本題の前に、前回取り上げたエレディターレ号は2/12の東京2Rでデビュー戦を迎え、11着でした。最後はバテたのかも知れませんが先行はできましたし、ひと叩きされて変わってくるでしょうか。次に期待しましょう。 さて、もう2月も半ばになりましたが、年末年始の、というか主に年始の競馬関係の様々な話題から。現役ダービー馬ワグネリ...
ブログ・手記の記事一覧
いよいよ決戦の日の朝。碧雲牧場の長谷川慈明さんが空港まで車で迎えに来てくれて、同乗させてもらいノーザンホースパークに向かいました。実は長谷川さんと会うのは2、3年ぶり。相変わらずの明るい性格で、まるで昨日も会っていたような雰囲気に。僕たちが馬の話をし出すと止まりません。車中も今日のセリのことでもちきりです。気がつくと、...
熱狂と苦悩の中から、最終的にピックアップした5頭を以下に挙げておきます。あとから、「あの馬も良いと思っていたのに」と言い訳しないようにと、忘備録として自分のために残しておくつもりです。 20番 グリントオブライト(父ステイゴールド)8歳 受胎種牡馬 ナダル 販売希望価格700万円 価格など関係なしに買えるのであれば、こ...
前回コラムでも触れましたが、ギンザグリングラス産駒のエレディターレ号が中央競馬の美浦・小手川厩舎に入厩し、ゲート試験も合格。いよいよ、競走馬としての第一歩を踏み出すことになりました。 そして、京都サラブレッドクラブの会員向けHP情報によりますと、東京競馬の2月12日のD1,400m新馬戦を目標に調整していくとのことです...
いざ繁殖牝馬を買うとなると、僕にとっても初めての経験であり、繫殖牝馬を選ぶ基準が分かりません。血統の良い繫殖牝馬が良いのか、それとも馬体の良さを最優先するべきなのか、はたまたそれ以外に大事な要素があるのでしょうか。 下村獣医に聞いてみると、「繁殖牝馬を選ぶときに大切なポイントは、胸の深さとトモの実の入り、そして顔つきで...
ふと思い立ち、真冬の札幌競馬場に行ってみた。 札幌在住とはいえ、久しぶりの札幌競馬場。予報で最低気温-8.9℃と言っていたが、実際、朝は凍える寒さだった。今年の札幌は根雪になったのが遅かったが、降り積もりがドッと来て一気に街は白一色になっていた……。いつもの札幌の冬景色になった。 札幌競馬場の駐車場に車を止めてドアを開...
ノーザンファーム繫殖牝馬セールに行こう! とゴーサインが出たのは、碧雲牧場の長谷川滋明さんからの1本の電話でした。かつてお伺いの電話をしたときは、「その時々によって、馬房が空いているかどうか分からないので……」という慎重な返事でしたが、10月に入って話してみると、「1頭なら入れられそうです!」という前向きな答えをもらえ...
「ウマフリ」読者の皆様、今年もよろしくお願いいたします。 さて、唐突で申し訳ありませんが、クイズを出します。 「21世紀になってから、日本の中央競馬の牡馬クラシック競走で、ただ1頭、父が非ファラリス系の牡馬が優勝しています。その馬の名前を答えてください」 (ヒント:2002年の菊花賞馬) ……正解はヒシミラクルです。さ...
未勝利戦を勝ち切れなければ引退と単純に考えていたので、格上挑戦することは想定していませんでした。嬉しい誤算ではありますが、そのような方法があるのだと今さら知ったというのが正直なところです。そのとき、ちょうど送られてきたキャロットクラブの会報(10月号)の秋田博章氏の冒頭のあいさつにて、「慎重に見極める」というタイトルで...
もしサラブレッドオークションに出てきたらどうしても手に入れたい一口クラブの馬とは、サラブレッドクラブライオンのラフルオリータ(父ハーツクライ)とキャロットクラブのヴァンデスプワール(父モーリス)です。両者とも僕の出資馬であり、競走能力が高く、血統も筋が通っています。 簡単に説明しておくと、ラフルオリータの母リュシオルは...
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