東京の芝2500mは、伝統のハンデ重賞である目黒記念・アルゼンチン共和国杯と、年にたった2レースしか行われない特殊な条件である。日本競馬を代表する大レース、日本ダービーやジャパンカップが行われる東京芝2400mと距離が100mしか違わないものの、この条件を得意とする種牡馬の産駒などは、2400mとは多少異なる。それは、...
- 競馬を学ぶ競走馬に会いに行く際、絶対に守ってほしい『牧場見学の9箇条』とは?2021年4月4日
- 「名勝負」を語るその葛藤に、用がある。 ~2001年 宝塚記念に寄せて2018年6月22日
- 「名馬」を語る君と感じた爽やかな風を想う〜私の青春、エアスピネル〜2022年12月31日
- 「名勝負」を語るきみがいない未来と、パンサラッサのこと - 2022年・天皇賞(秋)2022年11月2日
- 「名馬」を語る今度こそ、何度でも。カレンブーケドール、どうか大輪の花を。2022年1月15日
- 「名馬」を語るとにかく"逆をいく"馬。若駒時代の達観したゴールドシップの魅力を振り返る。2023年5月26日
- 「名馬」を語る馬産地・青森より、愛をこめて。 - 青森県出身の2歳女王・タムロチェリー2023年1月3日
- 「名勝負」を語る8万人以上の観衆が目撃した大脱出マジック〜2009年・安田記念〜2020年6月6日
コラム・エッセイ
1990年代後半は「マル外」と呼ばれる外国産馬たちが大活躍していた時代であった。ヒシアマゾン・ヒシアケボノ・タイキシャトル・シーキングザパール・エルコンドルパサーなど……ウマ娘のモデル馬として知られる馬たちもマル外の期待馬として日本競馬会を席捲していた。また、その活躍は日本国内にとどまらず、海外のレースにも及んだ。 シ...
JBCを勝つのはいつも中央競馬所属馬、地方競馬所属馬は勝負にならない。でもひょっとしたらひょっとして……。2005年名古屋競馬場で行われたJBCクラシックにおいて、地方競馬ファンの想いが結実しそうになった瞬間がありました。その直線は、映像越しに見ても場内が異様な空気につつまれていたことが伝わってきました。実際に現地で応...
長い競馬の歴史において『三強』と呼ばれる戦いは過去に何度もあり、名勝負を生んできた。 古くは1968年のクラシックを賑わせたアサカオー・マーチス・タケシバオー。 それぞれの馬の頭文字をとってTTGと呼ばれた、テンポイント・トウショウボーイ・グリーングラス。 そして2020年のジャパンカップも三冠馬3頭、アーモンドアイ・...
こんにちは。徳澤泰明です。毎回多くの好評・反響をいただいている当連載「家宝級競馬アイテムを探せ」も、おかげ様で10回目を迎えました。今回は、一口馬主編①に引き続き「一口馬主」に関連するグッズ・アイテムに注目し、貴重なもの、皆さんにとっての宝物をご紹介致します。それでは、見ていきましょう! ※他の記事と同じく、画像の無断...
2009年から2015年までの足掛け7年間は、種牡馬ステイゴールドのまさに「黄金時代」だったと言っても過言ではない。 平地障害のGⅠを7頭で19勝。宝塚、有馬の春秋グランプリ14戦9勝。凱旋門賞2着3回。2011年~2012年の牡馬三冠で6戦5勝2着1回。 そして2013年からの天皇賞(春)三連覇。 「愛さずにいられな...
栗色の馬体を煌めかせ、解き放たれたように先頭を走り続けたサイレンススズカ。1998年の天皇賞・秋、彼は私たちがもう二度と会えない場所へと旅立っていった。まだ5歳だった。サイレンススズカとともに戦ってきた馬たちは、のちに父となり、母となり、今日の競馬へと血脈を繋いでいった。彼にもそんなふうに生きていてほしかった。今もずっ...
天皇賞・秋。それは数々の名勝負と記憶をうみだしてきた、伝統の一戦でもある。 皇帝が悔し涙にくれ、芦毛の馬は走らないという定説を打ち砕いた2頭が熱戦を繰り広げ、復活を賭した白いシャドーロールが馬群に沈み、女帝が牡馬を一蹴し、音速の貴公子がスピードの向こう側へと駆け抜けていく──。 府中の2000mには魔物が住むとまで言わ...
スーパーホーネット。父ロドリゴデトリアーノ、母ユウサンポリッシュ。ガーベラパークスタッド生産、矢作芳人厩舎所属。 この馬は私にとって本当に思い入れが強い馬で、自分を競馬に誘ってくれた馬といっても過言ではありません。 今回は、そんなスーパーホーネットについての思い出を振り返っていきたいと思います。 2~3歳シーズン実はあ...
毎年恒例、年に一度の長期休暇を使っての一人旅。地方競馬場にて個人協賛レースを開催しています。馬と城とグルメ……私、プーオウの旅行記(2019年)です。 ①サンライズ瀬戸・出雲に乗る 2019年10月27日東京駅22時出発の寝台特急サンライズ瀬戸・出雲に乗って姫路へ。昔はたくさん走っていた寝台特急も、今ではこの一本。プレ...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~