僕の気持ちを察したのか、スパツィアーレは今回も受胎しなかったようです。「治郎丸さん、すいません。またダメでした…」と慈さんは、自分が悪いわけではないのに、恐縮して電話をかけてきてくれました。むしろ4回もスパツィアーレを連れてスタリオンまで行ってくれて、無駄足に終わってしまい、こちらが申し訳ない気持ちです。受胎しないこと...
ニュース・ブログの記事一覧
長いことコラムをお休みしてしまい申し訳ありません。また5月いっぱいまでは休載させていただくのですが、近況報告を兼ねまして書きたいと思います。 クワイトファインおよび産駒たちの動きとしましては、それぞれ下記の通りです。 ・クワイエットエニフ(バトルクウ2022、幼名カカラ) 南関デビュー予定。順調にいけば夏頃入厩。 ・テ...
「無事に女の子が産まれたのですが、目の病気のようで、左目が見えません」 想定外の言葉に、僕は言葉を失いました。獣医にも診察してもったところ、小眼球症という病気で、眼球が普通よりも小さく、光に対する反射がないとのこと。涙は普通に出ているようですが、光が見えていない。左目が失明した状態です。そして何よりも僕たちにとって残酷...
一時は開花が心配されたものの、タイミングを計ったかのように満開となった阪神競馬場の桜。満開での桜花賞開催は8年ぶりで、開催当日に満開となるのは、記録が残る2011年以降では初めてのことだった。 ただ、レースに関しては混戦模様。上位人気馬の多くは2~4ヶ月ぶりの実戦で、近年トレンドになっている阪神ジュベナイルフィリーズか...
競馬実況中継の神様とも言うべき存在の杉本清アナウンサー。杉本アナウンサーの実況で個人的に強い印象が残っているレースの1つとして1991年の桜花賞がある。シスタートウショウが先頭でゴールした後に飛び出した「今年も汚れなき桜の女王の誕生です!」というセリフは、強烈なインパクトを残した。 一度の敗北も無く桜花賞を制するのがい...
今週末は土曜にニュージーランドTと阪神牝馬ステークス、日曜に桜花賞が開催。第1回福島開催の開幕週でもあります。注目のニュースをご紹介していきましょう。 牝馬クラシック第1戦!第84回桜花賞開催! クラシック戦線開幕を告げるこのレース。近年はアーモンドアイ、デアリングタクト、リバティアイランドなど牝馬三冠の達成馬が複数誕...
ウマフリ読者のみなさま、こんにちは。イーストスタッドのマネージャー佐古田直樹です。 4月に入り春の陽気が感じられる日も増えてきました。放牧地も新緑が芽吹いて微かに色付き始めたところです。種付けシーズンはいよいよピークに突入し、連日たくさんの牝馬が入場しています。久々に再会する生産牧場の方々と挨拶を交わし情報交換するのも...
僕は「週刊Gallop」に「超・馬券のヒント」というコラムを連載しています。ヒントになったり、ならなかったりしながら、かれこれ9年間にわたって続けてきました。単なる馬券予想ではなく、競馬の奥深さや物語を伝えられたらいいなと思い、毎週2000文字を書き連ねてきたのです。Gallop編集部から「連載は終わりにします」と言わ...
「春の中距離王決定戦」大阪杯。中距離のチャンピオンだったイクイノックスが引退し、ジャパンCや有馬記念で好走した馬たちも、前日のドバイターフとドバイシーマクラシックにこぞって参戦。これら2レースに比べると、少し手薄なメンバー構成となった感は否めない。 それでも5頭のGⅠウイナーが顔を揃え、出走16頭中、半数の8頭がGⅠで...
今週末は、土曜日にG3ダービー卿チャレンジトロフィー(中山)、日曜にG1大阪杯(阪神)が開催されます。さらにドバイではドバイワールドカップデーを迎え、盛り上がる週末になりそうです。注目のニュースをご紹介していきます。 今年でG1昇格8年目! 第68回大阪杯開催! 2017年にG1に昇格して8年目となる大阪杯。今年も豪華...
アーカイブ
カテゴリー
語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
-
[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
-
[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
-
[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
-
[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
-
[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
-
[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
-
[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~