人生には、大きな転機となる出会いがある。池江泰寿調教師と池添謙一騎手にとって、ドリームジャーニーとの出会いがまさにそれだったのではないだろうか。 池江泰寿調教師。1993年に浅見国一厩舎のもとで1年間修業をしたあと父の池江泰郎厩舎に移籍。ここで後にドリームジャーニーの父となるステイゴールドに調教助手として関わっている。...
- 「名勝負」を語る8万人以上の観衆が目撃した大脱出マジック〜2009年・安田記念〜2020年6月6日
- 「名勝負」を語るきみがいない未来と、パンサラッサのこと - 2022年・天皇賞(秋)2022年11月2日
- 「名馬」を語るとにかく"逆をいく"馬。若駒時代の達観したゴールドシップの魅力を振り返る。2023年5月26日
- 競馬を学ぶ競走馬に会いに行く際、絶対に守ってほしい『牧場見学の9箇条』とは?2021年4月4日
- 「名馬」を語る今度こそ、何度でも。カレンブーケドール、どうか大輪の花を。2022年1月15日
- 「名馬」を語る君と感じた爽やかな風を想う〜私の青春、エアスピネル〜2022年12月31日
- 「名勝負」を語るその葛藤に、用がある。 ~2001年 宝塚記念に寄せて2018年6月22日
- 「名馬」を語る馬産地・青森より、愛をこめて。 - 青森県出身の2歳女王・タムロチェリー2023年1月3日
コラム・エッセイ
人気コンテンツ『ウマ娘』の勢いがとまりません!毎日のように『ウマ娘』の話題を見かける日々。そんな『ウマ娘』の人気が"バクシン"的に上がる中「○○ちゃんに会いたい!」という声を、SNSなどで見かけることも増えました。 それと同時に「牧場見学ってどうすればいいのかな?」「どこに問い合わせればいいのかな?」と疑問点も多く見か...
「あれ、北村? 初GⅠ?」 私の心の声をなぞるように、隣にいたオッチャンが中山の大画面を茫然と見つめながらぼやくので、相槌を打ちたくなった。2019年の大阪杯のことだ。 「ですって、意外ですねえ」「そうかあ、北村、ついにやったかあ。よかったなあ。あれ、でもアルアインて、前は松山を勝たせたよなあ。おれもアルアインに乗せて...
GI、GII、GIII……これらは、そのレースに過去の出走馬、上位馬の格に応じて定められる。GIがGIであり続けるには、それ相応のメンバーが毎年出走する必要があり、場合によっては格下げされる可能性もある。 まだ競馬歴の浅いファンには驚きかもしれないが、春の中距離GI・大阪杯は長らく「産経大阪杯」と呼ばれるGII競走であ...
私がまだ幼い頃、はじめて自分から競馬メディアを探して見た動画は、サイレンススズカの特集動画だった。新馬戦の勝ちっぷり、弥生賞でのゲートくぐり、プリンシパルSの勝利で駒を進めたダービーでの敗戦を経て見た、神戸新聞杯。 直線で大きく突き放し、セーフティリードを広げる彼に魅了され始めていた私は「ああ、かっこいいなあスズカ」と...
それは、突如としてやってきた──。 昭和の終わりから平成にかけて吹き荒れた、芦毛ブームである。そのきっかけとなったのは、昭和62年の秋から翌年にかけて連勝街道を驀進した、二頭の芦毛のサラブレッドだった。 一頭目はタマモクロス。 ダートでくすぶっていた馬が、芝に再転向すると突如の快進撃をみせ、現・1勝クラスからの6連勝で...
燃え盛るような激しい気性と、類まれなるスピードを持った快速馬ナスルーラ。彼はそのスピードとアメリカ血統との相性の良さを武器に、アメリカ競馬の歴史を作る偉大な開拓者となった──。 そのナスルーラのスピードの部分を最も子孫たちに受け継いでいると言えるプリンスリーギフトの系統。高松宮記念で驚異的なレコードタイムを叩き出し、ス...
東日本大震災から10年の時が過ぎた。震災後に初めて行われたG1は、高松宮記念だった。僕はこのレースを、ひとり小倉競馬場で観戦していた。 あの日、ロッテ浦和球場で被災した僕は、野球観戦仲間を励まし支えあい、ロッテ浦和球場から三郷市のつくばエクスプレス三郷中央駅まで歩き詰めた。そして友人の対応に救われつつ、翌日未明に千葉県...
「オーホホホ!!!」高らかに笑う"キング"こと、キングヘイロー。 周りにはお嬢様と呼ばれる彼女はとても自信家ですが、負けず嫌いな彼女。 そんな負けず嫌いな彼女のモデル馬のキングヘイローはいったいどんな競走馬だったのか?史実を基に紐解いていきます。 ウマ娘キングヘイローの目標レース ジュニア級メイクデビューに出走 キング...
「ぼくは、帰ってきました」その一言に、涙が出たのを今でも思い出す。 衝撃が走った日 「……最大震度は7……特に東北地方の被害は甚大であり……付近の方々は津波の恐れがありますので厳重に注意して下さい……」 あの日、我々から「日常」を奪っていった最悪の日。2011年3月11日、東日本大震災。全国に多大な被害を負わせ、死者、...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~