名種牡馬として活躍したボストンハーバーが、9日、老衰のため亡くなっていたことがわかった。27歳だった。

ボストンハーバーは現役時代はアメリカで競走生活を過ごし、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルなどを制覇。1996年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬に選出された。

日本に種牡馬として輸入されてからは、イクスキューズ(クイーンカップ)、ダイワバンディット(新潟2歳ステークス)、カフェボストニアン(福島2歳ステークス)らを輩出。
さらには母父としてクロコスミア(府中牝馬ステークス)、イベリス(アーリントンカップ、京都牝馬ステークス)、ラプタス(黒船賞、かきつばた記念)らが活躍している。今年もファインルージュがフェアリーステークスを制覇し、桜花賞の有力馬として注目されている。

ボストンハーバーは2016年の種付けシーズン終了後に種牡馬を引退。日本軽種馬協会静内種馬場で、功労馬としてけい養されていた。

ご冥福をお祈りいたします。

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