先週末に東京で開催された重賞は、いずれも創設から50年以上が経過している、歴史あるGⅡレース。日曜日に行なわれたアルゼンチン共和国杯の歴史を紐解くと、アドマイヤジュピタが勝利した2007年から、このレースの覇者が、後に続々とGIを勝利している。 例えば、2008年の勝ち馬スクリーンヒーローは、次走のジャパンCも連勝。そ...
ニュース・ブログの記事一覧
アメリカ競馬の祭典、ブリーダーズカップ。大きな特徴の一つとしてあげられるのが、毎年、持ち回り開催で行われる点である。2021年の開催地となったのは、デルマー競馬場。2日間で、14レースが行なわれた。 Photo by Breeders’ Cup Photo by Breeders’ Cup その2日目の第7レースに組ま...
僕は1年間だけアメリカに"競馬留学"をしていたことがある。競馬留学なんて言うと大げさに聞こえるかもしれないが、大学に留学するという名目の下、毎日のようにアメリカの競馬場に通い詰めていたということにすぎない。僕が本拠地にしていたのは、サンフランシスコ郊外にあるベイメドウ競馬場。レーシングプログラムにある限られた情報を元に...
巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。 実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。 そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持...
金沢競馬場JBCデーの最終レース、JBCクラシックは2100m戦で争われました。向こう正面奥のポケットからスタートしてコースを1周半回ります。日本テレビ杯からここを目指していたクリソベリルは重度の喘鳴症で引退してしまいましたが、交流G1級競走だけあって好メンバーが勢ぞろい。JBCクラシック3度の2着から今年こそ戴冠を狙...
京王杯2歳Sの前身である京成杯3歳Sが創設されたのが1965年の事である。当時は中山競馬場の芝1200mで行われていたが、1980年からは東京競馬場・芝1400mでの開催が定着した(2002年は東京競馬場改修のため、中山競馬場・芝1200mで開催)。朝日杯3歳S(現在の朝日杯フューチュリティS)や阪神3歳牝馬ステークス...
巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。 実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。 そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持...
牝馬限定重賞の中でも、屈指の出世レースとなっているアルテミスS。2021年が10回目とその歴史は浅いものの、これまでの出走馬から後のGI馬が7頭も誕生し、そのうちの3頭は、直近5年の勝ち馬。2020年に至っては、9着に敗れたユーバーレーベンもオークスを勝利した。 そんな出世レースに今年エントリーしたのは11頭で、単勝1...
JBCデーの2レース目はJBCスプリント。レディスクラシックより100m短い1400m戦に、牝馬2頭を含めた12頭が参戦しました。地方交流重賞で鎬を削ったメンバーが顔を揃える中、エアスピネルの回避により補欠一番手だったリュウノユキナの出走が叶いました。また、芝の高松宮記念勝馬モズスーパーフレアが昨年に続きこのレースに参...
今年も交流重賞の大一番、JBCデーがやってきました!昨年度より新設されたJBC2歳優駿も含めて、4レースの交流重賞が1日で開催されます。その開幕戦は、牝馬のナンバーワンを決めるJBCレディスクラシック。金沢競馬場1500m戦に12頭がエントリーしました。春の牝馬戦で強いレースを見せたマルシュロレーヌは週末の米・ブリーダ...
アーカイブ
カテゴリー
語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
-
[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
-
[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
-
[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
-
[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
-
[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
-
[重賞回顧]良血の外国産馬エトヴプレが一気の逃げ切りで後続を完封!~2024年・フィリーズレビュー~
-
[重賞回顧]ミルコ・マジック炸裂! 勝負所でまくりを決めたコスモキュランダが重賞初制覇~2024年・弥生賞ディープインパクト記念~