古馬になって才能開花! 持ち前の持続力で大波乱を演出 代表馬・テイエムプリキュア(05年阪神JF、09年日経新春杯、09年エリザベス女王杯2着)・トーセンスーリヤ(20年新潟大賞典、21年函館記念) デリケートアイス 米国で生産されたデリケートアイス。デリケートアイスは現役時ブラックアイドスーザンS(G2・ダート8.5...
コラム・エッセイ
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レースで度々目にする「番狂わせ」 「番狂わせ」は、スポーツの世界で度々起こるドラマだ。 広辞苑で「番狂わせ」を引くと、「①予想外の出来事で順番の狂うこと。 ②勝負事で予想外の結果が出ること」と記されている。 「番狂わせ」の言葉は、江戸時代から存在する言葉で、相撲の番付の下位力士が、上位力士に勝利することを指して「番狂わ...
ダンスインザムードが出てきたとき、私は彼女に兄ダンスインザダークの面影を重ねていた。性別も毛色も違う2頭。しかし、まとった雰囲気がすごく似ていると感じていた。 2頭の母はダンシングキイ。ダンスインザダークの前にはエアダブリンとダンスパートナーも出している名牝だ。兄や姉はいずれも後方から強烈な末脚を繰り出すイメージがある...
1990年代初頭。オグリキャップがもたらし、メジロマックイーン、トウカイテイオー、ビワハヤヒデ、ナリタブライアンらが襷を繋ぐ競馬ブームの裏で、日本馬による海外遠征の気運は落ち込んでいた。 それまで、ハクチカラの快挙以降、日本を代表する数々の名馬が新たな戦果を持ち帰らんと海を渡り、挑戦を繰り返していた。望むような成果は得...
21世紀が始まった2001年は日本競馬にとって大きな節目となる一年だった。 1990年代後半、日本調教馬で初めて凱旋門賞で2着に入ったエルコンドルパサーやグランプリ3連覇を果たしたグラスワンダーを筆頭に外国産馬が躍進。日本競馬の勢力図を塗り替える勢いであった。 「強い馬同士の闘いが見たい」あるいは「外国産馬が出ないで本...
オネエサンが初めて競馬を見たのは東京競馬場で、それもいちばん高い席からだった。 「先生」と呼ばれる人のエスコートのもと、特別な出入り口から入って、一番高いフロアまで連れられてきた。初めて見たのが1998年、エルコンドルパサーのNHKマイル。『コンドルは飛んでいく』、歌と同じ名前だと後から知った。 先生と知り合ったきっか...
乗馬クラブの紹介記事や、牧場の情報、最近知った馬の血統表などに触れていると、もう何年も名前を聞いていないような懐かしい馬の名前を目にしてびっくりすることがある。勿論そういう瞬間は、競馬に関するモノに触れていることで訪れる遭遇するのがほとんどだ。 しかし、競馬とは全然関係ない場面で思いもよらぬ名前を聞くこともある。その時...
近年は「牝馬の時代」と盛んにいわれ、牝馬が牡馬を負かすことは珍しいことではなくなった。だが、ダートでは少々事情が異なり、まだまだ牡馬優勢と言わざる得ない。牡馬混合のGI/JpnIで牝馬が勝利したのは僅か。今回は砂で大輪を咲かせたショウナンナデシコをご紹介したいと思う。 根をはり開花の時を待つ 2019年9月にデビューを...
2021年10月24日、私はダラダラとテレビの画面を観ていた。 「つまらないメンバーだな、今回のレースは」 そんなことを思いながら。これは、菊花賞でのことである。 ──その前に私のことを語ろう。この日を振り返る前に、語らなければならないことがある。私の、辛く苦しかった記憶のことだ。 『君さぁ、真面目すぎるんだよねぇ〜』...
1.「16年生まれ世代のマイル王者」アドマイヤマーズ。 「2016年生まれのマイル王者と言えば?」という問いを競馬ファンに投げかけたとき、多く返ってくる答えは「グランアレグリア」という名前かもしれない。安田記念・マイルチャンピオンシップ・ヴィクトリアマイルと3つの古馬芝マイルG1を完全制覇するなどG1を6勝。2年連続で...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]いざ、新時代へ! 復活を遂げたレガレイラが偉業を達成~2024年・有馬記念~
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[重賞回顧]ニュースター誕生! 見惚れるほどの圧勝劇~2024年・朝日杯フューチュリティステークス~
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~