2025年4月26日 [青葉賞]ステージチャンプからゴーフォザサミットまで。蛯名正義騎手と青葉賞を制した5頭を振り返る 競馬の祭典である日本ダービーへの出走権利を争うレースのひとつに青葉賞がある。本番と同じ東京芝2400mで行われるため、ダービートライアルとしてぴったりであるとい...
2025年4月23日 [連載・クワイトファインプロジェクト]第50回 クワイエットエニフ初出走とプロジェクトの今後 4月14日の大井競馬第4レースで、クワイエットエニフがデビュー戦を迎え、初出走ながら6着と健闘しました。 Xなどで多くのファンの皆様から「初出走にしてはよく頑張...
2025年4月22日 [本日発売]POGファン必読! カラー96P、計350頭超の立ち写真を掲載。刊行19年目を迎える『競馬王のPOG本 2025-2026』 定番のPOG本として親しまれてきた、刊行19年目の「競馬王のPOG本」が今年も登場。徹底取材の末に引き出した独自情報から、毎年数多くの活躍馬を輩出してきたPOG...
競馬場を楽しむ [旅打ち]香港競馬を楽しみ尽くしてきた。 2025年4月26日 香港国際競走やクイーンエリザベス2世カップなど、魅力あふれるレースが多数開催されている香港競馬。 私が初めて香港に出張で行ったのは、もう20年も前のことでした。魅力的な観光スポットが多い香港ですが、競馬が趣味の私は、出張の度に余暇の時間は観光そっちのけで競馬場を訪れました。また、ルーラーシップが香港遠征しクイーンエリザ... 稲庭うどん
「名馬」を語る ナリタタイシン - 二強から三強のクラシックへ。極上の末脚を武器に戦い抜いた、小柄な「閃光」 2025年4月19日 研ぎ澄まされた小さな馬体が、極限までしなり、解き放たれる。瞬間、加速する。少しでも大きなストライドで、少しでも早いピッチで。その蹄音がライバルを飲み込んでいく。 道が閉ざされれば、すべてが終わる。刹那の判断が、運命を決める。 放たれた光の行く末は、誰も知る由もない──。 追い込みを得意とする馬はいつだって不自由だ、と思... norauma
「名馬」を語る ヤング・テイエムオペラオー - 後の絶対王者が過ごした雌伏の時 2025年4月17日 1999年3月28日、日曜日の昼下がり。牡馬クラシックの第一戦・皐月賞を目指す上で『東上最終便』とも呼ばれる4歳限定の重賞・毎日杯が、阪神競馬場において行われた。 毎日杯はクラシックのトライアルレースという位置付けではなく好走馬に優先出走権は与えられないものの、重賞のため、1,2着には獲得賞金が加算される。獲得賞金の順... 高橋薫
「名勝負」を語る 戸崎騎手、もう一頭の「ベリー・ベリー・ホース」エポカドーロ/3歳クラッシック初戴冠となった2018年皐月賞 2025年4月16日 SNS界隈を湧かせた「ベリー・ベリー・ホース」 最近は、深夜遅くまでテレビを見ることが少なくなった。ましてや、深夜遅くにテレビを見ながら爆笑することなど、ほぼ皆無だ。 2025年ドバイワールドカップデーの深夜2時。眠気が一気に吹き飛ぶシーンをテレビで見た。腹の底から声を出して笑い、そして無性にうれしくなった。戸崎騎手に... 夏目 伊知郎
インタビュー [インタビュー]馬の魅力を多くの人に伝えたい! サンケイスポーツ・三浦凪沙記者 - 『知れば知るほど楽しくなる!ウマに恋する競馬ガイド』 2025年4月14日 現在、好評発売中の書籍『知れば知るほど楽しくなる!ウマに恋する競馬ガイド』(小学館クリエイティブ)。競馬初心者が競馬を好きになるための入門書としても、競馬を既に知るファンが競馬をさらに知るためのガイドブックとしても人気を集め、発売約2週間で重版が決まった。著者は、サンケイスポーツ・三浦凪沙記者。父で横浜DeNAベイス... 緒方きしん
「名勝負」を語る 府中4コーナーから見届けた、シーキングザパールの凄まじい末脚 - 1997年ニュージーランドトロフィー 2025年4月11日 私と競馬友と、府中の4コーナー。 「気分転換に、メシでもいっとく?」 「そうしよっか!」 私と長年の競馬友は、そう言って東京競馬場のスタンド前を東に向かって歩き出すことが多い。向かう先は、だいたいメモリアルスタンドの地下フードコートだ。 吉野家、キャロットおざわ、よし野、ハロンボウなど選択肢が多いフロア。我々はめいめい... 稲庭うどん
競馬を学ぶ [血統研究]主要な種牡馬とGⅠ活躍馬の血統比較から、現代日本競馬における『アツい血統』を探る 2025年4月6日 『遺伝に着目した血統研究』と題し、X(旧Twitter)にて調査結果を公開しているK.Arakiです。第2回の今回は、JRAの平地GⅠレースにおいて、近年、結果をだしているアツい血統を、データから探っていこうと思います。 アツい血統を探るために、今回は以下の2つの血統表を比較することにしました。 ①主要な種牡馬66頭の... K.Araki
「名馬」を語る ジャックドール 桜舞台を駆け抜けた金色の春風 2025年4月5日 桜舞う仁川のコーナーを優駿が駆け抜ける、春一番の中距離G1、大阪杯。このレースで思い出に残る馬はと聞かれると、私はジャックドールを挙げる。 正直に告白すると、G1馬を贔屓しがちな私にとって、ジャックドールは贔屓馬というよりも強力なライバル枠の馬であった。G1馬の横から、彼はいつも一着をハイジャックしてゆく……言うなれば... 大守アロイ
「名勝負」を語る 栗毛の暴れん坊! オルフェーヴルが大人になった日/2013年・産經大阪杯 2025年4月4日 「春」は大阪杯から… 大阪杯は春の到来を告げるレースだ。 産經大阪杯の名称でGⅡの格付けだった時代から3月末週か4月の第1週に組まれ、遡れば1981年から、その時期に施行されている。阪神競馬場のバックストレッチが桜色に染まり、花曇りで薄水色の空の下を、錚々たるメンバーが駆け抜けるのが大阪杯。歴代の出馬表には、超一流のオ... 夏目 伊知郎
「名馬」を語る ジャスタウェイ - ドバイで末脚を爆発させた名馬。ジャスタウェイはジャスタウェイ以外の何ものでもない 2025年4月4日 Just a Way ~その道~ ジャスタウェイの馬名の意味を調べると、「その道」とある。英語の綴りでは「Just a Way」とのことで、これを生成AIに翻訳させると「一つの道」「一つの手段」と返ってくる。 私が、この「ジャスタウェイ」は人気漫画・アニメの「銀魂」に登場してくるキャラクター(?)と同名であることを知っ... ムラマシ