倍を切ったのは4頭。その4頭で人気は割れたが...
アーモンドアイの現役最後の輝きとなった『世紀の一戦』ジャパンカップから早くも2か月。再び府中に競馬が戻ってきた。2021年の東京競馬は、無観客で開幕。これから5開催44日間の日程を絶えず駆け抜け、画面の向こうの我々ファンに届けてほしい。 本競走は、1985年まで4歳(現:3歳)400万円以下・クロッカス賞として行われ、...
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