「名勝負」を語る [Rewind the Race]優駿飛躍~2014年・盛岡JBC~ 2019年10月31日 JBC競走。 日本で唯一、1日に3レースものJpn1競走が行われる、地方競馬界の一大イベントである。 開催場が毎年違うため、その年によって違った顔を見せてくれる競走という点からも、お祭り感が満載の1日となる。 今回はそんなJBCの歴史から、個人的に思い入れ深い1日についてご紹介していく。 2014年JBC競走の舞台は岩... ウマフリライター
「名勝負」を語る [平成名勝負]名優と名馬、復活の競演~1999年天皇賞(秋)・スペシャルウィーク、ステイゴールド~ 2019年10月27日 1999年第120回天皇賞(秋)は語りつくせぬほど話題が多かった。 2冠馬セイウンスカイ、同期のダービー馬スペシャルウィークが秋緒戦の京都大賞典で大敗を喫しただけで、4番人気まで評価を落とすほどだった。 それもそのはず。 その京都大賞典を勝ったツルマルツヨシ、前年の天皇賞(春)の覇者メジロブライト、スペシャルウィークが... 勝木 淳
「名馬」を語る 「特別な週末」から「喜劇」、そして「祭り」へ〜名牝シーザリオが繋げた系譜〜 2019年10月26日 2018年12月28日。 例年以上の厳しい寒さを迎える中、私は中山競馬場にいた。その目的は競馬ファンなら言わずと知れたものだ。 2017年から2歳G1となった、ホープフルステークスである。 この時、単勝オッズで1.8倍という断トツ人気に推されたサートゥルナーリアが、4枠5番にゲートインを迎えようとしていた。 父は201... KOBA
「名勝負」を語る 競馬の愉悦の王道は、モルトの余韻のように ~2008年 天皇賞・秋に寄せて 2019年10月25日 あら、いらっしゃい。 今日は早いわね。 ……そうなの、早めに上がれるのはいいことよね。 どうぞどうぞ、ゆっくりしていってよ。 何にする? グレンリベット、ストレートね。めずらしいじゃない、初めからモルトにするの。 ……そうね、自分が好きなお酒を好きなように飲むのが、一番美味しい飲み方だと思うわ。 世にいろんなお酒はある... 大嵜 直人
「名馬」を語る ミホノブルボン 栗毛のサイボーグ 2019年10月19日 血筋や生まれが特別ではなくとも努力で栄光を掴みとる……という物語には、胸を打たれるものがあります。 人間の世界に限らず、競馬でも然り。 今回はそうした馬たちの中でも特に、努力によって道を切りひらいたと言われている、一頭の名馬をご紹介します。 その名は、ミホノブルボン。 日本競馬に燦然たる功績を残した栗毛の名馬です。 ※... ウマフリライター
「名勝負」を語る [平成名勝負]三冠馬の系譜 〜1994年菊花賞・ナリタブライアン~ 2019年10月17日 勝負ごとは、ときに人の世で曖昧になりがちな「勝ち」と「負け」を色鮮やかに切り分け、それだけに、危険な香りを放って人々を魅了する。そして、死屍累々と積み上げられた「敗者」の上に、燦然と輝く「勝者」というものが存在する──。 そして、ときにすべてのタイトルを独占するような「勝者」が現れる。 勝負の世界に独占禁止法は、ない。... 大嵜 直人
それぞれの競馬愛 テーマトーク [テーマトーク]私が競馬で泣いた時~感動の涙編~ 2019年10月14日 競馬にはドラマがあります。 時に笑い、時に悔しがり、時に怒り…… そして、時に涙する。 そんな風に感情が動かされるのも、真剣勝負だからこそ。 前回のテーマトーク「私が競馬で泣いた時〜悲しみの涙編〜」に引き続き、今回は「私が競馬で泣いた時〜感動の涙編〜」をお届けします。 過去の相棒に贈るG1制覇を見届けたとき。 競馬で泣... ウマフリライター
インタビュー [インタビュー]14年ぶり、高知に女性騎手誕生!濱尚美騎手インタビュー 2019年10月13日 2019年4月13日、3人の新人騎手が高知競馬にてデビューを果たした。 妹尾将充(せのおまさちか)騎手多田羅誠也(たたらせいや)騎手濱尚美(はまなおみ)騎手 今回、その3人のうちの1人である濱尚美騎手にお話を伺うことが出来た。地方競馬で女性騎手がデビューするのは5年ぶり。さらに、高知競馬では約14年ぶりの女性騎手誕生と... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 テーマトーク [テーマトーク]私が競馬で泣いた時~悲しみの涙編~ 2019年10月11日 競馬にはドラマがあります。 時に笑い、時に悔しがり、時に怒り…… そして、時に涙する。 そんな風に感情が動かされるのも、真剣勝負だからこそ。 今回のテーマトークは「私が競馬で泣いた時〜悲しみの涙編〜」として、4つのエピソードをご紹介していきます。 ドバイの地に散った名牝を想って。 とある昔──1993年1月5日の正月競... ウマフリライター
一口馬主 一口馬主クラブ徹底分析~社台サラブレッドクラブ編~ 2019年10月10日 競馬界は今、一口馬主ブームの真っ只中にあります。 2018年JRA馬主リーディングのベストテンでは7クラブがランクイン。 毎週、全国の競馬場のウイナーズサークルでは出資者の皆様の笑顔が溢れています。 一口馬主とは一頭の競走馬を複数名で分割出資する、金融ファンドのこと。 この制度であれば馬主資格を持っていない個人であって... 高橋楓