「名馬」を語る モーニン - 洒脱さとユーモアを兼ね備え、一気に砂の王者への階段を駆け上っていった2016年冬を振り返る。 2022年1月25日 音楽が由来の馬名が、好きだ。 最近ではperfumeの曲名から次々に馬名を採用している馬主の方もいる。perfumeファンを自認するぼくは、「フューチャーポップ」や「ラブザワールド」などperfumeの曲名を名付けられた馬を応援し、さらには新曲が出るたびに「今度はどんな馬にこの曲名が名付けられるのだろう?」と想像を膨ら... 高橋薫
「名勝負」を語る [シルクロードS]スプリント路線の勢力図を一瞬で塗り替えた、一輪の花 - 1996年・フラワーパーク 2022年1月24日 古馬混合の短距離路線が本格的に整備されたのは、1984年のグレード制導入以降。それまでハンデ戦として行なわれていた安田記念がGIに格付けされ、マイルチャンピオンシップが新たに創設された。一方、さらに距離の短いスプリント路線が整備されるには、元号が平成に変わるのを待たなければならなかった。 それまでGⅡだったスプリンター... 齋藤 翔人
「名馬」を語る 英国競馬242年の歴史を変えた名牝スノーフォールがくれた希望 2022年1月23日 生きるとは死へ向かうこと。 死が訪れない生命はこの世にいない。長寿の象徴とされるカメも実際には1万年も生きるわけがなく、小型のカメで20~30年。大型のゾウガメでも100年を超える程度だという。 実家にナリタ君というカメがいた。成田にあるゴルフ場のグリーンをのんびり歩いていたところを父が見つけてきた。連れてきたっていい... 勝木 淳
それぞれの競馬愛 [グッズ]裁縫未経験者でも簡単!? 公式グッズ未発売の"推し"馬のぬいぐるみを手作りしてみた。 2022年1月18日 ウマフリ読者の皆さん、こんにちは。あでのいと申します。 突然ですが皆さんはこんなことを思ったりした経験はありませんか? 「あーあ、あの馬のぬいぐるみがあったらなあ」 と。 私はあります。というか競馬ファンの大部分が一度や二度……いや、三度や四度や五度や六度は思ったのではないでしょうか。 そうは言っても、無いものは無いの... あでのい
「名勝負」を語る [アメリカJCC]世界的良血馬が、血を遺す未来と引き換えに手にしたもの - 2003年・マグナーテン 2022年1月17日 アメリカジョッキークラブカップは、3月の中山記念、日経賞と共に、関東で行われる伝統の古馬中・長距離重賞の一つ。ここから、GⅠの大阪杯や天皇賞春、もしくは、香港のクイーンエリザベス2世カップへと繋がる、重要なステップレースとなっている。 過去の勝ち馬からも、メジロブライト、マツリダゴッホ、トーセンジョーダン、ルーラーシッ... 齋藤 翔人
「名馬」を語る なぜ、そんなにも懸命に走れたのか。クロノジェネシスと北村友一騎手の1,212日。 2022年1月16日 なぜ、そんなにも懸命に走れたのか。 2021年、有馬記念。最後の直線で必死に追い込んでくるクロノジェネシスの姿に、そんな問いが浮かんだ。 先に抜け出したエフフォーリアの走路をトレースするように、クロノジェネシスは上がっていった。鞍上のクリストフ・ルメール騎手を、逆に引っ張っていくかのように、全身を使ったストライドで脚を... 大嵜 直人
「名馬」を語る pick 今度こそ、何度でも。カレンブーケドール、どうか大輪の花を。 2022年1月15日 生きていると、歯がゆくて悔しい、報われない経験をすることがある。 あと一歩だった。もう少しだった。もっと認められたかった。 ──もう、いっそ諦めてしまおうか。 そうやって肩を落として、ふっとターフを見ると、決して諦めずに戦い続ける彼女の姿があった。 どんな馬場でも、どんな距離でも、絶対に掲示板を外さない、不屈の闘志。 ... 吉田 梓
コラム・エッセイ 中央競馬ニュースウマ娘 今も駆ける スター"ウマ娘"の血を引く者たち〜土曜の注目レース〜 2022年1月15日 巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。 実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。 そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持... 館山 速人
「名勝負」を語る [日経新春杯]"4歳三強"それぞれの意地とプライドが激突した名勝負を振り返る。 - 2011年・ルーラーシップ 2022年1月14日 年間の最初に行なわれるGⅡが日経新春杯。1ヶ月後に行なわれる京都記念とともに、春の中・長距離路線に向かう古馬たちにとっては、重要なステップレースとなっている。 ただ、別定戦の京都記念とは異なり、ハンデ戦の日経新春杯は例年、これから大舞台を目指す前走条件戦に出走していた馬の活躍が目立つ。世代別に見ると4歳馬が強く、過去1... 齋藤 翔人
一口馬主 [一口クラブ]底知れぬ温かさが魅力! 一口馬主デビューした競馬芸人の感じた"広尾TC愛"とは? 2022年1月13日 ウマフリ読者の皆さま、はじめまして。音楽クリエイター&競馬芸人のブルーノ・ユウキと申します。今回は、広尾サラブレッド倶楽部の魅力について、お話させていただきます。 競馬を始めて6年が経った2021年、私は晴れて一口馬主デビューを果たしました。入会したクラブは広尾サラブレッド倶楽部(以下、広尾TC)。いわゆる「広... ブルーノ・ユウキ