大狩部牧場の代表となった下村獣医師ことシモジュウと電話している中、「宙に浮いてしまった馬がいて困っているのです」という話がポロっと出ました。最初は馬が宙に浮いているSF小説のようなシーンを想像しつつ、作家ガルシア・マルケスの「たとえば、象が空を飛んでいるといっても、ひとは信じてくれないだろう。しかし、四千二百五十七頭の...
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2024年から日本のダート競馬が大きく変わった。「全日本的なダート競走の体系整備」と題して行われた大規模改革により、新たに生まれた「3歳ダート三冠」という路線。その中で第2関門を担うとともに、中心となるのが東京ダービーである。 同レースの歴史は古く1955年に創設。その後64年に成立した南関東三冠競走の基幹レースに置か...
福ちゃんの件でバタバタしているうちに、もう1頭の繁殖牝馬スパツィアーレは腸閉塞と闘っていました。昨年のこの時期は腹痛を起こして転げまわり、1日でケロッと回復して事なきを得ましたが、今年はそうは行きませんでした。便が出なくなってしまい、獣医師に下剤を入れてもらったものの、なかなか良くならず、かなりの期間苦しむことに。食べ...
スポーツ、とりわけサッカーにおいて格下のクラブが格上のクラブに勝利する事を『ジャイアントキリング(giant-killing)』と呼んでいる。ジャイアントキリングの典型的な例として2022年の天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会が挙げられる。 Jリーグ2部(J2)のヴァンフォーレ甲府が格上のJリーグ1部(...
今年の安田記念は香港馬2頭が参戦! 2024年の安田記念には、2頭の香港馬が参戦する。挑戦を決めたのは、香港ダービー馬ヴォイッジバブルと、クイーンエリザベス2世カップ三連覇を果たした名馬・ロマンチックウォリアーの2頭。 近年、日本で香港の大レースの馬券を買えるようになり、日本の競馬ファンにとっては香港競馬の存在は以前に...
金沢競馬で行われる様々なレース。その中で個人的に好きなレースがJRA交流競走だ。JRA交流競走と言われると白山大賞典のようなオープン馬が中央の騎手と共に乗り込んでくるレースを思い浮かべるかもしれない。しかし、ここで言うJRA交流競走はそのようなハイレベルな競走ではなく、中央からの遠征馬は3歳未勝利や4歳以上1勝クラス。...
6月第1週となる今週は土曜に京都でG3鳴尾記念、日曜には安田記念が開催。新馬戦の開幕週でもありますね。注目のニュースをご紹介いたします。 6月開催第1週!第74回安田記念! 先週に続き2場開催となる今週の重賞はまずは土曜に鳴尾記念。阪神競馬場がリフレッシュ工事中のため今年は京都での開催となり予想の難しいG3競走ですが、...
例年、話題を集める輸入新種牡馬たち。今年も楽しみな種牡馬が輸入されています。今回は、ナダル・シスキン・ノーブルミッションと、3頭の輸入種牡馬を取り上げたいと思います。 なお、セリ市での落札価格は税込価格です。 ナダル 父:Blame 母:Ascending Angel血統登録された産駒数:98頭 2021年の新種牡馬ド...
2023年度の新種牡馬からは、芝の活躍馬だけではなくダートの活躍馬も多く登場しました。ブリックスアンドモルタルからは兵庫ジュニアグランプリを制したイーグルノワール、モーニンからは雲取賞を制したブルーサンらが送り出されています。 2024年から羽田盃や東京ダービーがJRA所属馬や他の地方競馬所属馬に開放されました。他にも...
2023年のJRA2歳馬リーディングはキズナが1位、エピファネイアが2位となった一方で新種牡馬スワーヴリチャードがモーリスやロードカナロアを抑えて3位となりました。この他にもブリックスアンドモルタルが9位、ニューイヤーズデイが10位に入るなど2023年に産駒がデビューした新種牡馬の活躍が目立ちます。 2024年に入って...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~