2021年産駒達のJRA新馬戦も100レース以上が終了。早くも9月2週目の開催となりました。今回も世代全体のうち3割前後しか勝ち上がることができない狭き門を突破した2歳馬4頭を紹介していきたいと思います。 2023年09月09日(土) 阪神4R ダ1800 晴・良 11頭 メイショウキルギス 牡馬アジアエクスプレス×メ...
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繁殖牝馬は買っておしまい、ではありません。そのことは誰よりも僕が分かっているつもりです。昨年は繁殖牝馬セールからわずか1か月後に、慈さんからダートムーアが流産してしまったとの電話がかかってきました。ひとときも気が休まることはないのです。スパツィアーレもまず社台ファームから馬運車に乗って、碧雲牧場まで運ばれ、新しい環境に...
秋競馬の開幕を告げる紫苑Sが重賞に昇格したのは2016年のこと。ただ、秋華賞トライアルとはいえ、オープンでおこなわれていた頃は本番に結びつくことが少なかったレース。重賞昇格が発表された時点において、紫苑Sがそこからわずか7年で、さらにGⅡへ昇格すると予想した人は、果たしてどれほどいただろうか。 しかし、実際にこの201...
前回、前々回と競走馬のセカンドキャリアについて私見を述べましたが、ちょうどJRA3歳未勝利戦が終るタイミングですので、サラブレッドの経済的価値がどのように見積もられていくか、もう少し述べてみたいと思います。 JRAでの登録が抹消されると、(1)同じオーナーで地方移籍、(2)売却され地方移籍、(3)繁殖入り、(4)引退、...
後半は、雨に見舞われることも多かった2023年の札幌開催。中でも、キーンランドC当日の8レースは、発走が遅れるほどの雷と豪雨だった。また、芝では出走馬の多くが内ラチ沿い3、4頭分を開けて進むようなレースもあり、道悪の巧拙が明暗を分けることも少なくなかった。 ただ、かつて異常気象といわれた天候が年々当たり前になりつつある...
「よく落とせましたね」と皆に言われ、冷静になって考えてみると、たしかに種付け料300万円(当時)のルーラーシップを受胎したスパツィアーレを550万円(税込み)で落札できたのですから、良いお買い物だったと思います。なぜスパツィアーレは激しい競り合いにならなかったのでしょうか。 祖母に名牝ステラマドリッドがいる良血ですが、...
夏の風物詩とも言ってもよい、ローカルで開催される4つの2歳重賞。中でも、新潟2歳Sはひときわ異彩を放つレースである。 4レースの中で唯一のマイル戦。左回り。そして、長い直線コースを使う点は、いささか多くのGⅠがおこなわれる東京競馬場と似た条件。ただ、サウジアラビアロイヤルCやアルテミスSが創設されて以降、新潟2歳Sが多...
下見をさせてもらった白老ファームの馬たちが登場し、さすが110番のゴールデンドックエーは17歳にして1375万円の値をつけました。1頭でも取れたら回収できると考えるならば安い買い物なのかもしれません。ファナティックは2035万円、アルスフェルトは3300万円です。これぐらいの値がつくとは分かっていましたが、あまりに自分...
前回のコラムにいくつかご意見をいただきましたので、引き続きこのテーマで書きたいと思います。 一般的に、競馬にさほど詳しくない方々から見ると、「中央競馬=現役」で、それ以外は地方競馬であれ繁殖であれ「引退馬=保護すべき対象」と思われるかもしれません。 もちろん、それが誤った認識であることはこのサイトの読者の皆様なら...
毎年のように豪華メンバーが集結する「真夏の大一番」札幌記念。出走したGⅠウイナーの数だけでいえば2022年の5頭に及ばないものの、ダービー馬や国際GⅠ優勝馬。さらには、この距離のスペシャリストで、2走前に待望のGⅠ勝利を成し遂げた前年覇者が一堂に会し、最大で10連休となったお盆休みのフィナーレを飾るに相応しい一戦となっ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
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