伝統の一戦、東京優駿。 数々の名勝負のうち、ゴール後の大歓声とコールで有名な年がある。それは、1990年のこと。新進気鋭の若手騎手2名が人気を集めていた。メジロライアンと横山典弘、ハクタイセイと武豊騎手。彼らを追う3番人気に支持されたのは、1971年デビューのベテラン中野栄治騎手騎手とアイネスフウジンだった──。 競馬...
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夏の2歳重賞第3弾、札幌2歳ステークス。かつては、ニシノフラワーやビワハイジ、ジャングルポケット、アドマイヤムーンなど、後のGI馬や年度代表馬を多数輩出する出世レースだった。 近年は、そこまでの大物が出ていなかったものの、2020年の勝ち馬ソダシは、阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞を連勝。5戦無敗でオークスに駒を進め...
巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。 実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。 そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持...
巷で話題になっているゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」。 実際の競走馬をモデルにしたこのゲーム。登場するウマ娘たちの中に現役で走っている馬をモチーフとしたキャラクターはいませんが、子供、孫あるいは親戚にあたる馬が現役で駆けている例はたくさんあります。 そういった競走馬を「ウマ娘 プリティーダービー」から競馬を持...
2015年の二冠馬ドゥラメンテが、急性大腸炎のため9歳という若さで亡くなった。馬名の由来は、イタリア語の音楽用語で「荒々しく」という意味だそう。その名のとおり、凄まじい活力、そして生命力が漲っているイメージがあっただけに、この若さでというのが、未だに信じられない競馬ファンは少なくないはずだ。 ここでは、ドゥラメンテをは...
佐賀競馬場1400m戦のサマーチャンピオン、文字通り夏の交流重賞として開催されます。今年はJRAから4頭、地元佐賀競馬から7頭が参戦し11頭立てでの開催になりました。ところが、先週末に新潟競馬場で騎乗していた丸山元気騎手に新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまった影響で、サクセスエナジー、ラプタス、イメルの3頭は急遽乗...
8月最後の週末。札幌競馬場ではサマースプリントシリーズのキーンランドカップが行われた。 夏競馬も佳境を迎え、各シリーズのポイント争いも気になるところながら、秋のG1へ向けての大事な前哨戦とも言えた。このキーンランドカップも約1か月後に迫ったスプリンターズステークスに向けて大事な一戦。 夏の終わりが見える北の大地で、短距...
実はもうひとつ、地方競馬の馬主申請書を提出する前にすべき仕事がありました。僕は今回、個人名義ではなく、会社名義で馬を走らせようと思っており、そのためには法人の定款(ていかん)を変更する必要があったのです。 定款とは、会社の基本情報や株数、株式総会などについて記載された書類です。その中に会社の活動目的が箇条書きになってい...
ウマフリ読者の皆様、お久しぶりです。障害騎手、石神深一です。先週は3戦して1勝2着1回という戦績でした。 まずは、障害未勝利戦で2着のイッツリットから。イッツリットは今回が障害転向2戦目になります。障害に転向してから連続2着と、頑張ってくれていますね。 正直なところ、練習では上手に飛越出来ない馬でしたので、障害初戦から...
穴馬激走の歴史がある、有馬記念。 平成初期には、多くの名勝負が繰り広げられた。そのなかでも記憶・記録に残ったであろう一戦が、1991年の有馬記念ではないだろうか。大本命メジロマックイーンに対抗したのが、14番人気のダイユウサク。珍しい道のりを歩んできた伏兵が、世紀の大波乱を巻き起こす。 競馬を愛する執筆者たちが、90年...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~